今回は、活動地の近隣で活動されている他団体と一緒に予定しているヤマザクラの植樹に向けて、植樹可能と思われる場所やその周辺の植生調査を実施しました。そして、登山道沿いのアカマツの枯れ木やニセアカシアなど、植樹場所を確保するために伐採する木に目印を付けました。
また、ナラ枯れの被害木が活動地内でも発生しているとの情報も得ていたため、被害木の特定と被害状況の調査も実施しました。被害木は、活動地北側休憩所広場の活動地境界の外縁部に生育していたコナラで、周りの木々の葉がまだ緑色や紅葉なのに対して、鉄の黒錆びのような暗褐色の葉をつけて枯れており、見た目に通常の枯れ葉とは違う葉の色でした。
ナラ枯れの被害が拡大しないように祈りつつ、他の木々の状況にも注意していきたいと思います。
 登山道沿いのアカマツの枯れ木 |
 ナラ枯れの被害木 |
