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大和川散策ガイド

長原高廻り古墳群

長原付近には、300−500基に及ぶ小型古墳があったと推定される。小型古墳にかかわらず、出土する埴輪は大王級古墳に匹敵するほどの種類と出来栄えをもつ。
特に高廻り2号墳周濠からは、5世紀前半の船の埴輪が出土した。この船の埴輪は遺存状態が極めて良好で、耐波性を増した準構造船と呼ばれる形態であり、当時の船の構造造船技術および船の変遷の歴史を知る上で、極めて重要である。また、平成4年には大阪市内出土遺物としては初めて重要文化財の指定を受けた。

  • 所在地:大阪市平野区長吉長原二丁目
長原高廻り古墳群