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平成13年5月7日

地元和歌山市の小学生がカニの
”引っ越し”のお手伝い



件名 地元和歌山市の小学生が
カニの”引っ越し”のお手伝い

−紀の川大堰における汽水域生物の保全対策について−

実施日時: 平成13年5月10日(木)14:00〜15:00
(雨天の場合:5月11日)
実施場所: 紀の川下流部(和歌山市六十谷地先)

概要  国土交通省和歌山工事事務所では、紀の川大堰建設による汽水域の保全対策の一環として、干潟レットデータブックにおいて希少種に指定されているタイワンヒライソモドキ(イワガニ科)の移植作業を実施します。
 今回、この移植作業を地元和歌山市の宮北小学校の5年・6年生がお手伝いしていただくこととなりました。

取り扱い テレビ・ラジオ:────────
新聞:────────

同時配布 近畿建設記者クラブ
大手前記者クラブ
和歌山県政記者クラブ
和歌山県地方新聞記者クラブ
和歌山県政放送記者クラブ

神戸海運記者クラブ、神戸民放記者クラブ、みなと記者クラブ所属で資料が必要な方は、近畿地方整備局記者クラブ清水(06-6942-1141内線2811)に問い合わせ願います。

問い合わせ先
国土交通省 近畿地方整備局 和歌山工事事務所

事業対策官  竹田 光一(内線301)
調査第一課長  和佐 喜平(内線351)
電話:073-424-2471




地元和歌山市の小学生がタイワンヒライソモドキ
(希少種のカニ)の"引っ越し"のお手伝い
−紀の川大堰における汽水域生物の保全対策について−


 国土交通省和歌山工事事務所では、紀の川大堰建設による汽水域生物の保全対策の一環として、タイワンヒライソモドキ(カニの一種で干潟レッドデータブック※)で希少種に指定、平成10年度に紀の川汽水域において確認)の移植作業を平成10年度秋より学識経験者の指導を受けながら実施しています。そして、今年度も引き続き、図−1に示す生息地からの移植を行います。

 この移植作業を地元和歌山市の宮北小学校の小学生にお手伝いしていただくことになりました。このようなカニの移植体験を通して、紀の川に貴重な自然環境が存在していることや、それらの自然環境を保全していくことの大切さを理解していただきたいと考えています。

 これまで移植した、移植後の追跡調査では、移植地において繁殖活動が行われていることが確認されています。この移植作業については、概ねこれまでの移植作業が完了したことから、今回の移植作業を最後に、平成14年度紀の川大堰暫定運用を目指し、護岸工事に着手する予定であります。
※)「日本における干潟海岸とそこに生息する底生生物の現状」
(干潟レッドデータブック)
(世界自然保護基金日本委員会、1996年)

5月10日(木)
移植時間  14:00〜15:30
宮北小学校  5年生(43名)
6年生(36名)
場所  紀の川下流部(和歌山市六十谷地先付近)

生息地
図−1 タイワンヒライソモドキ生息地と移植地



タイワンヒライソモドキ


ヒライソモドキ
Ptychognathus ishii
イワガニ科
ヒライソモドキ属
どんなかたちをしているの?
 甲長8.0mm、甲幅9.8mmくらいの小型のカニで、甲の上面は完全に平らで、オスのはさみの根本には長い毛のふさがあります。

どんな生活をしているの?
  • 生息場所
    河口域の潮間帯(ちょうかんたい;潮の干満の影響を受ける海岸や河岸)のレキ(20〜30cmの石)の下に生息しています。
  • 食べ物
    主にヨシの砕片などを食べることが現地調査から分かっています。
  • 繁殖
    卵を持つメスは6月、7月から10月、11月にみられ、8月から9月に最も多い。

紀の川における生息状況は?
 大部分が紀の川大堰より上流、新六ヶ井堰(しんろっかいぜき)までの狭いエリアに生息しています。また、ごく一部はやや下流側にも生息しています。

おもな生息地



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