
作文部門1
<大阪府知事賞>
「おじいちゃんのたんじょうび」
堺市立湊西小学校 1年
おじいちゃんがたおれたよ。
いつもげんきなおじいちゃんがたおれたよ。
たおれるまえのにちようび、おじいちゃんとおばあちゃんが、やまとがわにさんぽにいきました。
おじいちゃんは、とちゅうさんぽをやめてずーとすわっていたみたいです。おばあちゃんはようすをみながらそのあいだ、やまとがわをそうじしていたみたいです。
おかあさんは、「おばあちゃんがよいことをしたのでおじいちゃんのいのちが、たすかった」といってます。
わたしは、おじいちゃんのたんじょうびができて、おいしいケーキがたべれて、とってもうれしかったです。
<奈良県知事賞>
「おとなの川とこどもの川」
桜井西幼稚園 年長
<原文>
ぼくのしゅんちゃんは ぼらんちあでやまと川のそうじおする しゅんちゃんといっしょにぼくもそうじしたいけど ちいさいからあかんて。でもぼくみたい みたい 川みたい いつもないた しゅんちゃんだけずるいやん
そしたら おかあさんが やまと川のこどもの川につれてってくれた やまと川はといから おかあさんあかんて てんりにある川や
ろ しゅんちゃんやまと川めっちゃきたないてゆうとった おこっとった やけど こどもの川はきれかった さぎがおった さかな
おったよ かにさんおった きれいやで なんでおとなの川はきたないん しゅんちゃん、川のみるにさわるのもいらんてゆうとったで。
こどもの川は あしいれて みずあそびしたで。たのしかったでしゅんちゃん 川がおおさかはいるときたないんて くさいんやて、おおさかのこはかわいそうやな おとなの川きたなくておおさかの川もがんはて ならのこどもの川みたく とりさんとかにさんとさかなとなか
よくしたらええのにな
<母親代筆>
ぼくのしゅんちゃん(小6の兄)は、ボランティアでやまと川のそうじをする。しゅんちゃんといっしょにそうじしたいけど ちいさいからあかんって。でもぼくみたい、みたい、川みたいといつもないた。しゅんちゃんだけズルイやん。そしたらおかあさんがやまと川はとおいからあかんって。やまと川のこどもの川につれていってくれた。てんりにある川やて。しゅんちゃん、やまと川めっちゃきたないてゆうとった。おこっとった。やけど、こどもの川はきれいかった。さぎがおった。さかなおったよ。かにさんおった。きれいやで。なんでおとなの川はきたないん?しゅんちゃん川のみずにさわるのもいらんってゆうとったで。こどもの川は、あしいれて みずあそびしたで。たのしかったで。
しゅんちゃん、川がおおさかはいるときたないんて、くさいんやてゆうとった。おおさかのこは かわいそうやな。おとなの川きたないから。おおさかの川もがんばって ならのこどもの川みたく とりさんと、かにさんとさかなとなかよくしたらええのにね。
<原文>
ぼくのしゅんちゃんは ぼらんちあでやまと川のそうじおする しゅんちゃんといっしょにぼくもそうじしたいけど ちいさいからあかんて。でもぼくみたい みたい 川みたい いつもないた しゅんちゃんだけずるいやん
そしたら おかあさんが やまと川のこどもの川につれてってくれた やまと川はといから おかあさんあかんて てんりにある川や
ろ しゅんちゃんやまと川めっちゃきたないてゆうとった おこっとった やけど こどもの川はきれかった さぎがおった さかな
おったよ かにさんおった きれいやで なんでおとなの川はきたないん しゅんちゃん、川のみるにさわるのもいらんてゆうとったで。
こどもの川は あしいれて みずあそびしたで。たのしかったでしゅんちゃん 川がおおさかはいるときたないんて くさいんやて、おおさかのこはかわいそうやな おとなの川きたなくておおさかの川もがんはて ならのこどもの川みたく とりさんとかにさんとさかなとなか
よくしたらええのにな
<母親代筆>
ぼくのしゅんちゃん(小6の兄)は、ボランティアでやまと川のそうじをする。しゅんちゃんといっしょにそうじしたいけど ちいさいからあかんって。でもぼくみたい、みたい、川みたいといつもないた。しゅんちゃんだけズルイやん。そしたらおかあさんがやまと川はとおいからあかんって。やまと川のこどもの川につれていってくれた。てんりにある川やて。しゅんちゃん、やまと川めっちゃきたないてゆうとった。おこっとった。やけど、こどもの川はきれいかった。さぎがおった。さかなおったよ。かにさんおった。きれいやで。なんでおとなの川はきたないん?しゅんちゃん川のみずにさわるのもいらんってゆうとったで。こどもの川は、あしいれて みずあそびしたで。たのしかったで。
しゅんちゃん、川がおおさかはいるときたないんて、くさいんやてゆうとった。おおさかのこは かわいそうやな。おとなの川きたないから。おおさかの川もがんばって ならのこどもの川みたく とりさんと、かにさんとさかなとなかよくしたらええのにね。
<近畿地方整備局長賞>
「ねえ 私の大和川」
近畿大学付属小学校 6年
