2012年の入賞作品

作文部門

<大阪府知事賞>

「元気あふれる大和川せん魚いちば」

 
大阪市立安立小学校 小学校2年

「わぁー、びっくり!!」
おどろきの声がひびいた。初めて見る、へびみたいな長くてだらりとした物に、本当にびっくりした。何がとれるか楽しみにしていたあみから、大きなぬるりとしたてんねんのうなぎが出てきたからだ。もちろん、うなぎを食べた事はある。やいたらいいにおいで、おいしい事だって知っている。そのうなぎが、今、目の前にあらわれた。うなぎが大和川にいる。私は、すごくおどろいた。
きょ年、家ぞくでかんさつに行った時は、魚たちが、きれいな水の中で気持ち良さそうに泳いでいて嬉しかった。大和川の近くに住む私の家ぞくは、大和川がきれいになっていく事を喜んでいた。
そして、今年は、水辺の楽校で、うなぎや、魚や、大和川に住む友だちにたくさん会えた。しかも、ライフジャケットをきて、川に入る事が出来た。生まれて初めて入った大和川は、そこがはっきりすけて見えた。とてもすき通ったきれいな水だ。水のとうめいさと、水の冷たさと、両方が気持ち良かった。川の生き物たちも気持ち良いだろうなと思った。
私は、生き物がたくさん住める大和川の近くに住めて幸せだ。昔は、きたない川だったなんて信じられない。みんなでした水しつけんさのけっかも「きれいな水」だった。これは大和川をあいする人たちの、ど力のおかげだと思った。
私は、きょ年、奈良でアクリルタワシを作る教室にさんかして、自分であんだ。形はちょっと変になったけど、せんざいなしで、ピカピカに洗えるのが嬉しくて、学校の先生やお母さんにプレゼントして、今も使ってもらっている。食べ残しもふきとってから、洗ってもらっている。私も大和川をきれいにするやくにたてて嬉しかった。小さな事だけど、七さいの私にも大和川をきれいにする事が出来る。だから、みんなの小さなど力の一つ一つがとても大切だと思う。
今の私のゆめは、大和川を「元気あふれる大和川せん魚いちば」とニックネームがつくくらい、魚がいっぱい住むきれいな川にする事だ。

<奈良県知事賞>

「ニコニコにしよう、大和川」

奈良市立三碓小学校 小学校4年

「きたないなあ、今日もよごれてるなあ。」
わたしは家の近くにある富雄川を見て毎日思います。ゴミがいっぱいで本当は拾いに行きたいぐらいです。でもなぜだか魚がいっぱい泳いでいるし、いろんな種類の鳥たちもやって来ます。
「なぜ、こんなきたない川に魚がいるんだろう。みんなポイ捨てをやめればいいのに。」
とお母さんに言うと、
「富雄川は大和川の支流の中できれいなほうみたいだよ。」
と教えてくれました。大和川を調べてみると日本一きたない川として有名になり、今はがんばって川を美しくしようと努力していると書いてありました。でも、わたしはいくら大和川だけをきれいにしても支流でつながっている富雄川などのきたない水が流れてくると意味がないと思います。だから、大和川につながっている川をふくめてきれいにしていくことが大和川にとって必要です。
わたしのめざしている大和川は、水がキラキラとかがやいていて、カメ、魚、鳥たちがいる美しい場所です。大和川をおとずれる人すべてに喜んでもらえるような川がいいです。もし、わたしがま法を使えたら、ぜったいかなえたいです。でもその夢をかなえるにはまだまだ時間がいっぱいかかりそうだけど、わたし以外にも同じ事を思っている人はいるはずです。川にむかって
「きれいになりなさい。」
とどなってもきれいにはなりません。なので一人一人がルールを守って、日本一きたない大和川を日本一きれいな大和川にできたらいいなあと思います。もし川が人間みたいに心を持っていたら川は、悲しんでいるかもしれません。これ以上泣かないようにいつも笑っているようなニコニコ大和川をこれからみんなで作っていきたいです。



