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第8回
紀の川流域委員会
H14.4.25
参考資料-2


● 委員からの提案書

NO. 委員名 提案等 備考
1 岩畑正行 「紀ノ川流域委員会」庶務 和佐 喜平 様
流域委員会日程に関する提案書
 先日、電話にて第8回委員会開催予定日をお聞きしました。各委員の調整が難航しており現段階では、4月25日を予定しているとの返事を頂いた訳ですが。
 昨年の6月7日に第1回「紀ノ川流域委員会」が開催され12月20日をもって6回の委員会が順調にすべり出し、第6回委員会において、中川委員長から整備計画作成フローが提示され、これから実質的な審議に入ろうとする矢先、お正月を挟んだとはいえ日程が巧く組まれない現状を危惧して私なりに考えたことを提案させて頂きます。
 先ず、4月25日だとすれば前回が3月2日、その前は12月20日でした。これは2ヶ月に1回と言うことになります。前回の時は年度末による事務処理、今回は各委員が多忙であると言う理由を聞かされた訳ですが。
 庶務方に言及します。「紀ノ川流域委員会」は新河川法に基づき開催されている。また、運営規約に一ヶ月に1回を目処に開催することになっている。この委員会は国土省の直轄であり諮問機関ではないということを認識して頂きたい。さすれば、組織においても個人においても多忙であるという発想などどこからも出てこないはずである。決めたことを必ず実行するのが旧建設省の最も自慢してきたことではなかったか、その伝統を受け継いできた国土省であるはずだ。
 何度も警告している、欠席の多い委員については、速やかに忠告するのが庶務の勤めである。それが出来なければ、小泉首相の口癖、「民間で出来ることは民間で」。私は国が出来ないことは民間でやれば良いと思うのだが。
 具体的には、各委員の都合による調整日を庶務が速やかに決めて出来るだけ早く通達する。出席が出来ない度重なる委員については、速やかに辞退して頂くのが最も民主的な方法である。補欠選挙ではないが、直ぐ代理の委員を採用すれば良いだけのことである。私の知る範囲においても、他の委員会を兼務、委員の再任を望んでいる各委員の方が多く見受けられる。従って、辞退などということにはならないはずであり、庶務の才量と度量をもってすれば巧く日程調整が出来るものと確信します。
 日程調整が難航するもうひとつの理由に、庶務自体が日曜日の日程を外していることにあるように思われる。私達市民の立場からすれば、日曜日、もしくは土曜日の開催が一番好ましい日程である。いつも私が提案している祭日の開催である。
 現状において、日程の確定通達がなされていないのであれば、一度祭日の開催を再度打診するのも良い方法であると考えます。
 規約に基づき速やかに開催日を決定する。また、祭日を開催日に多く取り入れる。
 以上が日程に関する提案書です。考慮再考されることをお願いします。
  岩畑正行           Wind TWA
 
2 小川和子 「紀ノ川流域委員会」庶務 和佐 様
 紀ノ川流域委員会の準備ご苦労様です。
 第7回の議事録を読ませていただきましたが、私の質問書の解答について理解出来ない部分が有り、それは今回届いた「一般からの意見、要望」のなかで、大阪府立大学の高津さんからのメールにも書かれてある部分でもあります。次回の委員会において、高津さんのメールを基に再度、質問をさせて頂きたいと思います。
 もう一点は、「紀伊丹生川ダム建設を考える会」から多数の申し入れ書を送らせてもらいましたが、その回答について委員会に諮って頂きたく、私からもお願いしたいと思いますの。
 以上この2点についてよろしくとりはかってください。
                      小川和子
 
3 岩畑正行 和佐 喜平 様
 明日の第8回「紀ノ川流域委員会」の日時を見ましたが、前回の案内と記述が違っています。14時から17時になっていましたが今回頂いた案内では16時30分になっています。これは印刷の間違いだと思われますが。
 それでなくても、審議時間がいつも足りなく時間が延長になり、傍聴時間が確保出来ていません。また、岩橋弁護士から時間をいつも催促されます。
 また、特定の委員による時間変更であるならば、委員会の性質上そのようなことは有ってはならないことです。
 以上から、審議時間は前の17時に戻して頂きたい。
 よろしく取り計らいお願い致します。    岩畑正行
 
