世界遺産を見に行こう! 和歌山河川国道事務所
和歌山わいわいサイト
リンク集 新着情報
事務所の紹介 道路事業 河川事業 楽しむ 知る・歴史 和歌山人 Kids
 
ホーム > 記者発表 > プレス発表資料 20040603 「国道42号 和歌山県海南市冷水(冷水跨線橋)のトレーラー横転事故」の仮復旧工事について


平成16年6月3日

「国道42号 和歌山県海南市冷水(冷水跨線橋)のトレーラー横転事故」の仮復旧工事について


近畿地方整備局
資料配布
配布日時 平成16年6月3日
0時15分

件名 「国道42号 和歌山県海南市冷水(冷水跨線橋)のトレーラー横転事故」の仮復旧工事について

概要  6月2日午前7時頃、国道42号冷水跨線橋で発生したトレーラー横転事故に伴う仮復旧工事について、3日午前0時時点での、状況をお知らせします。

取り扱い テレビ・ラジオ:────────
新聞:────────

配布場所 近畿建設記者クラブ
大手前記者クラブ
和歌山県政記者クラブ

同時配布:────────

問い合わせ先
国土交通省 近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所
 副 所 長  浜野 利彦 TEL073-424-2471(内線205)



  [交通規制状況・予定] [復旧作業状況・予定]
○6月2日 22時頃 ・全面通行止め
 (藤城南交差点〜小南交差点間)
・JR作業
 (列車撤去〜移動)
  〜移動)
○6月2日 23時頃 ・全面通行止め
 (藤城南交差点〜小南交差点間)
・国土交通省作業
 (橋梁破損部撤去)
○6月3日 3時頃 ・片側交互通行
 (冷水跨線橋付近)
・JR作業…終了
・国土交通省作業
 (仮設ガードレール設置完了)
○6月2日 5時頃 ・片側交互通行
 (冷水跨線橋付近)
・国土交通省作業
 (仮設ガードレール設置完了)
○6月2日 9時頃 ・片側交互通行
 (冷水跨線橋付近)
・国土交通省作業
 (暫定2車線確保用ガードレール設置開始)
暫定2車線確保用ガードレールを設置完了し、安全確認の後、2車線車線通行に移行する予定です。
冷水跨線橋付近は、上記作業が完了するまで片側交互通行が必要です。
しばらくの間、42号線海南市〜吉備町間および周辺道路は厳しい渋滞が予想されますので、平行する海南湯浅道路ほかの迂回ルートの利用を検討してください。
安全な通行の確保に向けて全力を挙げておりますので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。



「国道42号 和歌山県海南市冷水(冷水跨線橋)で発生したトレーラー横転事故」に関するガードレール等の効果について
1. ガードレール等の機能について
  • 防護柵(ガードレール)は、進行方向を誤った車両の路外逸脱の防止、乗員傷害の最小限化、車両の進行方向復元などにより交通事故の防止を図るための重要な施設です。
  • 落下物防止柵※)とは、道路からの落下物による危険を防止するために設置されるフェンス等を指します。
(※:一般的には、危険防止柵や、投棄防止柵とも呼ばれているものです。 「防護柵」がいわゆるガードレールを含む車両を対象とした構造物の総称であるため、これと区別するため、ここでは「落下物防止柵」と呼びます。)
2.ガードレール等の強度等について
  • 事故現場のガードレールが想定している衝撃等は次のようなものです。
対象物の質量(重量) 25,000kg (25トン)
対象物の速度 時速 45km (秒速 12.5m)
入射角(衝突角度) 15度(柵との平行線を基準にした衝突物体の方向との角度)
⇒ エネルギーは、約130kJ(キロジュール)です
  • 落下物防止柵には次のような衝撃を想定して設計されているものがあります。
対象物の質量(重量) 300kg (0.3トン)
対象物の速度 時速 60km (秒速 16.7m)
入射角(衝突角度) 15度
⇒ エネルギーは、約 2.8kJ(キロジュール)です
(この値は、ガードレールの約2%(1/46)相当)
3.事後現場の状況(速報のため、変更があり得ます)
  • 事故現場では、トレーラー横転事故によりガードレールが完全に折損してしまっていますが、折損のしていく過程で、衝突のエネルギーを吸収し、路外逸脱、すなわち、現場での橋梁からの落下という事態が回避されたことから、その機能を発揮したものと考えられます。
  • 一方、ガードレールの状況から、想定を上回るような衝撃が加わったものと考えられますので、落下物防止柵では今回のような車両の衝突にともなう積載物(数百kgと見られる丸太、約30本)の落下の衝撃を受け止めることは難しかったと考られます。
4.今後の落下物による事故防止について
  • 和歌山河川国道事務所では、今回の事故を踏まえて、特殊車両通行許可制度の一層の厳格な運用を行っていくとともに、関係機関と共に落下物による重大な事故防止について検討を進めて参ります。
  • 落下物による事故防止について、今後ともドライバーや事業者の皆様、関係者の皆様のご理解とご協力をお願いします。
 平成16年6月2日 8時50分頃
国土交通省 和歌山河川国道事務所 撮影

クリックで別ウィンドウにて拡大します


記者発表資料

書類
仮設ガードレール設置(6月3日 3時〜5時) PDF書類
(8KB)


| TOP |

このホームページについて 
国土交通省近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所