(1)土や水の動きをやわらげる工事で地すべりを防ぐ
2. 土に水をためない工事「水路工(すいろこう)」
地すべり地にふった雨水を集めて、地すべり地の外に流し出すための工事です。地すべりでできたさけめや谷すじなど水が集まるところを中心に、地すべり地全体に作った水路の長さは全部で2,700mもあります。


3. 「排土工」のあと地に広がる広場
排土工が終わった場所では、地中の水をぬく工事や、山がくずれないようにする工事が行われました。その後、草木が植えられ、桜の木の植樹(しょくじゅ)がされました。土が取りのぞかれた広大なスペースは、現在では緑豊かな広場として、地域(ちいき)のかくれた名所となっています。
- 工事が終わった直後の広大なスペース
- 草木が植えられ緑の広場が広がり始めた
- 工事が終わった直後の広大なスペース