<近畿地方整備局長賞>

「思い出いっぱい大和川」

大阪市立矢田東小学校 小学校6年

ぼくは、小さい時から、大和川での思い出がたくさんあります。幼稚園の時、サッカーチームに入って、大和川の土手で練習したり、試合したりしました。川の土手で楽しくサッカーをするのは、すごく気持ちよかったです。休みの日も、お父さんと土手でサッカーをして、たくさん遊びました。
正月では、お父さんとお母さんと、たこ上げをしました。やっぱり、川の土手でやるのは、いいなと思いました。
春は、毎年桜の時期に、家族全員と、おばあちゃんといっしょに花見をします。川の音を聞きながら、きれいな桜を見ながらおいしいご飯や、おいしいジュースを飲むのは、本当に最高です。
夏は、お父さんといっしょに、土手で野球をしました。たくさん打って、すごく楽しいです。
でも、楽しいことがいっぱいだけど、ぼくには、こうなってほしいという願いがあります。それは、川の水がきれいになってほしいということです。川の水がきたないと、まわりは、気持ちよくないでしょう。川の水がきたないと、気持ちよく遊べないので、土手で遊ぶ人が少なくなるかもしれません。大和川での楽しい、いい思い出がなくなってしまいます。
でも、今の大和川の水は、少しずつきれいになってきています。川の水がきれいになると、まわりの人は、気持ちよくなるし、気持ちよく遊べることができます。なので、土手などで遊ぶ人が多くなります。そして、大和川での楽しい、いい思い出がたくさん増えると思います。大和川は、元気あふれる川に絶対なれると思います。
ぼくは、大和川が、世界一きれいで、世界一元気あふれる川になってほしいです。そのためにも、僕たちががんばっていきたいです。


<近畿地方整備局長賞>

「昔の川はきれかった」

葛城市立當麻小学校 小学校5年

私のじいじはいつも言います。
「昔は、どこの川もきれかった…。」
どこの川も泳ぎたくなるような川だったそうです。夏はプールがわりだったそうです。いろんな話を聞いていると(いいなぁ)と思う話がいっぱいです。私は昔の川と今の川と何がちがうかじいじと考えました。
学校で勉強した様に、せんざいを使いすぎないこと。ゴミを捨てないと言うことです。昔は今みたいにこんなにせんざいを使うことはなかったそうです。ゴミも昔は、川へおべん当を持っていっても家のおべん当ばこだったけど今は、にもつにならないように捨てれるおべん当ばこだったり、ゴミになるものばかりです。
川でバーベキューをするのは、とっても楽しいです。でもじいじは、
「今の人はゴミを持って帰らず捨てて帰るからダメやねぇ~…。」
と言います。そう言われると少しかなしくなります。なぜかと言うと、家族で出かけてもゴミ箱がある場合は捨てて帰ったりするけどゴミ箱がなかったらちゃんと持って帰っているのに「今の人はゴミを持って帰らず捨てて帰るからだめやねぇ~…。」とじいじが言うからです。
でも、じいじがそう言うのもわかります。きょ年の夏にこんなことがあったからです。じいじの家に行ったとき、電車に乗ってそこから一時間半くらい歩いた所の川に遊びに行くことにしました。そこは山の方であんまり人もこないところです。じいじの話では、そこには小さなたきみたいなのがあったり岩からドボンと飛びこめたりできるって聞いていたのでとても楽しみでした。じいじがいつもいっていた「昔の川」みたいなんだろうとワクワクドキドキしました。でも、その場所に着いた時わたしも、お兄ちゃんも、お母さんも、じいじもとまってしまいました。なぜかというと、たくさんのゴミがあったからです。ゴミというより今の今までバーベキューしてたかのようなそのまんまだったのです。
お肉をやくあみも、スーパーで買ってきたお肉のパックも、お肉ののこりも紙皿や紙コップ、ペットボトルにお酒、わりばしも使っていないたくさん残った分も、ぐん手もタオルもスーパーのふくろもとびちっていました。
「こんなの見たことない…。」
と、お母さんがいいました。
じいじもお母さんもこういうことは、はじめてだそうです。みんなで片付けようとしましたが、お肉はきたないし、ガラスのビンはわれているし、くしもあぶないからって、お母さんが一人で片付けてくれました。
私とお兄ちゃんとじいじはもう少しおくのとびこめる川へ行って遊びました。すごく楽しかったのになぜか、心のそこからは楽しめなかったです。
ちゃんと気を付けている人もいるのに、わざわざ拾ってくれる人もいるのに、でもこうやって捨てる人がいるかぎり川も自然もきれくはならないと思います。大和川もワーストに入っていますがきれいな川になる理由はどの川も同じだと思います。大和川も昔は泳げるきれいな川だったと去年の大和川の係の人に聞きました。
大和川も早く昔みたいにおよげるきれいな川になってほしいと思います。