私のよく知っている大和川は春には菜の花で土手を飾り、サイクリングやグランドゴルフ、ジョギングなど、たくさんの人と話すときはバーベキューのいいにおいを一緒にたのしんだりしてとっても楽しい。
その大和川の川上が奈良県の笠置山脈あたりからはじまっているなんて知らなかった。そういえば私の校歌にも歌われている。初瀬川からはじまり、佐保川、飛鳥川など一七一も支流をもっているんだ。私のおばさんの家の近くを流れている石川とも合流しているんだ。六八キロメートルも長い川なんだ。
ねえ、時をこえて世界をみてきたでしょう。昔はどうだった?やっぱり舟でわたっていたんだろうな。その顔はみんな笑ってた?政治的なあらそいも見てきたの?どんなかんじだったの?みんなしんけんな顔してた?人のくらしはどうだった?馬車に乗ってる人もいたの?とっても楽しそうだった?昔を今に伝えてくれるんだね。
川上のようす、まわりの空気を伝えてくれているのに、私たちは気づいてあげられない。ごめんね。みんなそのことを忘れてあなたをよごしてしまってとりかえしのつかないことになってしまって。今頃やっとみんな気がついて、いろいろな工夫と努力がされてきている。もちろん川原もきれいにされ、ごみもひろってあるく人が目につくようになってきている。
川の中に大きな石を点在させているのも水をきれいにするためなんだって。
まっててね。絶対きれいにするから。昔のようにはいかないと思うけど、いっぱいいっぱいがんばるから。魚さんとか鳥さんとかをいっぱい『きれい』と一緒に連れてきてあげるから。
それを私たちがきっと大事に未来へ伝えていきます。
私のよく知っている大和川は春には菜の花で土手を飾り、サイクリングやグランドゴルフ、ジョギングなど、たくさんの人と話すときはバーベキューのいいにおいを一緒にたのしんだりしてとっても楽しい。
その大和川の川上が奈良県の笠置山脈あたりからはじまっているなんて知らなかった。そういえば私の校歌にも歌われている。初瀬川からはじまり、佐保川、飛鳥川など一七一も支流をもっているんだ。私のおばさんの家の近くを流れている石川とも合流しているんだ。六八キロメートルも長い川なんだ。
ねえ、時をこえて世界をみてきたでしょう。昔はどうだった?やっぱり舟でわたっていたんだろうな。その顔はみんな笑ってた?政治的なあらそいも見てきたの?どんなかんじだったの?みんなしんけんな顔してた?人のくらしはどうだった?馬車に乗ってる人もいたの?とっても楽しそうだった?昔を今に伝えてくれるんだね。
川上のようす、まわりの空気を伝えてくれているのに、私たちは気づいてあげられない。ごめんね。みんなそのことを忘れてあなたをよごしてしまってとりかえしのつかないことになってしまって。今頃やっとみんな気がついて、いろいろな工夫と努力がされてきている。もちろん川原もきれいにされ、ごみもひろってあるく人が目につくようになってきている。
川の中に大きな石を点在させているのも水をきれいにするためなんだって。
まっててね。絶対きれいにするから。昔のようにはいかないと思うけど、いっぱいいっぱいがんばるから。魚さんとか鳥さんとかをいっぱい『きれい』と一緒に連れてきてあげるから。
それを私たちがきっと大事に未来へ伝えていきます。
<近畿地方整備局長賞>
「わたしたちにできること」
奈良市立佐保川小学校 4年
わたしは七月二十九日(日)、大和川水かんきょう調さたい「生き物かんさつたい」にさんかしました。とう着したあすか川では、色々な生き物をつかまえました。その中には、きれいな川にすむ生き物もたくさんいたけれど、少しよごれた川にすむ生き物や、よごれた川にすむ生き物もいました。わたしは少しがっかりしました。あんなにきれいに見える川も、だんだんよごれてきていることがわかったからです。そして、もっとショックなお話も聞きました。それは、あすか川やそのほかたくさんの川が集まった大和川は、とてもゴミが多くて川の水もすごくよごれているらしいのです。それも、川をよごす一番の原いんは、悲しいことに、家から出るよごれだと知りました。そこでわたしは、大和川をゴミのないきれいな川にするために、何が出きるかを考えてみました。
家では、こんな事に気をつけたらいいと思います。たとえ、油のついたお皿をそのままあらわないで、よごれをふきとってからあらったり、食べのこしをへらしたり、お米のとぎ汁を植木にやったりすればいいです。お母さんは、いつもそうしています。今まで、「どうしてあんなめんどくさいことをしているのかな」と思っていたけれど、川がよごれないように毎日気をつけていることがよくわかりました。わたしもできることを一つでもまねをしたいと思いました。
また、きれいな川にするためには、ぜったい川にゴミをすててはいけません。わたしの家の近くにあるさほ川でも、ゴミをすてている人を、何回も見たことがあるけれど、一人一人が気をつけなければ、川はきれいになりません。わたしは、みんなの力でむかしのようなゴミのないきれいな大和川を、とりもどせたらいいなあと思います。
