
作文部門2
<大和川河川事務所長賞>
「大和川をきれいにする人」
堺市立錦小学校 4年
四年生になって大和川のことを色々学校で勉強するようになりました。大和川は私の学校から歩いていける一番近い川でとても大きな川です。あまりきれいな川ではないと思っていたけど、日本で一番よごれている川だと先生から教えてもらって、びっくりしました。でも、三十年前からくらべると、いなくなった魚や鳥がもどってきたりとてもきれいな川になってきているときいて、とても安心しました。そして私たち四年生はきれいになった大和川に、水遊びに行きました。だけどそこで、きたない所にいる糸みみずがいたり、洗ざいが流れているのを発見しました。私は、大和川の水がきれいなすきとおった水でさわガニが住めるような川になったらいいなと考えるようになりました。
内川祭りに行った時は、大和川をきれいにするにはどうしたらいいのか、私たちが今すぐできる事を実験しながら、教えてもらいました。ハンバーグを食べたお皿は、紙で、ふいてから洗うと、ほとんど水がよごれませんでした。でも、牛乳やジュースは、そのまま流すので、水は、とてもよごれてしまいます。博士は、飲める量だけ、コップに入れて残さないようにすればいいと、教えてくれました。私はそれから、がんばって水をよごさないように、食器をふいたり、飲み物を、残さないようにしています。おばあちゃんや、しんせきのおばあちゃんにも教えてあげました。
まだまだ他にも大和川を、きれいにするには、どうしたらいいのか考えてみましたけど、あまり、思いつきませんでした。でも、いい事を思いつきました。私は、大きくなったら、大和川をきれいにする人になろうと思います。そして、水がすきとおった大和川で、思いっきり泳いだり、魚をつかまえたりするのが、私のゆめです。
<大和川河川事務所長賞>
「川とぼく」
三碓小学校内三碓バンビーホーム 3年
ぼくは、大和川に、流れこむ、とみお川上流に住んでいます。
春には、豊年エビやカブトエビを田んぼで見つけます。またオタマジャクシを見つけ遊びます。川には魚がよく、ピョンピョンはねているのが目につきます。
六月にもっと上流に行けばホタルが見られます。ぼくが生まれる前までは、家の近くでもホタルを見ることができたそうです。ざんねんです。
夏には、ヘビをさがしたり、カエルをつかまえて遊びます。いろいろなカエルが鳴いて大合しょうが始まります。
秋には、ギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ、などいろいろなトンボが、川の水面をさんらんするために、とんでいます。カエルやヘビは冬みんするために、じゅんびをしていて、動きがにぶくて、つかまえやすいです。
冬には、ときどきカモを見ることがあります。
ぼくにとって、とみお川は大切な場所です。ゴミをすてる人がいなくなってほしいです。もっときれいな川になってほしいです。
ぼくたち家族は、よく山にキャンプに行きます。その時には、食器などふくだけであらいません。それは、水をよごしたくないからです。また、ゴミはかならず家にもって帰ります。
みんなが少しずつでもいいから、このような心がけをしたら大和川は、もっときれいになると思います。
川の上流に住んでいる、ぼくたちこそ、がんばって川をよごさないようにしなければならないと思います。
ぼくは、大和川に、流れこむ、とみお川上流に住んでいます。
春には、豊年エビやカブトエビを田んぼで見つけます。またオタマジャクシを見つけ遊びます。川には魚がよく、ピョンピョンはねているのが目につきます。
六月にもっと上流に行けばホタルが見られます。ぼくが生まれる前までは、家の近くでもホタルを見ることができたそうです。ざんねんです。
夏には、ヘビをさがしたり、カエルをつかまえて遊びます。いろいろなカエルが鳴いて大合しょうが始まります。
秋には、ギンヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ、などいろいろなトンボが、川の水面をさんらんするために、とんでいます。カエルやヘビは冬みんするために、じゅんびをしていて、動きがにぶくて、つかまえやすいです。
冬には、ときどきカモを見ることがあります。
ぼくにとって、とみお川は大切な場所です。ゴミをすてる人がいなくなってほしいです。もっときれいな川になってほしいです。
ぼくたち家族は、よく山にキャンプに行きます。その時には、食器などふくだけであらいません。それは、水をよごしたくないからです。また、ゴミはかならず家にもって帰ります。
みんなが少しずつでもいいから、このような心がけをしたら大和川は、もっときれいになると思います。
