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紀の川流域委員会NEWS!


第12回 紀の川流域委員会

日時: 平成14年11月18日(月)
10:00〜13:00
場所: JAビル本館 5F 大ホールA室
国土交通省近畿地方整備局


中川委員長
   そうか。それではその他でございますが、一般傍聴者からの意見聴取でございます。ま、あの、時間30分ということでお願いしたいと思いますが、何かございましたら手を挙げていただきたいと思います

一般傍聴者   (石神正浩氏「元,紀伊丹生川ダム建設を考える会(玉川峡を守る会)」)
   元紀伊丹生川ダム建設を考える会だった石神正浩と言います。昨日、長野県で水郷水都全国会議に行って来ました。昨年、高野山でやったときに中川委員長に出席いただいてお話いただいてお世話になった会なんですけど、それがもうありまして、そこで話をいろいろ聞かせていただきました。長野県は脱ダム宣言にありますように、緑のダムということを考えていますし、どうしたら、どういう木がどういう木の種類がどれくらい成長したら、下の河川にどんな影響があるかということもかなり詳しく調べているんですね、それは同じ水、雨が降ったらそのまま下流に流れていくわけですけれども、全部流れるわけですけれども、ところが木が生えているのと、生えていないのとでは全然違うというふうな結果が出ております。表層流というのは、早く出てくると、だいぶ中にしみこんだやつは、少しゆっくり出てくる、それからうんと下に入ったやつは地下水になったり、ゆっくり出て行くと、そういうことで結局は、一番洪水になるピークの時間がですね、木のある場合は表層に残ったもの、中に入ったものとでバラバラになるために、ピークがなだらかになるんですね。どのような樹木、木の種類がいいかと、もちろん、植林と自然林とでは自然林の方がいいわけですけれども、どのくらい実際に差があるかということを、実験で求め出しております。で、そういうふうなことを考えると、ここ紀の川というのはたぶん洪水の時に、僕は自分で測定したわけでもなんでもないけれども、大台ケ原の多雨地帯ですね、あそこの豪雨が非常に重要なんじゃないかと思うんです。その水をどうやってあのガッと川に流すんじゃなしに、ジワジワとこう土にしみこませながら流すかと、そういうのが非常に重要なんじゃないかと。そういうことも紀の川の洪水を考えていく上では必要ではないかと思います。それで、勿論、今日言われました、遊水地というのも大切だと思うんです。築堤とか掘削に頼るのではなく、遊水地というのを沢山にして、水の力を逃がして川の最後、和歌山市に入るときには、あまり大きな量にならないというのは大切なことだと思うんですけど、一番最初の紀の川の洪水で大洪水というようなことが起こった時には、やはり、大台ケ原辺りの大きな雨ですね、あれが非常に重要であって、それを収めるのにどういうようにしたらいいのかというようなことも考えていただきたいなというようにお願いします。

中川委員長
   他にございませんか。何か、委員の方でも結構です。何かございませんか。それでは、あのちょっと時間が早いというかギリギリですな。今日はいろいろ対象洪水というかな、整備計画のそういうものをお決めいただきまして、これに基づきまして今後具体的な治水の整備メニューを作っていただくとこういうことなんです。それについて、従って、他の面から環境とか利水とかの面からそれについてのいろいろの影響についてご議論を願って、それでまとめていくということにさせていただきたいと思います。次回、一つ三野委員と江種委員に、話題提供をお願いしたいと、それについて議論させていただくと共に、まあ今日の宿題がいくつかあるから、それもまとめてご回答をお願いしたいとこう思います。それではよろしゅうございますか。どうも長時間ありがとうございました。

庶 務
   長時間にわたる審議をどうもありがとうございました。気をつけてお帰りいただきますようお願いいたします。


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