
黒潮がもたらす温暖な気候と豊かな自然に育まれた紀州。
農林水産業、地場産業が盛んで全国的に有名な特産物が数多くあります。
世界遺産をはじめとする歴史的資源も豊富で、海、山でのレジャーを含め、各地から観光客が訪れる地域です。
今後、新たな道路整備が進むことで、産業、経済の活力が高まります。
農林水産業、地場産業が盛んで全国的に有名な特産物が数多くあります。
世界遺産をはじめとする歴史的資源も豊富で、海、山でのレジャーを含め、各地から観光客が訪れる地域です。
今後、新たな道路整備が進むことで、産業、経済の活力が高まります。

和歌山県の道路改良率は42%で全国ワースト2位と低いが、一方で自動車の依存率は9割以上を占めています。
道路改良率

道路改良率とは・・・
道路改良率=改良済延長/実延長
(改良済延長)
車道幅員が5.5m以上で、道路構造令の規格に適合する道路の延長
(実延長)
道路総延長から、重用延長、未供用延長及び渡船延長を除いた延長である。
道路改良率=改良済延長/実延長
(改良済延長)
車道幅員が5.5m以上で、道路構造令の規格に適合する道路の延長
(実延長)
道路総延長から、重用延長、未供用延長及び渡船延長を除いた延長である。
旅客流動分担率

和歌山県の1世帯
あたりの自動車保有台数は
1.9台
(全国平均1.7台)

和歌山県の道路全体における、直轄国道の占める延長はわずか約2%(294.9km)であるが、
渋滞損失時間は1,909万人時間/年で県全体の約41%にのぼります。
和歌山県道路種別

和歌山県渋滞損失時間

定 義
道路渋滞による損失時間
基準となる旅行速度とb常時の旅行速度の差における人数あたりの時間の損失
道路渋滞における損失時間は、渋滞によって利用者が被っていた損失であり、
削減する効果として、交通の円滑化や交通事故の減少・沿道環境の向上なども期待できます。

和歌山県の道路交通における交通事故死傷者数は1,025人/10万人当で、全国12位の高さです。


府県間近接都市間、県内主要都市間の移動に時間がかかっています。




和歌山県には、さまざまな日本一があります。「果樹王国」といわれる 和歌山県ですが、果物以外でも日本一が存在します。
◆「製織機械・編組機械製造業」の出荷額が日本一です主に和歌山市・海南市を中心として「製織機械・編組機械製造業」の出荷額が約360億円あり、
全国シェアの約4割を占め、日本一を誇っています。
◆「ニット」の生産量が日本一です
昔から和歌山市・海南市を中心として、「ニット」の一大産地となっており、
丸編みニットの生産量は全国シェアの4割弱、横編みニットの生産量は全国シェアの約47%を占め、日本一を誇っています。
◆「家庭日用品」の出荷金額、販売額が日本一です
主に海南市では、「家庭日用品(主にキッチン、バス、トイレ等の水まわり商品)」の出荷金額が501億円(平成14年)、
販売額622億円(平成14年)と、全国シェア約80%を占め、日本一を誇っています。
古くから海南市では和雑貨の生産が盛んなところで、現在も伝統的なものから現代的な家庭日用品を生産、販売しています。
◆「串柿」の生産が日本一です
かつらぎ町四郷の「串柿」は、生産が全国シェアの約80%を占め、日本一を誇っています。
和歌山県は「かき」の収穫量がダントツの日本一となっていますが、その柿を串柿に加工して時には保存食として、
また正月のお鏡飾りに使う縁起ものとして今も人々に親しまれています。

串柿

へら竿
◆「へら竿」の生産が日本一です

蚊取り線香
◆「箸袋」の生産が日本一です
橋本市は、手作りの「へら竿」の生産が全国シェアの約90%以上を占め、日本一を誇っています。
へら竿は、穂先に真竹、それに高野竹、矢竹の三種類の原竹を使い、全ての工程を手作業で行っています。
また、へら竿は県の伝統工芸品の第一号にも指定され、太公望たちの憧れの竿となっています。

蚊取り線香
かつらぎ町はファミリーレストランや料亭等でよく目にする「箸袋」の生産が全国シェアの約40%を占め、
日本一を誇っています。
◆「蚊取り線香」の生産が日本一です
「蚊取り線香」は、有田市出身の上山英一郎氏により、1890年に「棒状蚊取り線香」が発売され、
1895年に英一郎氏の妻ゆき氏が「渦巻き蚊取り線香」を開発し、1902年に販売されており、その生産は日本一を誇っています。
