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第1回 紀の川流域委員会準備会議

日時: 平成13年1月18日(木)
国土交通省近畿地方整備局

5.議事/準備会議の運営方針について
 
中川議長
   それでは、今、準備会議の公開についてご議論を願ったわけですけれども、次にこの運営方針をどうするかということであります。もちろんこの運営方針というのは、審議の進め方とか公開の方法とかでありますけれども、これはこの会議で決定するものであります。近畿地方整備局というのは河川管理者の立場ですから、これはどういう役割を果たすかというと、必要な説明をお願いするときに説明をしていただく、あるいは意見の表明を行うということもありますけれども、審議自体には関与しないと、先ほど申し上げましたように、この準備会議が独立しているということです。
 さて、その準備会議の審議の過程で一般住民からも意見を聴くかどうかということでございますが、この点はどうでしょう。

養父委員
   具体的に聴くとしたらどういう形で聴くという、イメージがよくわからないんですけども、傍聴という形ですか、傍聴じゃなくて聴くんですかね。

岩橋委員
   例えば何とかを守る会とか、推進する会とかいろいろあるじゃないですか。そうすると、そこから流域委員会へこの人も出してほしいという意見を聴くと、こんなことになるんでしょうね。

小田委員
   例えば委員の選定の分野がありますね。幾つか上がってますけれども、この分野以外に何か特別な分野があるかどうかという審議をするというのは起こり得る可能性がありますね。

岩橋委員
   そうですね。これにNPOとか住民団体、自然保護団体というのが出てますから、そういうところから意見を、自分の方も委員を出したいと、こういう意見を聴くかどうかですね。

小田委員
   ですから意見を聴くにしておいて、この会議の審議に応じてどうしても聴いた方がいいということが出てくれば、その時点で聴くと、聴き方はいろいろあると思うのですが。そういうふうに決めておいた方が、聴かないというのもおかしな話ですし、何が何でも聴くというのも変だから、必要に応じて、ここにちょうど必要に応じて聴くという項目が用意されていますから、そういう形でちょっとずるいかなということになるかもしれないんですが、それは会議の進行によってはどういう方向に進むかわかりませんから、よろしいんじゃないですか。

岩橋委員
   そうですね、私も賛成です。

中川議長
   原則的には意見を聴くということにしておいて、これはあくまでもこの準備会議を進める過程で、その必要が出てきたときにお聴きするということでよろしいですか。

岩橋委員
   議長判断で。

中川議長
   この下の4番というのは、一般住民からこの意見を聴取してくれと、こういうことなのか、でもないのか。

庶務
   今、上の3番目から関係してくるんですが、意見を聴くことにした場合に、どういう方法で受け付けるのか、今議論していただいた中では、会議を進める中で必要が生じた場合、こういう方々から意見を聴きたいということになった場合、それはこちらからお願いする場合もあるかと思いますが、一般の人からも受け付けるという場合も生じるかと思いますので、そういう場合は郵送で受け付けるのか、ファクスなのか、電子メールでいくのか、電話なのか、他のやり方なのか、例えばきょう来られている一般傍聴席の方から意見を聴くということも可能なのか、そういうことを、考えられるものを挙げさせていただいたということなんですが。

岩橋委員
   会議を妨害されないできちっと聞くというのはファクスが一番いいですね。ファックスだったら受けとって、それをここの場で審議して、そしてボツならボツ、採用するなら採用すると自由に決められますからね。会議も妨害されないから、それはいいのではないのかなと、ファックスは、私は一つはそれを思うんですけれども。
 限られた時間で、限られた回数で会議を開くのに、こもごも立って勝手なこと言われたのではかないませんからね。ファックスでいつからいつまでに送ってもらえれば、それは受け付けますよと、その受け付けたものを審議の対象にすれば、もうそれでファックスに理由を細く書いておいてもらえれば、それはやれるわけですから。会議の回数はあとどうするかという問題があるわけですけれども、そんなにたくさん開けないわけだから、というふうに思うんですけれども。

養父委員
   ファックスだと郵送でも同じですね。時間がかかるだけで。

岩橋委員
   そうですね、郵送でも同じですね。

養父委員
   どこへ送るのかというのが。

中川議長
   これは庶務。庶務というのは和歌山工事事務所。

庶務
   調査第一課の方で担当させていただいておりますので。

小田委員
   それだったら郵送、ファクス、メールも。ある意味では、電話は聞いた、聞いていないというようなことが起こってくるからまずい、書いたものだったら、この3つがよろしいんじゃないですかね、とりあえずは。

庶務
   わかりました。

中川議長
   これは会議の、例えば公開資料、そういうものが出てきて、それに関していろいろ寄せられる意見、そういうのがあると思うんですけれども、例えば次回の準備会議で議論して、そして、評価して、今後の運営に反映していく。その意見をどういうふうに生かすかの議論をして、それでまたその次の準備会議の議事録とか、そういうところに載せていれば、これは納得していただけるのではないかと思うんです。だから、そういうルールでやらせていただけるとどうかと思いますが。

庶務
   今日は一般の方も来られているのですが、その中からの意見ということで、審議が優先されるのですが、あとの時間が残った場合、意見を聴く時間を設けるのかどうかという審議もお願いしたいのですが。

小田委員
   今日は一般の方も来られているのですが、その中からの意見ということで、審議が優先されるのですが、あとの時間が残った場合、意見を聴く時間を設けるのかどうかという審議もお願いしたいのですが。

小田委員
   それは時間があれば生の声を聴いてもいいのですが、なければこういうファックスとかメールとか、そういうものを通じてどんどん意見を言っていただいて、議長並びに我らの判断でそれをどういうふうにこの会議に反映していくかということを考えればいいんじゃないですか。