わたしは七月二十九日(日)、大和川水かんきょう調さたい「生き物かんさつたい」にさんかしました。とう着したあすか川では、色々な生き物をつかまえました。その中には、きれいな川にすむ生き物もたくさんいたけれど、少しよごれた川にすむ生き物や、よごれた川にすむ生き物もいました。わたしは少しがっかりしました。あんなにきれいに見える川も、だんだんよごれてきていることがわかったからです。そして、もっとショックなお話も聞きました。それは、あすか川やそのほかたくさんの川が集まった大和川は、とてもゴミが多くて川の水もすごくよごれているらしいのです。それも、川をよごす一番の原いんは、悲しいことに、家から出るよごれだと知りました。そこでわたしは、大和川をゴミのないきれいな川にするために、何が出きるかを考えてみました。
家では、こんな事に気をつけたらいいと思います。たとえ、油のついたお皿をそのままあらわないで、よごれをふきとってからあらったり、食べのこしをへらしたり、お米のとぎ汁を植木にやったりすればいいです。お母さんは、いつもそうしています。今まで、「どうしてあんなめんどくさいことをしているのかな」と思っていたけれど、川がよごれないように毎日気をつけていることがよくわかりました。わたしもできることを一つでもまねをしたいと思いました。
また、きれいな川にするためには、ぜったい川にゴミをすててはいけません。わたしの家の近くにあるさほ川でも、ゴミをすてている人を、何回も見たことがあるけれど、一人一人が気をつけなければ、川はきれいになりません。わたしは、みんなの力でむかしのようなゴミのないきれいな大和川を、とりもどせたらいいなあと思います。
<流域市町村長賞>
「大切にしよう私たちの大和川」
堺市立大仙小学校 5年
「いるかな。」
「いないんじゃない。」
去年、学校の授業の総合学習の時間に、大和川に行きました。石川との合流地点で、私たちのグループでは、生き物の観察をしました。着いてすぐ、変なにおいがして、生き物なんかいないんじゃないかと思いました。先生たちもそう思っていたみたいです。
ところが、川におりて、校長先生が、岸の近くの草のかげになったところに、上手にあみを入れて、魚を取ってくれたのです。私たちは、大感激しました。
「あっ。これ知ってる!ブルーギルや!!」
「よう知ってるなぁ。」
とやんちゃな男の子が校長先生にほめれていました。
たくさん魚がいたけど、残念なことに、外来種がほとんどでした。他に、たくさんの鳥の足あとや、サギの飛び立つところも見ることができました。
「こんな勉強やったら毎日したいわ。」
とみんな口々に言ってとても喜んでいました。
でも、砂の中にタイヤがうずもれていたり、土手の木にビニールぶくろが大量に引っかかっていました。それを見て、私は少し腹がたちました。みんなも、「なんでこなとこにゴミがあんねん。だれがすてたんや。」と文句を言っていました。
私たちが大人になった時には、今よりずっときれいな川にしなくてはいけません。思ったより生き物が多かったけど、もっとたくさん生き物がすめる大和川にしなければいれないと思います。そして、みんなが水を大切に思って、川を汚さないように私たち一人一人が気をつけなければいけないんだと思いました。
「いるかな。」
「いないんじゃない。」
去年、学校の授業の総合学習の時間に、大和川に行きました。石川との合流地点で、私たちのグループでは、生き物の観察をしました。着いてすぐ、変なにおいがして、生き物なんかいないんじゃないかと思いました。先生たちもそう思っていたみたいです。
ところが、川におりて、校長先生が、岸の近くの草のかげになったところに、上手にあみを入れて、魚を取ってくれたのです。私たちは、大感激しました。
「あっ。これ知ってる!ブルーギルや!!」
「よう知ってるなぁ。」
とやんちゃな男の子が校長先生にほめれていました。
たくさん魚がいたけど、残念なことに、外来種がほとんどでした。他に、たくさんの鳥の足あとや、サギの飛び立つところも見ることができました。
「こんな勉強やったら毎日したいわ。」
とみんな口々に言ってとても喜んでいました。
でも、砂の中にタイヤがうずもれていたり、土手の木にビニールぶくろが大量に引っかかっていました。それを見て、私は少し腹がたちました。みんなも、「なんでこなとこにゴミがあんねん。だれがすてたんや。」と文句を言っていました。
私たちが大人になった時には、今よりずっときれいな川にしなくてはいけません。思ったより生き物が多かったけど、もっとたくさん生き物がすめる大和川にしなければいれないと思います。そして、みんなが水を大切に思って、川を汚さないように私たち一人一人が気をつけなければいけないんだと思いました。
<流域市町村長賞>
「守ろう、大和川!」
奈良市立佐保川小学校 6年