川の上流に住んでいる、ぼくたちこそ、がんばって川をよごさないようにしなければならないと思います。
<大和川河川事務所長賞>
「みんなが喜ぶ川にしたい」
桜井市立桜井西小学校 4年
みんなが喜ぶ川、楽しくなる川って、どんな川なのか考えてみました。生き物がいっぱい、川のまわりにきれいな花がさいている、安全な川など、いろいろあると思います。
私の校区には、大和川の支流である寺川があります。この前、四年生のみんなで寺川たんけんに行ってきました。みんなは、先生の話をきくと、いっせいに川の中に入りました。川の中にいる魚は、美しくかがやいているように見えました。寺川には、フナ、オイカワ、ウグイ、などの魚やザリガニ、シジミなどたくさんいます。でもゴミもたくさんありました。お皿のわれたはへん、おべん当の入れ物(トレイ)、ビン、おかしの袋もありました。川がよごれると、生き物がかわいそうなので、やめてほしいと思います。水をよく見てみると、少しよごれていました。パックテストの結果でも少しよごれていることが分かりました。でも私は、寺川が好きです。なぜかというと、きれいな、ピンクと、オレンジと、白のコスモスが、いっぱい川のまわりにさいていたからです。友達のまなかと、いっしょに植物見つけをしました。コスモスのほかに、ハーブなどもありました。ハーブはさわやかな香りがしました。植物の前には、家や、田んぼがありました。その前の家の人は、きっと家を出て、お買い物へ行く時、外へ出て、花や川を見ると、やさしい、うれしい気持ちになると思います。川をきれいに、人々に喜んでもらえるようにするために、私たちには、どんなことができるのだろう?それが、これからのわたしたちの学習のテーマです。私たちも、いっぱい学習して、川がきれいになるようにまわりの人たちにも、よびかけていこうと思います。
みんなが喜ぶ川、楽しくなる川って、どんな川なのか考えてみました。生き物がいっぱい、川のまわりにきれいな花がさいている、安全な川など、いろいろあると思います。
私の校区には、大和川の支流である寺川があります。この前、四年生のみんなで寺川たんけんに行ってきました。みんなは、先生の話をきくと、いっせいに川の中に入りました。川の中にいる魚は、美しくかがやいているように見えました。寺川には、フナ、オイカワ、ウグイ、などの魚やザリガニ、シジミなどたくさんいます。でもゴミもたくさんありました。お皿のわれたはへん、おべん当の入れ物(トレイ)、ビン、おかしの袋もありました。川がよごれると、生き物がかわいそうなので、やめてほしいと思います。水をよく見てみると、少しよごれていました。パックテストの結果でも少しよごれていることが分かりました。でも私は、寺川が好きです。なぜかというと、きれいな、ピンクと、オレンジと、白のコスモスが、いっぱい川のまわりにさいていたからです。友達のまなかと、いっしょに植物見つけをしました。コスモスのほかに、ハーブなどもありました。ハーブはさわやかな香りがしました。植物の前には、家や、田んぼがありました。その前の家の人は、きっと家を出て、お買い物へ行く時、外へ出て、花や川を見ると、やさしい、うれしい気持ちになると思います。川をきれいに、人々に喜んでもらえるようにするために、私たちには、どんなことができるのだろう?それが、これからのわたしたちの学習のテーマです。私たちも、いっぱい学習して、川がきれいになるようにまわりの人たちにも、よびかけていこうと思います。
<大和川河川事務所長賞>
「源流はきれいだ!」
橿原市立畝傍南小学校 4年
ぼくは、夏休みの自由研究で、大和川へ流れていく高取川の水質調査をしました。それで、高取川の源流から曽我川と合流するまでの五か所に何日かに分けて、父や母と行きました。
まず源流へ行きました。気温は30度をこえる暑い日でしたが、山の中は23度とエアコンがきいているようでした。鳥の鳴き声も聞こえました。川の水は19度で、足をつけてみると、「ひゃー!冷たーい!」と思わずさけびました。「飲みたいな」と思うくらいすんだ水でした。川の石をひっくり返すと、サワガニがいました。他にも、カジカガエルやシュレーゲルアオガエルなどがいて、見つけるたびに「ヤッター」とかん声をあげました。パックテストでCOD値を測ってみると、ほとんど0に近く本当にきれいな水だということがわかりました。
ところが、下流に行くにつれ、水がどんどん汚れてきました。ぼくの調査の最終地点の曽我川との合流地では、ビニールやペットボトルなどたくさんのゴミがあり、水も茶かっ色でにごり、ヘドロや油のようなものがういていました。水温は32度もあり、においもとてもくさかったです。COD値も20PPmとずい分汚れていることがわかりました。車で行くと源流から30分くらいのきょりの間に、こんなに汚れてしまうのかとびっくりしました。
