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地すべりを防ぎ、開かれた地域をめざして 亀の瀬

亀の瀬を学ぶ

開かれた亀の瀬をめざして

美しい自然を取り戻した亀の瀬

平成23年3月、約半世紀をかけた対策工事の成果のほとんどは地中に隠され、工事後の緑化による美しい自然が地表に戻ってきました。
柏原市では平成21年から、亀の瀬地すべり地への植樹活動を開始し、ハイキングに併せて植樹を行うなどのイベントを重ねています。ヤマザクラ、コナラ、クヌギ、エノキ、レモンなど多様な樹種の成長に合せて多様な生きものも見られるようになるでしょう。

跡地利用に広がる夢

亀の瀬はもともと、奈良時代には大坂と大和を結ぶ要衝「龍田道」であったといわれ、「日本書紀」に記され、「万葉集」に詠われ、江戸時代のガイドブック「大和名所図会」に描かれるなど、古来人々に愛された名勝です。かつてのように「畏(かしこ)の坂」と恐れる必要がなくなった今、ハイキングやウォーキングなどの活動型観光やカブトムシ、タマムシなどの昆虫を楽しむ体験型観光、市民のいやしの場、楽しめる場となる公園的な跡地利用など、さまざまな夢が計画されています。