私は、大和川につながっている佐保川近くに住んでいます。学校では、川について色々勉強しました。川の中の石についている水生昆虫を見て調べたりしました。水生昆虫でもいろんな種類があって、その種類を調べてみると、川のよごれ具合がわかるのです。佐保川にいる水生昆虫の中で最も多いのが、よごれた川に住む、『サホコカゲロウ』でした。ということは、佐保川はよごれているのかな。けれども佐保川の源流、うぐいすの滝は、自然に囲まれていて、水は冷たくすきとおっているし、この周辺の川にいた水生昆虫はきれいな川に住む、クロタニガワカゲロウや魚もいました。佐保川にも、大和川にも私は、源流のような自然がたくさんで生物が住みやすい川になってほしいと思いました。この前、お父さんといっしょに大和川に行った時、道に車にひかれたのか、たぬきとヘビの死体がありました。その辺には、ゴミや、空きかんなども散らかっていました。お父さんが子供の頃、よくこの川で泳いだと話してくれました。確かに大和川で虫取りやおにごっご、ボート乗り、川で泳ぐことができたらどんなにいいだろうなと思いました。でもみんなが「川を守ろう」という気になり、協力すればその願いは、きっとかなうと思います。川をきれいにするのも、きたなくするのも私たち人間次第です。私は、大和川で遊ぶ鳥たちを見て、きたない川でも鳥たちにとっては大切な川なんだと思いました。美しい川になれば、鳥たちも喜ぶはず、そんなねがいをこめて、実際に見た大和川の風景を絵に描いてみました。完成した絵は、まるで「ありがとう」と大和川が喜んでいるかのように思えました。絵だけではなく、実際の大和川もこうであってほしいと思いました。私たち一人一人が、切実に川を思い、守っていかなくてはならないとつくづく思いました。
私は、大和川につながっている佐保川近くに住んでいます。学校では、川について色々勉強しました。川の中の石についている水生昆虫を見て調べたりしました。水生昆虫でもいろんな種類があって、その種類を調べてみると、川のよごれ具合がわかるのです。佐保川にいる水生昆虫の中で最も多いのが、よごれた川に住む、『サホコカゲロウ』でした。ということは、佐保川はよごれているのかな。けれども佐保川の源流、うぐいすの滝は、自然に囲まれていて、水は冷たくすきとおっているし、この周辺の川にいた水生昆虫はきれいな川に住む、クロタニガワカゲロウや魚もいました。佐保川にも、大和川にも私は、源流のような自然がたくさんで生物が住みやすい川になってほしいと思いました。この前、お父さんといっしょに大和川に行った時、道に車にひかれたのか、たぬきとヘビの死体がありました。その辺には、ゴミや、空きかんなども散らかっていました。お父さんが子供の頃、よくこの川で泳いだと話してくれました。確かに大和川で虫取りやおにごっご、ボート乗り、川で泳ぐことができたらどんなにいいだろうなと思いました。でもみんなが「川を守ろう」という気になり、協力すればその願いは、きっとかなうと思います。川をきれいにするのも、きたなくするのも私たち人間次第です。私は、大和川で遊ぶ鳥たちを見て、きたない川でも鳥たちにとっては大切な川なんだと思いました。美しい川になれば、鳥たちも喜ぶはず、そんなねがいをこめて、実際に見た大和川の風景を絵に描いてみました。完成した絵は、まるで「ありがとう」と大和川が喜んでいるかのように思えました。絵だけではなく、実際の大和川もこうであってほしいと思いました。私たち一人一人が、切実に川を思い、守っていかなくてはならないとつくづく思いました。
<大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞>
「私たちの大和川」
松原市立松原第二中学校 2年
大和川は私の家の近くにあります。すごくすごく汚い川です。けど、少し遠くから見ると、「すごく汚い」というイメージがなく、ただ「汚れている川だなぁ」と思うだけなのですが、実際、川の中に入ると紙パック、あきカンなどが落ちています。川の中だけではありません。土手にもゴミがたくさん落ちています。前、しんせきのおじさんと花火をしに行った時、あちこちに紙コップ、お菓子の袋、花火がたくさん落ちていました。
私は先日、滋賀県に行ってきました。そこの川はすきとおっているし、とてもきれいだし、川にも、土手にもゴミ一つ落ちていませんでした。私はその時「川はその地域に住んでいる心を表している」と思いました。その地域の人達はゴミの始末をきっちり最後まで、やっていました。バーベキューした後も、ゴミ一つ残さず片づけていました。私はそのとき思いました。「ここの地域の人達は心から川をきれいにしようと心がけているんだな」と。大和川も、みんなが「川をきれいにしよう」という気があるなら、絶対にきれいになると思います。「早くきれいになった大和川が見たい。」それが私の希望です。
大和川は私の家の近くにあります。すごくすごく汚い川です。けど、少し遠くから見ると、「すごく汚い」というイメージがなく、ただ「汚れている川だなぁ」と思うだけなのですが、実際、川の中に入ると紙パック、あきカンなどが落ちています。川の中だけではありません。土手にもゴミがたくさん落ちています。前、しんせきのおじさんと花火をしに行った時、あちこちに紙コップ、お菓子の袋、花火がたくさん落ちていました。