また別の日に、飛鳥川の源流へも行きました。やはり、サワガニやニホンアカガエル、ナミウズムシがいるきれいな川でした。
汚いと言われている大和川も、源流の山からは、とてもきれいな水が流れています。ぼくは、サワガニたちがすむきれいな川が大すきです。下流の方まで気持ちよく川遊びができたらいいなぁと思います。ゴミをなくして、自然を大切にして、きれいな川を守って行きたいと思います。
ぼくは、夏休みの自由研究で、大和川へ流れていく高取川の水質調査をしました。それで、高取川の源流から曽我川と合流するまでの五か所に何日かに分けて、父や母と行きました。
まず源流へ行きました。気温は30度をこえる暑い日でしたが、山の中は23度とエアコンがきいているようでした。鳥の鳴き声も聞こえました。川の水は19度で、足をつけてみると、「ひゃー!冷たーい!」と思わずさけびました。「飲みたいな」と思うくらいすんだ水でした。川の石をひっくり返すと、サワガニがいました。他にも、カジカガエルやシュレーゲルアオガエルなどがいて、見つけるたびに「ヤッター」とかん声をあげました。パックテストでCOD値を測ってみると、ほとんど0に近く本当にきれいな水だということがわかりました。
ところが、下流に行くにつれ、水がどんどん汚れてきました。ぼくの調査の最終地点の曽我川との合流地では、ビニールやペットボトルなどたくさんのゴミがあり、水も茶かっ色でにごり、ヘドロや油のようなものがういていました。水温は32度もあり、においもとてもくさかったです。COD値も20PPmとずい分汚れていることがわかりました。車で行くと源流から30分くらいのきょりの間に、こんなに汚れてしまうのかとびっくりしました。
また別の日に、飛鳥川の源流へも行きました。やはり、サワガニやニホンアカガエル、ナミウズムシがいるきれいな川でした。
汚いと言われている大和川も、源流の山からは、とてもきれいな水が流れています。ぼくは、サワガニたちがすむきれいな川が大すきです。下流の方まで気持ちよく川遊びができたらいいなぁと思います。ゴミをなくして、自然を大切にして、きれいな川を守って行きたいと思います。
<大和川河川事務所長賞>
「わたしが見つけた大和川」
王寺町立王寺南中学校 1年
私の住んでいる王寺町には、大阪の堺市で大阪湾に流入するまでの長さ六十八キロメートルにも及ぶ、大和川が流れています。この川は全国で一位、二位を争うほどの汚さであるといわれています。確かに、川の周辺を散歩していると食べ物が腐ったようなにおいがして、川の水はひどくにごっており、よく見るとたくさんのゴミが浮いていて、しかも泡のようなものがぶくぶくと出ていました。
川というものは本来、人の心に安らぎを与えたり、なごませる効果、そして魚などの生き物にもよい住みかとして利用できるものだと思います。しかし、今の大和川は、魚などがたくさん暮らせるような水の状態ではなく、しかも見た目も、においも人々の心によいものを与えることはできません。
私は小学生の時に、大和川がこれほど汚くなってしまった原因の一つとして、川へのポイ捨て、家庭で使った洗剤などの汚れた液をそのまま流していることなどが挙げられることを知りました。これらは全て、一人一人が気をつければ解決できることです。
一方、ボランティアの方々や私達町民で、大和川を掃除したりすることもあります。そのため最近、少しずつは大和川もきれいになってきていると聞きました。
大和川がきれいで気持ちのよい、みんなが好きになれるような川にするためには、まず一人一人ができることを考え、少しずつでも実行していくことが大切だと思いました。其の上で、大和川が流れている町の住民として、地域でやる掃除などといった活動に積極的に参加することも必要だと思いました。そして、いつか「私達の大和川」と誇れる大和川にしたいです。
私の住んでいる王寺町には、大阪の堺市で大阪湾に流入するまでの長さ六十八キロメートルにも及ぶ、大和川が流れています。この川は全国で一位、二位を争うほどの汚さであるといわれています。確かに、川の周辺を散歩していると食べ物が腐ったようなにおいがして、川の水はひどくにごっており、よく見るとたくさんのゴミが浮いていて、しかも泡のようなものがぶくぶくと出ていました。
川というものは本来、人の心に安らぎを与えたり、なごませる効果、そして魚などの生き物にもよい住みかとして利用できるものだと思います。しかし、今の大和川は、魚などがたくさん暮らせるような水の状態ではなく、しかも見た目も、においも人々の心によいものを与えることはできません。
