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第2回 紀の川流域委員会準備会議

日時: 平成13年2月22日(木)
国土交通省近畿地方整備局

3.議事 /3-2 紀の川流域委員会委員候補の選定基準と候補の選定
 
3.議事
 
3-2 紀の川流域委員会委員候補の選定基準と候補の選定
 
中川議長
   ないようですので、それでは2番目の議題に移らせていただきます。紀の川流域委員会の委員候補の選定基準と候補の選定でございます。これにつきましては、今日の午前中に準備会議の委員4名が集まりまして、委員選定のための審査という会議を開かせていただきました。
 お配りしていると思いますが「資料-3」に書いておりますように、委員選定の基準につきましては、前回も出ておりましたように、幾つかの専門分野に分けて、それをまた小分野に分けております。そういう点からいたしまして、まず紀の川に関する調査研究等を通じて紀の川の特性のいろいろな面、たとえば専門分野が幾つか分かれておりますけれども、それぞれについて、あるいはそれらを包括したような分野、またがったような分野についても、紀の川の特性を十分理解してこられる方。
 今、申しましたような河川の各分野で、これまで専門家として現在も活動されている方。
 さらに、紀の川の水防・環境保全・美化活動・教育啓蒙活動で活動されておられる方ということでございます。
 その際、紀の川の直轄区間の上流域、中流域、下流域という地域性とそのバランスを考慮して選ばせていただく。特に、これは一般公募に応募された方々は、あまねく紀の川流域にお住まいの方ですから、そういう点からして、今、申しましたような考慮をはらわせていただく。
 もう一つは年齢的なバランスを考慮するということであります。かなりご年配の方はこの地域にずっとお住まいで、紀の川については非常な思いというか、紀の川に対する理解が非常に深い。若い方は、これからの紀の川のあり方について、いろいろな活動の中でそういうものをお考えになって活動なさっている。そういうことからいたしまして、年齢的なバランスを考えて選定させていただくということであります。
 それで、どれほどの推薦数、応募数があったかということですが、まず、一般公募をいたしました。一般公募は前回の準備会議の決定を受けまして、各種の新聞(朝日、読売、毎日、産経、日経、ニュース和歌山、和歌山新報、奈良)への公募広告を2月3日と4日に出しております。それとともに、和歌山工事事務所などのホームページに掲載しておりまして、これは1月29日から公募を開始しております。それから準備委員会発行のニュースレターを出しまして、これに掲載している。これは2月2日から開始いたしました。
 応募締め切りは2月12日といたしまして、公募いたしました結果、29名の方の応募がございました。うち21名が自薦の方、8名が他薦の方となっております。
 一方、ここにおります4名の準備会議委員からも25名の方の推薦がございました。その内訳の専門分野はここに記載してあるとおりでございます。
 それとともに、国土交通省、農林水産省、和歌山県、奈良県、大阪府からの推薦が71名ございました。その中には準備会議の委員4名が含まれております。分野ごとに分けてみますと、括弧の中に書いてあるような人数割りになっております。
 このようなことで、トータル推薦総数が121名になりました。前回の議事録にもございましたように、委員会の規模は委員会の運営にあたってできる限り円滑に行われる適正規模として約20名程度としております。従って、今、申しましたように121名、各種の団体あるいは自薦の方もおられたわけですけれども、その中から23名の方を選定いたしました。内訳といたしまして、分野として治水関係が3名、利水関係4名、環境(広い意味で生態とかその他のもの)5名、人文社会4名、その他(マスコミ、文筆家)が2名、そして一般公募の方から5名を選定させていただきました。
 後からも出てまいりますけれども、121名の中から23名というのは会議の規模として20名前後ということで決めさせていただきましたけれども、今後、委員会が開かれて、いろいろご検討をお願いするわけですが、その過程で必要とあれば、たとえば専門委員の出席を願うとか、テーマによっては部会を設置する。環境問題であれば環境部会を設置する。そういうことによって、部会でご議論を願うということで推薦されました多くの方にご参加を願うという方法を取っていきたいと思っております。その中でご審議願った結果を本委員会にあげていただいて、本委員会でそういった意見に基づいて審議してもらうということでどうかということでございます。
 以上でございますが、これについては、今、申しましたように、午前中にこの4人の委員で選定作業を進めさせていただきました。準備会議として合意したという事項ですので委員の方々のご質問はないかと思います。よろしゅうございますか。
 候補のお名前は、この間の準備会議で決定しましたように、この場では公表しないわけですが、その候補者についてご承認を得る必要があるわけです。その手続きは、準備会議の庶務が内諾を得るようにその作業をしていただく。それを議長である私に報告した上で依頼をすることにしたいと思います。
 もう一つは、それぞれ推薦されました方が承諾されないというか、お受けにならない場合は、各専門分野に応じて次の候補者をご推薦申し上げてあたらせていただくことにさせていただきたいと思います。それでよろしゅうございますか。

水野河川調査官
   議長、よろしいですか。今のお話でございますと、今日の午前中の会議で委員の候補が選ばれたということでございます。我々の理解といたしましても、各委員候補の方々にご了解をいただき準備会議の答申書を提出していただいたうえで、建前で言うと、そのとおりやるかどうか国土交通省で判断したうえで委嘱をするという格好になるかと思っております。
 ただ、今回、「委員の先生になっていただきたい」とお願いするにあたりまして、どうしてこのような会議を作るのかとか、なぜこのような流れで委員の選定をやっているのかということにつきましては、河川管理者で説明する必要があるのではないかと思っています。なぜあなたが候補で選ばれたのか、その理由につきましては準備会議の責任ですが、なぜ流域委員会を作るのかとか、流域委員会をつくる必要性につきましては河川管理者として説明する必要があるのではないかと思っておりますので、候補の依頼に回るときに河川管理者も同席させていただきたいと考えておりますが、いかがなものでございましょうか。

中川議長
  僕は、この会議は、最初におっしゃったように、あくまでも河川管理者から独立した会議として位置づけられているのではないかと。だから、それはあくまでも準備会議の中の作業としてやったほうがいいんじゃないかと思うんだけど。例えば、庶務ははっきり言って、和歌山工事事務所の調査第一課がやっているのですが、私としては河川管理者に属しているとは全然、考えてなくて、この準備会議の庶務をやっていただいていると解釈しておりますから、むしろそういうことを考えますと、庶務の方にどういう趣旨でどういう選定で選ばれたのか、委員の役割などを候補の方に逐一ご説明願って、諾否をはっきりした方がいいんじゃないか。河川管理者はここへは委託されているんだけど、選定にあたってあまり出ていってもらうと、悪いけどかえってマイナスじゃないかと。マイナスというより、私もあなたと何も関係ないということになっているし、事実そう思っているから。

水野河川調査官
   準備会議にお任せしておりますので、そういうご指示ならそれで結構でございます。

中川議長
   では、そうさせてもらいます。それでよろしゅうございますか。
それで、そういう交渉がまとまって委員が確定いたしましたら、次回の準備会議では委員の氏名を発表させていただくということにさせていただきたいと思っております。


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