一般国道483号北近畿豊岡自動車道は、豊岡市を起点とし丹波市に至る延長73Kmの高規格幹線道路であり、兵庫県北部の但馬地域と丹波地域を直結し、さらには京阪神都市圏との連結を強化し、地域の活性化を支援する自動車専用道路です。
北近畿豊岡自動車道は、事業毎に整備を進めており、平成17年4月17日及び平成18年7月22日に春日和田山道路、平成24年11月24日に和田山八鹿道路、平成29年3月25日に八鹿日高道路、令和2年11月1日に日高豊岡南道路が暫定2車線で開通しました。
引き続き、豊岡道路、豊岡道路(U期)の整備を進めており、 豊岡道路は、令和6年秋の開通を目指して、整備を進めています。 他事業(兵庫県内)の開通見通しは、こちらをご覧ください。
緊急医療においては、搬送時間が重要です。
北近畿豊岡自動車道の整備によって、第3次医療機関である公立豊岡病院までの救急搬送時間が短縮されることで、30分圏域が拡大します。
【ドクターカー】
ドクターヘリは、有視界飛行のために夜間や各天候では出動できず、その補完としてドクターカーが運営されています。
【搬送時間と死亡率の関係】
緊急時(大量出血時等)では、搬送時間が60分になると、生存率は10%と極めて低く、30分以内(50%の生存率)の搬送が必要とされています。