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大和川散策ガイド

きこく地蔵尊

奈良時代に、矢田寺参りの分岐点の道しるべとして創設されました。周囲に、外部からの災いを防ぐために枳殻(からたち)が植えられたことから、枳殻(きこく)地蔵と呼ばれ親しまれるようになりました。

堤防の幅を拡げて洪水を流れやすくする工事のため、郡界橋の架け替え工事を行う際に現地蔵堂は平成18年に現在地に移設されました。移設前の地蔵尊側にはイチョウの大木と枳殻の木が生えておりましたが、イチョウの大木については移植を検討しましたが、 移植することができませんでした。
なお、枳殻の木については、移設後、きこく地蔵尊にちなんで、苗木が地蔵堂裏側に植えられました。

  • 所在地:奈良県大和郡山市高田町
きこく地蔵尊