私は小学生の時に、大和川がこれほど汚くなってしまった原因の一つとして、川へのポイ捨て、家庭で使った洗剤などの汚れた液をそのまま流していることなどが挙げられることを知りました。これらは全て、一人一人が気をつければ解決できることです。
一方、ボランティアの方々や私達町民で、大和川を掃除したりすることもあります。そのため最近、少しずつは大和川もきれいになってきていると聞きました。
大和川がきれいで気持ちのよい、みんなが好きになれるような川にするためには、まず一人一人ができることを考え、少しずつでも実行していくことが大切だと思いました。其の上で、大和川が流れている町の住民として、地域でやる掃除などといった活動に積極的に参加することも必要だと思いました。そして、いつか「私達の大和川」と誇れる大和川にしたいです。
<大和川河川事務所長賞>
「わたしが見つけた大和川」
王寺町立王寺南中学校 2年
ぼくがこの作文を書こうと思ったきっかけは、小学校六年生のときに、大和川の水質調査をしたことです。そのときにはかった水質の具体的な数値はおぼえていませんが、他の川にくらべると、相当きたなかった。という事はおぼえています。水質もきたなかったけど、川原に捨ててあったゴミの量にもおどろきました。花火や空きかんだけではなく、電池を袋につめて捨ててあるものや茶わんなどもありました。近くに住んでいるだけあって、そこそこきたない川だという事は知っていましたが、ここまできたないとは思っていませんでした。自分の住んでいる町の中を流れている川のことを、あまりにも知らなかった事には、少しショックを受けました。
自分でも何かできることはないかと思い、我が家では、小学校の時に、環境学習で作ったアクリルたわしと天プラ油などを原料に使った、廃油石けんを使っています。アクリルたわしは、洗剤を使わなくても、汚れが落ちるというスグレモノで、廃油石けんは、くつ下などのしつこい汚れやしみなどを落としやすく、母も気に入ってくれています。一方、節水にも力を入れており、風呂の水は、洗たくに使い、水の出しっぱなしはほとんどありません。
このようなことで、本当に水質が変わるのかは、分かりませんが、小さな事のつみ重ねが大切だと思います。最近、数年前よりは水質がよくなっているという事を聞きましたが、これからもっときれいにしていき、何十年か前のように、人が泳げる川になってほしいと思います。
ぼくがこの作文を書こうと思ったきっかけは、小学校六年生のときに、大和川の水質調査をしたことです。そのときにはかった水質の具体的な数値はおぼえていませんが、他の川にくらべると、相当きたなかった。という事はおぼえています。水質もきたなかったけど、川原に捨ててあったゴミの量にもおどろきました。花火や空きかんだけではなく、電池を袋につめて捨ててあるものや茶わんなどもありました。近くに住んでいるだけあって、そこそこきたない川だという事は知っていましたが、ここまできたないとは思っていませんでした。自分の住んでいる町の中を流れている川のことを、あまりにも知らなかった事には、少しショックを受けました。
自分でも何かできることはないかと思い、我が家では、小学校の時に、環境学習で作ったアクリルたわしと天プラ油などを原料に使った、廃油石けんを使っています。アクリルたわしは、洗剤を使わなくても、汚れが落ちるというスグレモノで、廃油石けんは、くつ下などのしつこい汚れやしみなどを落としやすく、母も気に入ってくれています。一方、節水にも力を入れており、風呂の水は、洗たくに使い、水の出しっぱなしはほとんどありません。
このようなことで、本当に水質が変わるのかは、分かりませんが、小さな事のつみ重ねが大切だと思います。最近、数年前よりは水質がよくなっているという事を聞きましたが、これからもっときれいにしていき、何十年か前のように、人が泳げる川になってほしいと思います。
<大和川河川事務所長賞>
「歴史で見る大和川」
大阪市立遠里小野小学校 6年
大和川に、かかるおりおの橋を上流に行くと行基大橋という橋を見つけた。もしかしたら歴史で習った行基と言うお坊さんが造った橋かもしれないと、ぼくは、非常に興奮した。行基というお坊さんは、奈良時代にため池や橋造りをして人々を助けていた人で、こんなに身近に歴史で有名な人が造った橋があるということに、ぼくは、すごく感動した。
弥生時代から、米づくりがはじまり、水を必要とするために、人々は川や池などの周辺で生活をするようになった。大和川の周辺でも、人々が生活をし、米づくりをしていたのだろうか。
