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  総合治水ものがたり


ためぴょん一家、総合治水ものがたり その2
「リッキー、校庭にとどまる」の巻き

しずくファミリー(前回のお話)
都市化の進んだ奈良盆地を見て、水害になることを恐れたリッキーとチッスィ。
しかし、河川改修などを行う『治水対策』と一時的に奈良盆地のなかで雨水を貯める『流域対策』を行う取り組み『総合治水』があることを知って、安心して雨となり降りていった。




イラストマンガ

4学校のグランドだよ。きみ『校庭貯留』って知らないの? 奈良盆地は、急激に都市化が進んで保水機能が低下しているから、一時的に校庭で雨水を貯めて少しずつ川に流す対策をしているんだ。


4 『流域対策』だろ? どうして学校?


2雨水が一気に川に流れこまないように、校庭の水の一部を利用して一時的に貯めているんだ。奈良盆地にある公立学校の約40%程度で対策されているんだ。
真美ヶ丘中学校(広陵町)
貯留時と平常時
2その他にも、ため池などの施設を利用して、雨水を一時的に貯めているんだ。新たな開発地域では防災調整池というのを設置して雨水を貯めているんだ。
■防災調整池(上牧町)
奈良盆地の土地利用(昭和51年)
■ため池(安堵町)
奈良盆地の土地利用(平成9年)

6その頃、ためぴょんとチッスィは…  
『治水対策』は、安全に水が流れるように川幅を拡げたり、遊水地をつくって一時的に川の水を貯めて、水位が下がると水を川に戻すしくみをつくったりしているんだ。
ためぴょんとチッスィ
イラスト

しずくファミリー離ればなれになったリッキーとためぴょん&チッスィ。それぞれに「総合治水対策」の効果を体感したのだった…(続く)。




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