 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
緑の山々を下り、海に向かってゆっくりと流れる円山川。岸には多くの生物のいのちを育むヨシ原が広がり、水量豊かな川面にはカヌーやボートの姿が。但馬の優しい自然に包まれて、人も生き物も、ゆっくり心なごむことができる。 |
 |
豊かな水量をたたえ、ゆったりと流れる円山川。但馬地域を代表する河川。(豊岡市) |
 |
|
 |
オオヨシキリやツバメなどの貴重な生物のすみかとなっているヨシ原。近畿最大級の規模を誇る。(豊岡市下鶴井) |
 |
|
 |
田畑の生物をエサとして生きるコウノトリや、きれいな川にしか棲まないオオサンショウウオとはじめ、但馬の素晴らしい自然は、たくさんの生き物を育んでいる。この豊かな自然をもっと素晴らしく、生き物が暮らしやすい場にすることは、みんなの願いだ。 |
 |
特別天然記念物のオオサンショウウオは、限られた地域にしか生息していない。 |
 |
 |
希少な昆虫として、県の天然記念物に指定されているウツギノヒメハナバチ群生地(朝来市山東町) |
|
|
 |
 |
 |
 |
特別天然記念物にも指定されている希少種コウノトリ。再び、コウノトリが但馬の空を自由に舞う日をめざして、昭和40年から「兵庫県立保護増殖センター」で人工増殖が続けられてきたが、ついにその努力が実を結び、平成17年9月「県立コウノトリの郷公園」から、コウノトリが大空へと旅立った。今では、あちこちから「コウノトリをうちの近くで見たよ」という便りが寄せられている。 |
 |
|
|
|
 |
但馬の環境の見どころは自然だけではない。ここには、日本を代表する温泉町、古い家並みを残した街道沿いの町など、文化の面でも素晴らしい環境が守られている。歴史の香り漂う、落ち着いた雰囲気が愛され、訪れる人は四季を通じて絶えることはない。 |
|
江戸時代の宿場町。路地に入ると今も古い家並みが残っている(新温泉町諸寄) |
|
桜の名所、竹田城。その姿は「虎臥城」とたたえられる。(朝来市和田山町) |
|
 |
 |
平安時代の書物に登場するという長い歴史を持つ城崎温泉。明治以降は、多くの文学者が訪れたことでも知られている。(豊岡市城崎町) |
|
|
 |
 |
但馬の人々は花が好き。家の周りにも小さな路地裏にも色とりどりの花を植え、四季を通じて町を美しくしている。但馬をもっと花で美しくしたいと、自治会や学校、会社、さまざまなグループがボランティア活動をしています。 |
 |
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|