私は先日、滋賀県に行ってきました。そこの川はすきとおっているし、とてもきれいだし、川にも、土手にもゴミ一つ落ちていませんでした。私はその時「川はその地域に住んでいる心を表している」と思いました。その地域の人達はゴミの始末をきっちり最後まで、やっていました。バーベキューした後も、ゴミ一つ残さず片づけていました。私はそのとき思いました。「ここの地域の人達は心から川をきれいにしようと心がけているんだな」と。大和川も、みんなが「川をきれいにしよう」という気があるなら、絶対にきれいになると思います。「早くきれいになった大和川が見たい。」それが私の希望です。
<大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞>
「川は海につながっている」
桜井市立桜井中学校 1年
私がまだ幼稚園児だった頃、寺川沿いのおばあちゃんの家の庭でボール遊びをしていたら、ボールが寺川に落ちて、下流の方へ流されてしまいました。とても大切にしていたボールだったのにとても残念でした。それから二日ぐらいたって家に電話がかかってきました。電話の相手は女の人で田原本の人でした。その女の人は田原本の川に流れていた私のボールを拾ってくれたのでした。ボールに私の家の電話番号が書いてあったので電話をしてくれたそうです。住所も書いてあったので、ボールを家まで届けてくれました。その時はとてもうれしかったし、川の事にもびっくりしました。その時のことを思い出してみると、川ってどこまで続いているんだろうと思いました。そう考えてみると「はっ!海だ!!」と思いました。あのままボールが流れて行くと海に出てゴミとなってしまうところだったのです。
そういえば、家族旅行で瀬戸内海を船で渡っていた時、海面を見ると海流の境目にゴミがいっぱい浮いていて帯状になっていました。どのゴミも川から流れて来たと思われるような物ばかりでした。今、思うと大和川からゴミ捨ててもゴミは流れてしまって海に出てしまうんだなぁと思いました。お母さんから大和川は全国でワースト1だと聞きました。私達のかけがえのない大和川、そこにゴミを捨てると川も海もよごれてしまう。だから、川をよごしてはいけないと思います。私達の大和川を美くしくして海もきれいにしていけたら良いなぁと思いました。
私がまだ幼稚園児だった頃、寺川沿いのおばあちゃんの家の庭でボール遊びをしていたら、ボールが寺川に落ちて、下流の方へ流されてしまいました。とても大切にしていたボールだったのにとても残念でした。それから二日ぐらいたって家に電話がかかってきました。電話の相手は女の人で田原本の人でした。その女の人は田原本の川に流れていた私のボールを拾ってくれたのでした。ボールに私の家の電話番号が書いてあったので電話をしてくれたそうです。住所も書いてあったので、ボールを家まで届けてくれました。その時はとてもうれしかったし、川の事にもびっくりしました。その時のことを思い出してみると、川ってどこまで続いているんだろうと思いました。そう考えてみると「はっ!海だ!!」と思いました。あのままボールが流れて行くと海に出てゴミとなってしまうところだったのです。
そういえば、家族旅行で瀬戸内海を船で渡っていた時、海面を見ると海流の境目にゴミがいっぱい浮いていて帯状になっていました。どのゴミも川から流れて来たと思われるような物ばかりでした。今、思うと大和川からゴミ捨ててもゴミは流れてしまって海に出てしまうんだなぁと思いました。お母さんから大和川は全国でワースト1だと聞きました。私達のかけがえのない大和川、そこにゴミを捨てると川も海もよごれてしまう。だから、川をよごしてはいけないと思います。私達の大和川を美くしくして海もきれいにしていけたら良いなぁと思いました。
<大和川工事事務所長賞>
「私と、大和川」
大阪市立遠里小野小学校 3年
私は、住吉区遠里小野と言う町で生まれました。大和川には歩いて1分ぐらいです。小さい時からよく遊びました。とくに夏の大和川は大好きでした。父と二人で川ぎしの木や草のしげみの水たまりを探倹するのが好きでした。あみで水の中をすくうとコイやキンギョ、フナ、メダカ、モロコ、ハエ、などの子どもが、たくさんとれました。そのほか、カメやカニやゲンゴロウ虫やタガメ、やご、えびなど、たくさんいました。めずらしいものやきれいな生き物は、家でかいました。エビやカニはたくさんのたまごを生みました。大きくそだてて大和川にはなしました。私は、大和川は、みんなは、きたないといいます。でもこんなにいろいろな生き物がすめると言うことは、ぜったいきたなくないと思います。それよりも私はあまり大和川に行かなくなりました。なぜかと言うと、もう木や草の水たまりがありません。自転車で遠くまで行かなければ草や木のきしがないからです。私は家の近くの川の魚は、ホームレスになってしまったんやなーーと思いました。これからは、台風がいっぱいきます。大雨がふって大和川の水が、ものすごくふえます。四、五日たつと川の中に大きな水たまりが出来ます。そこに、コイやフナがたくさん集まってビニールのふくろやあきかんにたくさんの玉子を生みます。なぜかと言うと草や木がないからです。水たまりは、一週間ぐらいすると、水がぜんぜんなくなります。そのあとは、コイやフナや玉子が死んでくさってとてもいやなにおいがします。私はその時とてもかなしくなります。神様、これいじょうコンクリートで、きしをかためないで下さい。でもやっぱし大和川は大好きです。自転車にのれるようになったのも、こばと子ども会のマラソン大会で四位になれたのも大和川で練習したおかげです。大和川さんありがとうございます。
