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9月調査項目】

表1 調査実施内容

調査日

調査項目

調査内容

調査地点

H19.9.8〜28

シオマネキ類調査

分布調査

紀の川大橋〜紀の川大堰

タイワンヒライソモドキ移植地事後調査

生息状況調査

タイワンヒライソモドキ移植地

底質調査

大堰ミティゲーション効果調査

底生生物ブロック調査

大堰ミティゲーション施設

(1)シオマネキ類調査 ---------------------------------------

1.調査方法

シオマネキ類(シオマネキ、ハクセンシオマネキ)を目視観察し、雌雄別の個体数を記録した。

2.調査結果

シオマネキは578個体(雄:314個体、雌:264個体)が確認され、ハクセンシオマネキは2,647個体(雄:1,550個体、雌:1,097個体)が確認された。

 

(3)タイワンヒライソモドキ移植地事後調査 -------------------

1.調査方法

■生息状況調査

各移植地内において、2測線設置し、測線上に複数設置した50cm×50cmのコドラート(方形枠)の中のタイワンヒライソモドキを採集した。

 

2.調査結果

■生息状況調査

タイワンヒライソモドキは688個体(雄:340個体、雌:348個体(内、抱卵個体91個体))が確認された。

 

(4)大堰ミティゲーション効果調査 ---------------------------

1.調査方法

■底生生物ブロック調査

大堰ミティゲーション施設において、底質、地盤高、植生などをもとにブロックを設定し、ブロック毎に底生生物の出現種数を調査した。


2.調査結果

■底生生物ブロック調査

底生生物ブロック調査結果を表2に示す。確認種数は礫砂泥平坦地と捨石が25種と最も多く、ついで、 礫帯、転石の順に多く確認された。
  なお、今回ヌカルミクチキレガイの生息が新たに※※確認された。

※ヌカルミクチキレガイ(WWF Japan Science Report カテゴリー:危険)

1目盛り1mm)

※※過去9年間の同種調査との比較

表2 底生生物ブロック調査結果(大堰ミティゲーション調査)(9月)

7月 8月 9月 10月 2月


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