中川議長
   これは今おっしゃったようにその必要に応じて、できるだけ前向きに対応する。せっかく足を運んでここまで来ていただいているんだから、極端に言うと準備会議の中でその意見を聴くよりは、議長がその後で、そういった意見をどんどん吸収させていただくという、そういうセッティングをしたらどうかと思うのです。

小田委員
   ですから、2つあると思うのですね、意見を聴くというのは。
 会議等についての一般的な意見と、つまり、傍聴者あるいは一般の方の意見と、それから、この会議でこういう問題については、住民の方、あるいは一般の方から意見を聴取した方がいいというたぐいのものと2つあると思うんですよ。それをちょっと分けて考えておかないと、混乱してくる可能性があると思います。だから、これは多分審議の過程で、こういう問題や項目については、4人で判断するよりかは一般の方の意見も聴取して、それをこの会議の中に反映させた方がいいという意味で書かれているのではないかと思うんです、それから、この会議を傍聴されるなり、あるいは資料説明とかをごらんになって、紀の川の問題について私はこういうふうに考えるとかいうようなご意見があるだろうと思いますので、それは我々が気づかないこともあるだろうし、挙げていただいて、それでまたこの会議等で我々が検討して、生かせるものはどんどん生かしていくという、2つをちょっと区分しておかないと混乱するんじゃないかなと思います。

岩橋委員
   私が思うのに、一つは、例えばファックスが届いたか届かないかというようなことはこっちの責任じゃなくて、届けた方の責任だということで、そういうことが第一に問題。
 それから、意見は基本的には会議の時間が超えたら、それは相手にしないということで、この会議を邪魔されるのは困るからということだと思うんですよ。
 それから、先ほど議長からお話があったように、議長が個人的に聴いていただいて、それをここにご披露して、議長のご判断で会議に出してもらうと、そのために、そういう形で会議外で話をしてもらって、それを次回の会議に反映するというような形がいいのではないかなと、無制限に言い出すと、これは果てきりないし、それだったらもう準備会議は要らないんですよ。一般の公聴会みたいなものにしてしまえばいいわけだから、やっぱりその限度を考えておいた方がいいんじゃないかなと思うんですけれども。

小田委員
   賛成です。

中川議長
   おっしゃるとおりです。だからこちらから発信して意見を聴取する場合は、これはきちっとやらないといかんと思う、準備会議の責任で。ところが一般的な意見ってありますね。この会議を開いて聞いてどうやと、こう思うとかああやとか、それは送っていただいて、それは中川先生に申しわけないんですが、議長判断でここへ上げるべきか、上げないかはご検討していただいて、でないと、先生がおっしゃるように混乱して、みんな上げないといかんとなれば大変なことにもなってくるだろうし、それは議長が判断していただいて、申しわけないですが。

中川議長
   だから、要するに今、小田先生がおっしゃったように、この会議の進行というか運営に関する意見というのも恐らく出てくるわけだから、そういうものについては、例えば傍聴者がここで聴いておられて、いろいろ質問したいことがあるとおっしゃったら、これはさっき私が言いましたように、その後で議長なりがお聴きして、それを次回の会議で、あるいはその前に諮って、それを反映できるものは反映するというような、そういう点で必要に応じてできるだけ前向きにさせていただくという、そういう形をとる。
 当然、準備会議として、どうしても意見をお聴きしなければいかんというようなことは、これはもちろん準備会議の中でその都度発表していただいて、それを参考にさせていただくけれども、これはこれでいいですね。
 それから、あるいは資料を見ての意見とか、そういうのがファックスで送られたりしてくると、それについても、先ほどと同じように寄せられたそういう意見を次回の準備会議で先ほど言いましたように開示して、それでご評価をいただくと、こういったプロセスでどうかと思うんですけれども。
 結構でございますか、それなら、そういうことでお願いしたいと思います。

庶務
   議長、それでは、議長がその審議の中で必要と認めたときには一般からも聴く場合があるという話ですが、そうしたときに公開原則ということになっておりますので、例えば今日そういう機会が出た場合に、議事録に発言者の氏名とか、所属とか、発言内容が記載されるということになってくるかと思いますので、その場合は本人の了解を得て、公開に先立ち議事録の発信の内容とか、それは確認を得た上で記載するという形をとりたいと思いますので、本日そういう機会がある場合は氏名と住所、その公開が可かどうかというところも確認できればと思いますが。

岩橋委員
   会議の中での発言というのは、議長の判断が介在してそういう発言になってきた方がいいと思うんですよ。そうでないと、無制約になると無政府状態になりますから、やっぱり議長がこれはこの中で審議すべきだとご判断いただいたらこの会議に出してもらうと、あるいはその人の名前を出してもいいですけど、普通の会議内は受け付けないと言ったらおかしいけれども、それはファクスで言ってもらうと、あるいは電子メールで言ってもらうと、そうでないときちっといかないのではないかなと思うんですよね。それが落ちたとか、そういうトラブルが発生してくるんじゃないかなと思うんですが、ちょっと心配し過ぎかもしれませんけれども。

小田委員
   中川先生に全面的に押しつけるという意味ではないのですが、一応議長のフィルターを通して出された方がいいだろうというご意見だと思いますので、申しわけないんですが。

庶務
   わかりました。

中川議長
   こちら側で取り上げるべきような必要な意見が出てきたとしたら、氏名の発表を相手方さんに、別にその氏名を一々僕は取り上げる必要はないと思うんだけれども、了解を得ておかないといけないと思うんです。ファックスで来た意見であっても、そのまま氏名をつけて発表するというようなことではまずいんじゃないでしょうか。その了解を得ておかないと。

岩橋委員
   名前を出す出さないかも含めて議長のご判断ですね。


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