私は、住吉区遠里小野と言う町で生まれました。大和川には歩いて1分ぐらいです。小さい時からよく遊びました。とくに夏の大和川は大好きでした。父と二人で川ぎしの木や草のしげみの水たまりを探倹するのが好きでした。あみで水の中をすくうとコイやキンギョ、フナ、メダカ、モロコ、ハエ、などの子どもが、たくさんとれました。そのほか、カメやカニやゲンゴロウ虫やタガメ、やご、えびなど、たくさんいました。めずらしいものやきれいな生き物は、家でかいました。エビやカニはたくさんのたまごを生みました。大きくそだてて大和川にはなしました。私は、大和川は、みんなは、きたないといいます。でもこんなにいろいろな生き物がすめると言うことは、ぜったいきたなくないと思います。それよりも私はあまり大和川に行かなくなりました。なぜかと言うと、もう木や草の水たまりがありません。自転車で遠くまで行かなければ草や木のきしがないからです。私は家の近くの川の魚は、ホームレスになってしまったんやなーーと思いました。これからは、台風がいっぱいきます。大雨がふって大和川の水が、ものすごくふえます。四、五日たつと川の中に大きな水たまりが出来ます。そこに、コイやフナがたくさん集まってビニールのふくろやあきかんにたくさんの玉子を生みます。なぜかと言うと草や木がないからです。水たまりは、一週間ぐらいすると、水がぜんぜんなくなります。そのあとは、コイやフナや玉子が死んでくさってとてもいやなにおいがします。私はその時とてもかなしくなります。神様、これいじょうコンクリートで、きしをかためないで下さい。でもやっぱし大和川は大好きです。自転車にのれるようになったのも、こばと子ども会のマラソン大会で四位になれたのも大和川で練習したおかげです。大和川さんありがとうございます。
<大和川工事事務所長賞>
「大和川で泳いだ」
大阪市立矢田東小学校 4年
わたしは小さいとき、大和川でおじいちゃんとさんぽをしたことがあります。そのとき、おじいちゃんが昔の大和川のことを思いだすなぁといっていました。そのとき、わたしは、おじいちゃんに、
「むかしってこんなにきたなかったん。」
ときいてみたら、おじいちゃんが、
「ううん、ちがうよ昔は。大和川は、およげるまできれかったんやで。」
といっていました。わたしはききました。
「じゃあいまもおよげるん。」
おじいちゃんは、あしぐらいやったらいいんちゃうかといったので川にあしをつけました。そのとき、おしりがすべっておちてしまいました。そのときはおぼれかけました。それから、3年ぐらいしてから、おにいちゃんと大和川にいきました。おにいちゃんが、でん車のしたじゃなくて、どうろみたいなところのしたにはしっていきました。だからわたしは、ついていきました。おにいちゃんが、「おれのひみつきちがあんねん。」と言ったので、そこまではしっていきました。わたしは、また、はしっておにいちゃんのところまで、いきました。それからおにいちゃんが川をわたっていきました。それで、わたしもわたりました。それから、おにいちゃんがかわにとびこみました。それから、ふくのままではいったのでふくにこけがいっぱいつきました。わたしも、とびこみました。また、いえにかえってしんせきもよびにいって、大和川につれていきました。しんせきも、川にとびこんでむこうがわのほうへ、およいでいったりしていました。わたしも、いきました。み
んなでいきました。みんなでもどってまました。わたしには、きたないけれど楽しい思い出がいっぱいある大和川です。わたしは、大和川をきれいになってキャンプやいろんなことをできるようになってほしいです。また、しんせきとおにいちゃんとかもつれて、きれいな大和川になった川でおよぎたいです。おかあさんもおとうさんもおばあちゃんもしんせきもおかあさんもいっしょにつれておよぎにいきたいなとおもいます。もっときれいな大和川にするには、みんなでたすけあってごみをすてないようにしたり、ごみをすてないように人々に、注意をします。きれいな大和川になってからまた大和川でおよぎたいです。
わたしは小さいとき、大和川でおじいちゃんとさんぽをしたことがあります。そのとき、おじいちゃんが昔の大和川のことを思いだすなぁといっていました。そのとき、わたしは、おじいちゃんに、
「むかしってこんなにきたなかったん。」
ときいてみたら、おじいちゃんが、
「ううん、ちがうよ昔は。大和川は、およげるまできれかったんやで。」
