HOME 事業案内・事務所紹介 亀の瀬 わたしたちの亀の瀬 地すべりの被害 2/3

わたしたちの亀の瀬

4.地すべりが起こると大水害になる!

(2)奈良県(ならけん)に予想される水害

1. 水害が起こりやすい奈良盆地(ぼんち)

奈良盆地はもともと水害が起こりやすい地形の地域(ちいき)です。ここ数十年の間だけでも1982年(昭和57年)8月、1995年(平成7年)7月、1999年(平成11年)8月、2000年(平成12年)9月に大きな水害がありました。亀の瀬(かめのせ)の地すべりによる水害が起こると、これらの数倍から十数倍の水害になると考えられています。

1982年(昭和57年)8月の水害(JR王寺駅付近)
家も道路も水につかってしまったんだね

2. 奈良盆地のたん水

地すべり対策(たいさく)工事を行わない状態で、亀の瀬の地すべりにより大和川(やまとがわ)が15mの高さでせき止められたら、どうなるのでしょう?一番新しい予想データでは、奈良県だけで総面積約600ヘクタールに水害があると予想されています。それは、なんと甲子園(こうしえん)球場の400個以上の広さにあたります。

甲子園球場400個