平成23年10月4日(火)
今回で6回目となる森づくり講習会は「木の名前を覚えよう」がテーマです。木の特徴を講師に教わりながら、時には森の世話人の活動地を見学しながら、16団体28名の森の世話人が六甲山を半日歩きました。
最初は六甲山自然保護センターの見学です。六甲山の植物・動物の写真や標本があり、参加者は興味深く展示物を見ていました。床に貼られた六甲山全景の地図では自分たちの活動地を探す参加者の姿も見られました。
![]() 六甲山自然保護センターを見学 |
![]() 講師と合流後、青空の下、講習開始 |
六甲ケーブル山上駅(天覧台)に移動し、講師の「六甲山自然案内人の会」の方々と顔を合わせました。これより「木の名前を覚えよう」の講習開始です。さっそく天覧台の樹木を対象にした説明が始まりました。
1班4〜5名の少人数編成で講師の話を聞きながら登山道を歩きます。
「この木の名前の由来はね・・・」と覚えやすいエピソードを加えた説明や、葉をさわったり、においをかいだりと、五感で樹木の特徴を学ぶ、大変わかりやすい説明でした。
![]() 葉を手に取り、触りながらの解説 |
![]() わかりやすい説明に理解がすすみます |
講習の道中、新井組、大和ハウス工業、アシックス及びシニア自然大学の活動地を見学し、それぞれの団体から、参加者に好評だった事例や苦労話の紹介がありました。
トイレの対処やネザサの成長にてこずっているなどの苦労話には相槌も多く、苦労しているのは「自分たちだけではない」と実感したようです。また、自分たちの活動地の良さをあらためて認識した参加者もいました。
青空のもと、樹木の名前をしっかりと覚えることができたようで、ここで学んだ内容を忘れずに活動したいとの意気込みが聞かれました。
![]() 他団体の活動状況を興味深く聞く参加者 |
![]() 団体自身による活動地の紹介が行われました |