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紀の川流域委員会NEWS!

第8回
紀の川流域委員会
H14.4.25
議事骨子


● 第8回紀の川流域委員会 議事骨子

第8回紀の川流域委員会 議事骨子

委員長 中川博次

第8回紀の川流域委員会は4月25日(木)ビック愛において全委員23名中21名の出席のもと実施された。
 
1.紀の川河川整備計画について(目標流量の検討)
   河川管理者から紀の川河川整備計画について(目標流量の検討)説明があった。
   主な内容は次のとおり
 
  • 洪水の流出現象について
  • 紀の川の土地利用について
  • 土地利用が変化した場合の流出量の違いについて
  • 委員から提案のあった雨の降り方の追加検討について
  • 大滝ダムによる洪水調節
  • 流下能力から見た紀の川の弱点
  • 洪水氾濫現象から見た紀の川の弱点
   委員会で議論された主な意見は次のとおり。
 
  • モデルの再現を実績ハイドログラフと照らし合わせて示せば、整合性を検証できるのではないか。
  • 植林と自然林では保水力が違うので一般的な山ではなく、紀の川での検証をしてほしい。
    ⇒樹種の違いによる流出の違いを示すのは難しいと思う。
    ⇒森林の状況や土地利用分布なども入れたモデルを使って計算することは可能だが、流出現象としてみるにはそれぞれの場所(基準地点)でハイドログラフが説明できているかが重要である。
  • 森林の効果を議論するのであれば古いデータ、たとえばGHQが撮影した航空写真データも活用すべきではないか。
  • 時系列的な航空写真資料で確認しておく必要がある。
  • 浸水予想図は、流出解析結果のピーク流量による浸水状況なのか?
    →上流域等での氾濫などにより、船戸地点のピーク流量は低減しているのでこの数字ではない。
  • 研究者グループから「第7回流域委員会で示された河川整備計画案(目標流量)と、以前、行政文書の開示請求を行った工事実施基本計画(長期計画)策定に係る資料との数値の整合が全くとれていない。」と指摘されている。
    →以前提示したものは、実現象を氾濫がないものと仮定して当時の各洪水の個々の状況を再現したものである。さらに基本高水の計算では、降雨制限方式を採用している。
    一方、今回の「河川整備計画案(目標流量)」では、降雨制限方式を採用せず、近年の洪水により検証した河道状況や流域状況を考慮した上で、地盤の湿潤条件を同じにして計算している。
    よって計算値が異なる。
  • 床上浸水と床下浸水の区分の基準について。基準によっては、低地部分における床高等に対して建築指導などの新しい都市計画上のアイディアがでてくる可能性がある。
    →浸水深45cmで区分している。
  • 今年も、4.5億円の紀伊丹生川ダム関連事業費が認められており、また、整備計画でダムの位置付けがされていないのに、6月にダム見直し案が提示されるのは問題である。
  • 勉強会
    整備計画を議論するうえで、工実の取扱について、一部議論がかみ合っていないところも見受けられるようなので、河川管理者側と委員会が共通の認識に達するよう、委員の勉強会を開催して議論していただくことを提案する。運営方法等については、次回私(委員長)から提案する。(委員会で了解される)
  • その他
    流域の安全を考えていくためには適切なデータが重要である。
    現在の改修は下流から行われているが、それを覆して行うものなのか。
      ⇒今まで通り下流から行っていくと、沿川の整備状況に不公平が生ずる。いつまでたっても治水安全度が上がらないところがでてくる。最低レベルの公平を守るために、流域全体の治水安全度を上げていくことが大切である。
 
2.次回の開催内容について
   次回の開催内容は次のとおり
 
  • 勉強会の運営方法等について提案する。
  • 目標流量の設定について議論する。
  • 河川整備対策メニューを提示し、議論する。
  • 開催時期は5月末から6月上旬頃を目途とする。
  • 開催場所は和歌山市内とする。
 
3.一般傍聴者からの意見
 
  • どのようなデータを基にして流量を算出したのかわかる資料をすべて提供して欲しい。
  • ダムの効果の説明だけではなく、失われるものについても説明して欲しい。
  • 紀伊丹生川ダムの環境調査の資料を原文で公開して欲しい。また、環境の議論に入る前に専門家の委員に資料を提供し、研究しておいていただきたい。
  • 勉強会に一般市民を閉め出さないで欲しい。
  • 一般からの意見要望の答えはどのような形でもらえるのか。
    →流域委員会の規約に基づき対応している。運営細則に基づいて、委員会への一般からの意見や要望、資料は委員に配布しホームページにも掲載している。
    質問に対する回答等については委員会で必要と認められれば用意させて頂く。
    一般からの資料要請については、情報公開法が設定されたため、行政文書の開示請求の手続き(窓口:近畿地方整備局(大阪))をとっていただきたい。(庶務)
  • 淀川水系流域委員会は、もっと民主的に運営されており、庶務も民間で行っている。紀の川流域委員会も運営のやり方を考えていただきたい。
    ⇒淀川水系流域委員会では傍聴者の意見はあくまでも聞きっぱなしである。また、正式に意見募集をして、委員が一度きちんと聴いておこうと思ったものだけをピックアップして、別の機会を設けて聞いている。
    民間に委託しているため委託経費がかかっている。
  • 紀伊丹生川ダム建設を考える会からの申し出書について、高津先生からの基本高水流量の疑問点に対して、答えて欲しい。そのときのデータと計算方法を教えて欲しい。淀川水系流域委員会のように民主的な委員会にして欲しい。漁協関係者を委員会に含めて欲しい。「Duet」はダム建設前提にかかれているため、「紀の川流域委員会ニュース」だけでよい。
 
4.その他
 
  • 委員会に寄せられた質問等については、改正河川法の趣旨から、明らかにしたうえで、住民と河川管理者が同じ土俵に立って議論する必要がある。
    闇雲に何でも流域委員会に持ち込むものではない。河川整備計画を策定するうえで議論を行わなければならないものを審議するのが、この流域委員会と考える。
 
⇒:委員どうしによる議論等
→:河川管理者回答
※この議事骨子は、委員会終了後に速やかに審議内容が公開できる様に取りまとめたものです。従って、今後議事の詳録を作成する上において、修正等が加わることがありますが、その際は、ホームページ上で修正箇所等を明らかにした上で再掲載を行いますのでご了承下さい。


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