4 岩畑正行 「紀ノ川流域委員会」 和佐 喜平 様
  今年度の「紀伊丹生川ダム」事業費についての質問
 昨年12月20日に財務原案で内示された紀伊丹生川ダムに対する予算計上額4億5千万が、4月8日に正式に実施調査費として計上されました。また、昨年6月に発表された計画見直しの結果は、今年6月にも発表されるとの新聞記事が掲載されています。
 前回から「紀ノ川流域委員会」で審議されている方向性から、この委員会における位置付けは中期計画の河川整備を目指すということにより進められているという認識をすくなくとも私は持っております。具体的には、20年ないしは30年の間で出来る、実現可能な河川整備を目指すということであると思われます。さらに具体化して言えば、昭和49年の河川整備計画の見直しを示唆することでもあると考えます。3年前のダム審議委員会の答申は一旦棚に上げて言及しないとの見解を水野調査官から聞き及んでいます。これは、ダム計画を論議しないという善意な解釈とも受け止められ、事実そのように理解しています。それとも、新たにこれからダム計画を進めるということは、約30年前の計画を今日まで引きずり多大な社会問題を投掛けてきたことの焼き写しをこれからも実施することであり甚だ時代錯誤の計画であるといえます。昨年の春、新規ダム計画は行わないとの国土省の発表の真偽が問われます。
 私の見解では、「紀ノ川流域委員会」会期中は新たなダム計画は全く必要ないと考えます。「紀ノ川流域委員会」において河川管理の方法を審議しながら一方整備局ではダム計画を進める段違い的なやり方は、地域の住民軽視の旧建設省と全く同じです。この体質を改めなければ、市民参加によるより良い方法がいつまで経っても見出せません。従って、意味のない委員会であるなら直ちに休止すべきです。やたら無駄な税金を使っての見せ掛けのポーズ的委員会は開催するに値しません。堤防の嵩上げを決めるのに多くの関係者が寄って論議するほど国土省も自信を失くした訳でもないでしょう。
 以上の記述からダム調査費ならびに新規のダム計画について、今回の委員会で真実味のある具体的な回答をお願いします。
 岩畑正行
 Wind TWA
 
5 岩畑正行
「紀ノ川流域委員会」 和佐 喜平 様
 本日、第8回「紀ノ川流域委員会」開催日の通知書を頂きました。
 送付資料―議事次第―についての要望を以下に提案します。

要望書

 資料-3 一般からの意見、要望を読みましたが、第7回の委員会において審議されたことに対しての意見が多く掲載されています。なかでも、前回の傍聴者の発言において、治水の研究者グループを代表して質問された高津氏からは、前回の整備局の説明では到底納得のいくものではない、再検討をお願いするとの要望になっています。私の記憶では時間的なこともありましたが、整備局は納得のいく説明を行っていないと思いました。高津氏の再検討書を読めば、質問に対して、回答が噛み合っていない、議論が噛み合わないとは聞きますが、回答になっていないとの意見は由々しい 問題です。
 いやしくも新河川法に基づいた委員会です。一般市民から寄せられた疑問、質問に対しては、私達委員も含めた全ての方の理解が必要であり、整備局が説明責任を負うのは当然のことであると思われます。また、建設省時代ならともかく、今日では双方向性の理解が最も重要な合意事項になっていることを考えれば、審議時間を割いても整備局は説明をしなければならないことだと考えます。さらに、説明、審議されることにより、私達委員も治水に関する理解が深まれば最終的に良い結果をもたらすと思われます。
 各委員には、これから出される整備局の治水論を前向きに審議することが最もこの委員会の主旨に沿った有意義な委員会運営に繋がるとの考えの方もおられます。しかし、高津氏の主張は、「過去にこだわっているいるのではなく、現在の貴局の見解を求めている」とあるようにこの委員会の主旨である中期計画について言及しています。従って、委員会は質問に対し理解が得られる説明を行うことは主意責務であると考えます。また、そうすることにより一つでも疑問、不信を払拭することが最終的にこの委員会が出す答申に真実性を与えるものと考えます。
 地元市民の時田氏の意見書も上記と同じように非常に危惧する内容のものとなっています。その発言は「今回の流域委員会での私に対する感情的な発言は、地元民軽視の侮辱であると共に、先生の人格を傷つけるものであったと思います」とあります。これは、由々しい問題どころではありません。地元軽視は流域委員会の設立主旨に基本的に外れています。また、議長の人格問題にも触れています。少なくとも時田氏には、侮辱、人格問題を、誤解であればそれを解き、説明不足であればそれの補いをして委員会の信用回復に努めなければならないと思われます。
 地元の「紀伊丹生川ダム建設を考える会」から「申し入れ書」が出されています。当然、これらの質問、要請に対して何らかの回答が当事者に出されていると思われます。従って、それがどういう内容のものであるかを私達委員は知らなければなりません。今回の議事次第ではそれについての項目が見当たりません。
 第7回「紀ノ川流域委員会」の議事録について
 前回の治水論の審議において、治水専門グループの意見書を基に、私が昭和49年の建設省治水論はマニュアル違反であることを強く主張しました。また、治水専門委員に強く抗議するという一幕もあった内容についてですが。そして、専門委員からも少し過大評価しすぎている、との意見も手伝って、議長が「・・・認めたらどうか・・」という立派な発言に対して、近畿地方整備局調査官が「それは、前任者が行ったことで御座います。私どもはこれからのものを用意しております」と発言したこの内容が、議事録から脱落しています。私の考えるには、昨今の与野党の政治家の「私は潔癖です。それは、誰か言えません」というのと同じように聞こえる訳ですが。しかし、政権を担っている行政職員が、責任範疇が理解出来ない、もしくは回避する、そんなことはあってはならないと考えます。責任の所在は国土省です。私どもではありません。前任者のことですから知りません、責任がありません。これでは国民が納得しないでしょう。少なくとも私は納得しまん。従って、第7回議事録の修正提出は、先ず、整備局編集の議事録を正しく網羅してからのことです。
 以上のことから、第8回「紀ノ川流域委員会」議事次第は前回の問題点を審議した後に始めなければならないと考えます。
 従って、意見書にたいしての項目、並びに「申し入れ書」について等の項目を付け加えて頂けるようここに要望します。
2002年4月23日
  岩畑正行
 Wind TWA
 


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