といっていました。わたしはききました。
「じゃあいまもおよげるん。」
おじいちゃんは、あしぐらいやったらいいんちゃうかといったので川にあしをつけました。そのとき、おしりがすべっておちてしまいました。そのときはおぼれかけました。それから、3年ぐらいしてから、おにいちゃんと大和川にいきました。おにいちゃんが、でん車のしたじゃなくて、どうろみたいなところのしたにはしっていきました。だからわたしは、ついていきました。おにいちゃんが、「おれのひみつきちがあんねん。」と言ったので、そこまではしっていきました。わたしは、また、はしっておにいちゃんのところまで、いきました。それからおにいちゃんが川をわたっていきました。それで、わたしもわたりました。それから、おにいちゃんがかわにとびこみました。それから、ふくのままではいったのでふくにこけがいっぱいつきました。わたしも、とびこみました。また、いえにかえってしんせきもよびにいって、大和川につれていきました。しんせきも、川にとびこんでむこうがわのほうへ、およいでいったりしていました。わたしも、いきました。み
んなでいきました。みんなでもどってまました。わたしには、きたないけれど楽しい思い出がいっぱいある大和川です。わたしは、大和川をきれいになってキャンプやいろんなことをできるようになってほしいです。また、しんせきとおにいちゃんとかもつれて、きれいな大和川になった川でおよぎたいです。おかあさんもおとうさんもおばあちゃんもしんせきもおかあさんもいっしょにつれておよぎにいきたいなとおもいます。もっときれいな大和川にするには、みんなでたすけあってごみをすてないようにしたり、ごみをすてないように人々に、注意をします。きれいな大和川になってからまた大和川でおよぎたいです。
<大和川工事事務所長賞>
「きたなくなった大和川」
大阪市立矢田東小学校 4年
おじいさんが子どものころは、大和川はきれいでした。おとうさんにきくと「昔は大和川でおよいだりできたんだって。つりもできたし、せんたくもできるきれいな川だったんだ。」と、教えてくれました。
1960年ごろからどんどん水がきたなくなってしまいました。それは、生活はい水や油などできたなくなったと話していました。でも、なら県の大和川は、大阪の大和川よりはまだきれいです。
それではどこで川がよごれているのでしょう。それは、なら県と大阪のさかいめと近くで、生活はい水やセンザイ、油、しょうゆを捨てたりしていたからです。
大和川にたいして、ならの吉野川はかなり水がきれいで、夏の夜、ホタルが飛ぶほどきれいな水です。
それでは、吉野川はどうして水がきれいなのでしょうか。それは市民の協力で、セメントを使わないようにしているからです。吉野川の水底はすな地です。それにたいして大和川はセメントを使いすぎですし、底もどろがほとんどです。
ぼくが3才のころです。その時、はじめて大和川にいきました。バッタをみつけたからうれしくなってさわいでいました。今よりも、バッタの数は多かったと思います。だから、昔にくらべて、今は自然もすくなくなってきていると思います。
ぼくたちの家の近くの大和川では、大和川クリーン作せんをおこなっていますが、ポイすてがひどく、とくに花火やたばこのごみがとても多かったです。だから、ぼくたちもポイすてをやめていこうと思います。
山を流れる川はとてもきれいです。大和川もそんな川にしたいです。今、大和川はぜん国ワースト1位です。でも、これから、もっと大和川に自然をとりもどしたいので、また、クリーン作せんにさんかしたいと思います。
おじいさんが子どものころは、大和川はきれいでした。おとうさんにきくと「昔は大和川でおよいだりできたんだって。つりもできたし、せんたくもできるきれいな川だったんだ。」と、教えてくれました。
1960年ごろからどんどん水がきたなくなってしまいました。それは、生活はい水や油などできたなくなったと話していました。でも、なら県の大和川は、大阪の大和川よりはまだきれいです。
それではどこで川がよごれているのでしょう。それは、なら県と大阪のさかいめと近くで、生活はい水やセンザイ、油、しょうゆを捨てたりしていたからです。
大和川にたいして、ならの吉野川はかなり水がきれいで、夏の夜、ホタルが飛ぶほどきれいな水です。
それでは、吉野川はどうして水がきれいなのでしょうか。それは市民の協力で、セメントを使わないようにしているからです。吉野川の水底はすな地です。それにたいして大和川はセメントを使いすぎですし、底もどろがほとんどです。
ぼくが3才のころです。その時、はじめて大和川にいきました。バッタをみつけたからうれしくなってさわいでいました。今よりも、バッタの数は多かったと思います。だから、昔にくらべて、今は自然もすくなくなってきていると思います。
ぼくたちの家の近くの大和川では、大和川クリーン作せんをおこなっていますが、ポイすてがひどく、とくに花火やたばこのごみがとても多かったです。だから、ぼくたちもポイすてをやめていこうと思います。