江戸時代には、中甚兵衛という人が大和川の付けかえをして、洪水がなくなったそうだ。もし、中甚兵衛が大和川の付けかえをしていなかったならば、ぼくたちの近くに大和川は、なかったかもしれない。もし、そうだったら、ぼくたちの生活は、今どんなだっただろう。
大昔から、川は、人々の生活に深く関係してきた。人々の生活を豊かにすることもあれば、逆に人々を苦しませたりすることもある。しかし、どんなに時代が進んでも人々の生活から、川を切りはなすことは、できないと思う。
歴史から、大和川を考えてみてぼくたちの先祖は、川から多くのめぐみを受けてきた。ぼくたちもまた、そうだろう。
少しずつよみがえってきた大和川を、ぼくたちはもっと、意識して川のよみがえりにつとめていかなければならないと思った。
大和川に、かかるおりおの橋を上流に行くと行基大橋という橋を見つけた。もしかしたら歴史で習った行基と言うお坊さんが造った橋かもしれないと、ぼくは、非常に興奮した。行基というお坊さんは、奈良時代にため池や橋造りをして人々を助けていた人で、こんなに身近に歴史で有名な人が造った橋があるということに、ぼくは、すごく感動した。
弥生時代から、米づくりがはじまり、水を必要とするために、人々は川や池などの周辺で生活をするようになった。大和川の周辺でも、人々が生活をし、米づくりをしていたのだろうか。
江戸時代には、中甚兵衛という人が大和川の付けかえをして、洪水がなくなったそうだ。もし、中甚兵衛が大和川の付けかえをしていなかったならば、ぼくたちの近くに大和川は、なかったかもしれない。もし、そうだったら、ぼくたちの生活は、今どんなだっただろう。
大昔から、川は、人々の生活に深く関係してきた。人々の生活を豊かにすることもあれば、逆に人々を苦しませたりすることもある。しかし、どんなに時代が進んでも人々の生活から、川を切りはなすことは、できないと思う。
歴史から、大和川を考えてみてぼくたちの先祖は、川から多くのめぐみを受けてきた。ぼくたちもまた、そうだろう。
少しずつよみがえってきた大和川を、ぼくたちはもっと、意識して川のよみがえりにつとめていかなければならないと思った。
<大和川河川事務所長賞>
「私がみつけた大和川」
王寺町立王寺南中学校 3年
大和川は日本で一、二位を争うくらい汚い川です。下流が上流よりもすごく汚くて、川沿いの道を歩くと悪臭がします。
でも、大和川は昔泳げるくらい綺麗な川だったということを親から聞きました。今ではとても考えられませんが、昔と今でこんなに環境に差があることに驚きました。人間が川にゴミを捨てたり、有害なものや、魚が食べてしまうと死んでしまうものなどをほかすことはしてはいけないと思います。
私は中学校一年のときに、友達と花火大会を見に、大和川の近くまで行きました。花火大会が終わり、人混みがなくなってきたところを帰ろうとしました。ですが、辺りはゴミだらけで、歩くには危険なほど落ちていました。私は友達と、
「これは、いくら何でもひどいやろ…。」と言って、時間が許す限り黙々とゴミを拾いました。私達がゴミを拾っているのを見てる人は沢山いました。ですが、誰一人として手伝ってくれる人はいませんでした。だいたいゴミを拾い終えたところで私達は帰りました。良い夏の思い出になりました。
私達がゴミを拾ったところで、あんまり川は綺麗にならなかったし、今も少しずつ汚れていっています。でも、私達じゃなくて、皆が積極的にゴミ拾いに参加してくれれば、昔みたいに、泳げる日が来るんじゃないかと思います。
大和川は日本で一、二位を争うくらい汚い川です。下流が上流よりもすごく汚くて、川沿いの道を歩くと悪臭がします。
でも、大和川は昔泳げるくらい綺麗な川だったということを親から聞きました。今ではとても考えられませんが、昔と今でこんなに環境に差があることに驚きました。人間が川にゴミを捨てたり、有害なものや、魚が食べてしまうと死んでしまうものなどをほかすことはしてはいけないと思います。
私は中学校一年のときに、友達と花火大会を見に、大和川の近くまで行きました。花火大会が終わり、人混みがなくなってきたところを帰ろうとしました。ですが、辺りはゴミだらけで、歩くには危険なほど落ちていました。私は友達と、
「これは、いくら何でもひどいやろ…。」と言って、時間が許す限り黙々とゴミを拾いました。私達がゴミを拾っているのを見てる人は沢山いました。ですが、誰一人として手伝ってくれる人はいませんでした。だいたいゴミを拾い終えたところで私達は帰りました。良い夏の思い出になりました。
私達がゴミを拾ったところで、あんまり川は綺麗にならなかったし、今も少しずつ汚れていっています。でも、私達じゃなくて、皆が積極的にゴミ拾いに参加してくれれば、昔みたいに、泳げる日が来るんじゃないかと思います。