HOME 大和川の水環境 改善への取り組み 河川環境の創出(水辺の楽校整備)

大和川の水環境

流域と連携した活動

水に親しみ、自然を学ぶ「水辺の楽校」

「水辺の楽校」は、身近な水辺を遊び場や自然学習の場として利用し、子どもたちの自然体験や生活体験を補うことを目的に国土交通省のプロジェクトとして始まりました。
平成22年3月末現在、全国に279カ所の「水辺の楽校」が登録されています。
大和川下流部の堺市域における「楽しぃんやさかい大和川水辺の楽校」もそのひとつ(大阪府下で唯一)に登録され、平成21年8月1日に開校されました。
平成23年4月25日からは地域住民を主体とした活動へと転換するため「大和川水辺の楽校協議会」を設立、 河川における環境体験学習をつうじて子ども達の健全育成を図るとともに、 河川に対する愛護活動を育てる活動をおこなっています。

「大和川水辺の楽校」の考え方

「大和川水辺の楽校協議会」では、次のような活動をめざし、自然と共にある社会づくりに貢献します。

子どもたちの健全育成
環境の保全・向上
各種の教育の推進
大和川を下流から上流へと人と地域をつなぐまちづくりに寄与

「大和川水辺の楽校」施設概要

「大和川水辺の楽校」は、学習体験の場として「自然学習ゾーン」と「水質学習ゾーン」を計画しています。2つのゾーンには浄化施設が設置され、大和川で採用されている河川浄化の方法を見る ことができます。

「水辺の楽校」開設のための取り組み

平成21年に地域主体の大和川水辺の楽校協議会により「水辺の楽校」が開校し、毎年約1000人がイベントに参加しています。

  • 水生生物調査や魚の観察、カヌーなどで楽しむ子どもたち

大和川流域内の「水辺の楽校」

大和川流域には他にも2つの「水辺の楽校」が開校しています。

・佐保川「水辺の楽校」(平成8年度登録)
場所:奈良県奈良市
水系名:大和川
河川名:佐保川 法蓮・芝辻地区
・古瀬沢「水辺の楽校」(平成10年度登録)
場所:奈良県奈良市
水系名:大和川
河川名:曽我川幹線 古瀬沢