山を流れる川はとてもきれいです。大和川もそんな川にしたいです。今、大和川はぜん国ワースト1位です。でも、これから、もっと大和川に自然をとりもどしたいので、また、クリーン作せんにさんかしたいと思います。
<大和川工事事務所長賞>
「私たちの守るべき宝」
大阪市立矢田北小学校 6年
私は大和川が大好きです。みんなで楽しく花火ができるし、土手すべりも楽しいし、夜のキャンプファイヤーもきれいだし大好きです。小さいころにお姉ちゃんや近所の友達とすっごい楽しく遊んだ思い出もあります。
しかし、今大和川は魚も住めないさみしい川になってしまいました。土手の方で遊ぶのは楽しいですが、メインの川がにごっていて見るだけでイヤになる川じゃ、楽しく遊んでいても、なんか気分がのらなくなってしまいます。だから、いつも大和川を見ると頭の中で、こういう大和川になったらいいのになぁと思います。その頭の中で思う事はいつもこうです。川の水はとうめいで、とてもきれいで、その川の中では、メダカやタガメ、いろんな魚や虫がいて、土手では、楽しそうに遊んでいる子供がいて、草っぱらには、ピョンピョン元気に飛びはねる虫たちがたーくさんいて、もうみんな楽しくすごしている事ばかり思っていました。でも、たぶん私は自分自身が、土手で楽しく遊んだり、きれいな大和川でピチャピチャ魚をつかまえたりしたいから頭の中でそう考えてしまうんだと思います。
しかし、大和川はかんたんに私の思うとおりの川にはなりません。ごく一部の人たちが、きれいな大和川を取りもどそうとがんばっても、大和川はきれいな川にはもどらないんです。みんなが、一つ一つにちゃんと集中して大和川を取りもどそうと動かなければ大和川はずっときれいな川にもどらないんです。家庭などから出る油や洗ざい、ほかにもたくさん家庭から出る物で大和川をよごしているんです。ほかにも、工場から出る排水や有害物質が混ざった水や油が大和川に出て来るなど大和川をよごす理由はいっぱいあります。今、地球上でいろんな自然が人間のためにこわれてきているのです。その自然の中に大和川も入っているんです。人間のただの欲望だけに大和川をふくめ、自然がこわれているのです。
確かに世界中どんどん便利になっていますが、便利になると同時に大切な自然をこわしていいんですか?大和川も私たちにとって大切な川、そして自然なんです。とっても大事な宝なんです。みんなで大和川を少しずつでも、きれいにしていきましょう。そして、人間だけが便利になるんではなく、魚や虫たちが、喜べるすてきな所を作りましょう。みんなが一つになれば、大和川だって、すぐきれいになるんです。大切な宝だからこそ、守りたくなるんです。
私は大和川が大好きです。みんなで楽しく花火ができるし、土手すべりも楽しいし、夜のキャンプファイヤーもきれいだし大好きです。小さいころにお姉ちゃんや近所の友達とすっごい楽しく遊んだ思い出もあります。
しかし、今大和川は魚も住めないさみしい川になってしまいました。土手の方で遊ぶのは楽しいですが、メインの川がにごっていて見るだけでイヤになる川じゃ、楽しく遊んでいても、なんか気分がのらなくなってしまいます。だから、いつも大和川を見ると頭の中で、こういう大和川になったらいいのになぁと思います。その頭の中で思う事はいつもこうです。川の水はとうめいで、とてもきれいで、その川の中では、メダカやタガメ、いろんな魚や虫がいて、土手では、楽しそうに遊んでいる子供がいて、草っぱらには、ピョンピョン元気に飛びはねる虫たちがたーくさんいて、もうみんな楽しくすごしている事ばかり思っていました。でも、たぶん私は自分自身が、土手で楽しく遊んだり、きれいな大和川でピチャピチャ魚をつかまえたりしたいから頭の中でそう考えてしまうんだと思います。
しかし、大和川はかんたんに私の思うとおりの川にはなりません。ごく一部の人たちが、きれいな大和川を取りもどそうとがんばっても、大和川はきれいな川にはもどらないんです。みんなが、一つ一つにちゃんと集中して大和川を取りもどそうと動かなければ大和川はずっときれいな川にもどらないんです。家庭などから出る油や洗ざい、ほかにもたくさん家庭から出る物で大和川をよごしているんです。ほかにも、工場から出る排水や有害物質が混ざった水や油が大和川に出て来るなど大和川をよごす理由はいっぱいあります。今、地球上でいろんな自然が人間のためにこわれてきているのです。その自然の中に大和川も入っているんです。人間のただの欲望だけに大和川をふくめ、自然がこわれているのです。
確かに世界中どんどん便利になっていますが、便利になると同時に大切な自然をこわしていいんですか?大和川も私たちにとって大切な川、そして自然なんです。とっても大事な宝なんです。みんなで大和川を少しずつでも、きれいにしていきましょう。そして、人間だけが便利になるんではなく、魚や虫たちが、喜べるすてきな所を作りましょう。みんなが一つになれば、大和川だって、すぐきれいになるんです。大切な宝だからこそ、守りたくなるんです。