日時: 2013年8月30日(金)10:00〜16:00
場所:六甲砂防事務所、渦ヶ森地区斜面対策工事(石屋川上流)など
主催:JICA 参加人数:4名
東ティモール国農水省森林局の森林警護官が、(独)国際協力機構(JICA)が行っている研修の一環として、六甲砂防事務所に来訪されました。
六甲山地での砂防事業についての説明の後、土石流実験、砂防えん堤や六甲山系グリーンベルト整備事業の現地を見学していただきました。
○住宅に近接する砂防えん堤
六甲山地の砂防事業の説明に対し て、研修員の方からは、「住宅から砂防えん堤までの距離は決まっていますか?」という質問がありました。砂防えん堤は土石流を効果的に防ぐ所に整備するため、距離は決まっていないことを説明し、その後、住宅に近接して整備した砂防えん堤を見ていただきました。
○「みんなの森づくり」について説明
現地では、特に「みんなの森づくり」に関心を持たれ、市民団体や企業の活動について質問がありました。どんぐりの植樹や下草刈りなどを主に行っていますが、団体ごとに活動内容が異なるため、取決めの範囲内で様々な活動をしていることを説明しました。