扇状地ってどんなもの?

扇状地とは、河川が山から平地へ流れ出るところを頂点として、土砂などが扇を広げたように堆積してできた地形のことを言います。

山から平地へ出ると、川の勾配が急に小さくなり、土砂などを押し流す水の力が急減するため、上流から流れてきた土砂が堆積するためです。

大雨や集中豪雨の際には、勢いよく水と土砂が流れてくる扇状地の上にできた市街地は、洪水や土石流災害を受けやすいと言われています。

== 扇状地形成のイメージ ==
イメージ図(1) 矢印 イメージ図(2) 矢印 イメージ図(3) 矢印 イメージ図(4)
浸食の激しい急峻な山岳地帯を流れる川が山麓の平地に出るとき… その出口を中心に、はこばれてきた土砂が堆積する 洪水が発生する度に多量の土砂が堆積し… 土砂が扇形にどんどん広がっていく

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