国土交通省 近畿地方整備局

和歌山河川国道事務所




2.底生動物
・表 注目種確認状況(底生動物)
No. 種名 選定基準(注1) 確認位置 写真
1 2 3 4 5 汽水域 湛水域 流水域
1 イシマキガイ   減少            
2 カノコガイ     希少          
3 カワグチツボ     危険          
4 ワカウラツボ     寸前   CR+EN      
5 シラギクガイ     危険          
6 マメタニシ NT              
7 ムシヤドリカワザンショウガイ     危険          
8 エドガワミズゴマツボ     危険   SI      
9 マルウズラタマキビガイ     危険          
10 タケノコカワニナ     寸前          
11 フトヘナタリガイ     危険          
12 アカニシ   減少 危険          
13 ヨコイトカケギリガイ     危険          
14 カキウラクチキレモドキ     危険          
15 モノアラガイ NT          
16 ミズコハクガイ VU              
17 ナガオカモノアラガイ NT              
18 ウネナシトマヤガイ     危険          
19 ユウシオガイ     危険          
20 ハザクラガイ     危険          
21 マゴコロガイ     寸前          
22 オキナガイ     危険          
23 ソトオリガイ     危険          
24 ヒガタスナホリムシ VU            
25 ミナミテナガエビ   減少        
26 ノコギリガザミ   減少            
27 マキトラノオガニ     希少          
28 オオヨコナガピンノ     危険          
29 シオマネキ NT 希少 危険        
30 ハクセンシオマネキ NT   危険        
31 トリウミアカイソモドキ     危険          
32 ウモレベンケイガニ     希少          
33 タイワンヒライソモドキ     希少        
34 モクズガニ   減傾        
35 ヒメケフサイソガニ     寸前        
36 オオユビアカベンケイガニ     希少          
37 オオヒライソガニ     希少        
38 キイロカワカゲロウ       D      
39 ミヤマサナエ       B NT      
40 ネアカヨシヤンマ       D        
41 アオヤンマ       D NT      
42 マルタンヤンマ       D        

(注1)選定基準
  1. レッドリスト 無脊椎動物編(環境庁,2000)
    VU(絶滅危惧2類):絶滅の危機が増大している種
    NT(準絶滅危惧):現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては、絶滅危惧に移行する可能性のある種
  2. 「日本の希少な野生水生生物に関するデータブック(水産庁編)」(社団法人日本水産資源保護協会,1998)
    希少(希少):存在基盤が脆弱な種・亜種
    減少(減少):明らかに減少しているもの
    減傾(減少傾向):長期的に見て減少しつつあるもの
  3. 「WWF Japan Science Report Vol.3」(財団法人世界自然保護基金日本委員会,1996)
    寸前(絶滅寸前):人為の影響の如何に関わらず、個体数が異常に減少し、放置すればやがて絶滅すると推定される種
    危険(危険):絶滅に向けて進行しているとみなされる種。今すぐ絶滅という危機に瀕することはないが、
           現状では確実に絶滅の方向へ向かっていると判断されるもの
    希少(希少):特定種に絶滅を危惧されることはないが、もともと個体数が非常に少ない種
  4. 「第2回緑の国勢調査(第2回自然環境保全基礎調査)」(環境庁,1978)
    B:分布域が国内若干の地域に限定されている種
    D:当該地域において絶滅の危機に瀕している種
  5. 「保全上重要なわかやまの自然-和歌山県レッドデータブック-」(2001)
    CR+EN(絶滅危惧2類):絶滅の危惧に瀕している種
    NT(準絶滅危惧):存続基盤が脆弱な種
    SI(学術的重要):現状においては絶滅の危険度は少ないが、学術的に価値に値する種




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