日時: 2013年10月15日(火)13:00〜16:30
場所:六甲砂防事務所、 焼ヶ原えん堤( 住吉川上流)など
主催:韓国訪問団 参加人数:6名
韓国ソウル市の防災担当者が研修の一環として、日本の防災の取り組みについて学び自国で活かすために、六甲砂防事務所を来訪されました。
六甲山地での砂防事業についての説明や土石流実験、現地では砂防えん堤を見学していただきました。
○砂防えん堤の整備について
六甲山地の砂防事業に対して、「砂防えん堤の整備の優先順位は、どの様に決めているのか?」という質問がありました。六甲砂防事務所では、渓流における砂防えん堤の整備状況や、病院や学校などの重要度の高い施設の有無などから、総合的に整備の順位を定めていることを説明しました。
また、土砂災害に対する啓発活動として、出前講座や防災訓練に参加していることを説明しました。
○ソウル市の土砂災害と災害対策について
その後、訪問団の方からソウル市で平成23年に起きた土砂災害と、その後の災害対策についての説明がありました。韓国での最近の土砂災害への取り組みについての話を聞き、意見交換を行いました。