<大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞>

「夕日の光」

大阪市立矢田東小学校 小学校6年

ぼくは、だいぶ前に、大和川で友達と遊んだことがあります。その時、色々な遊びをしました。サッカーや競争、キャッチボールなどをしました。お昼ご飯も食べました。朝から、夕方まで遊びました。その時大和川を見るとすごくきれいな景色がありました。夕日がオレンジ色に輝いていて、その光を大和川が反射して、辺り一面がオレンジ色になっていて、きれいでした。それ以来、その景色をもう一度でもいいから見てみたいと思いました。何度か大和川に行きました。でも見ることができませんでした。ある日、サッカーの練習をしに行きました。帰る時、大和川を見てると、あの日の景色がありました。夕日の光がオレンジに輝いていて、その光が反射して一面がオレンジになっていました。ぼくは、思わず、
「うわっ。」
と言ってしまいました。友達も同じように、
「わぁ、すごい。」
と言っていました。その時、友達が、
「大和川、きれいになってほしいな。」
と言いながら思っていました。ぼくは、
「うん、そうだな。」
友達もぼくも同じ思いでした。
ぼくは、二回見たこのオレンジの夕日の光の景色は、ぼくの大切な思い出です。


<大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞>

「大和の、そうじに参加して」

三郷町立三郷北小学校 小学校4年

わたしは、おじいちゃんと弟で大和川の岸のそうじに、初めて、行きました。今回参加したのは王寺がわで、想像していたよりきたなかったので、びっくりしました。どのような様子だったのかと言うと、せっかくきれいな花がさいているのに、かれた葉っぱや木のぼう、ガラス、空カンなどたくさんのゴミに、うまっていました。がんばって取りのぞきましたが、まだまだ、きれいにならなかったので、
「どれだけいっぱいあるのか!?」
とかなしく思いました。これでは、風景のスケッチをしている人や遊びに来た人が、気分よく、すごせません。それに草が、おいしげっていると、不しん者がかくれていたり、きけんなものが落ちていても気づかずに、ケガをするかもしれません。もう一つ気がついたのが、でんきがないことです。これだと、夜になれば、道がわからず、川に落ちてしまう人もいるかもしれません。
このことから、わたしが、してほしいことは、草をとりのぞき、ごみをなくすことと、夜でんきがつくようにしてほしいです。大和川をきれいにすれば、安全と自ぜんを守ることが出来るのではないかと、考えます。
でも、わたしはでんきはつけることができません。わたしができることは、そうじです。だから、今後もクリーンデーに積極的に参加して、大和川を、きれいにする人になりたいです。わたしは、友だちを、よんで、いっしょにやりたいです。


<大和川水環境協議会賞>

「大和川わくわくたん険たい」

柏原市立堅下北小学校 小学校4年

わたしは、大和川わくわくたん険たいに参加しました。
最初は、きたない水だと思っていたので、川に入るのがふあんでした。でも、入ってみると、魚がいっぱい泳いでいる、きれいな川でした。
わたしは、あみでスジエビやメダカをたくさんとりました。弟は、フナもつかまえました。
とあみ体験もしました。いちにのさんで声を合わせてあみをしかけました。しばらく待って、わくわくしながら中を見てみると、30センチくらいのアユが3びき入っていました。アユは、きれいな水に住む魚だと教えていただいて、大和川はきれいな川なんだなと、とてもうれしく思いました。わたしは、そのアユをはじめてそっと手にのせてさわってみました。ざらざらしているところやつるつるしているところがあっておもしろかったです。
この大和川わくわくたん険で、「目」で見て、「手」でさわって、「耳」で聞いて「心」で感じることができて、とてもいい勉強になりました。
わたしは、大和川について、もっともっと色々な事が知りたくなりました。
わたしは、大和川があるかし原市が大好きです。


<大和川水環境協議会賞>

「泳いでみたいな大和川」

葛城市立當麻小学校 小学校4年

ぼくは、学校で大和川のDVDを見ました。そこには、大和川をよごさないきまりが三つありました。「のこさない」「ふき取る」「流さない」といっていました。ぼくが取り組んでいるのは、「のこさない」と「流さない」です。ぼくは食事の時は、出された物は全部食べるようにしています。また、食べれる分だけ自分でよそっています。どうしても食べれなかったらいつも次の日に食べています。ぼくは、「ふき取る」は、やっていません。ふき取らないとたくさんのきたないよごれた水がそのまま川に流れてしまい川がにごると知っているのにやっていません。だからぼくは、今日からやってみる事にしました。
お母さんは三つのきまりを全部やっていました。とくにぼくがやっていない「ふき取る」をやっていたのでビックリしました。食器に付いたひどいよごれは、ふき取ってからあらっています。人じんのへたや皮は、ちゃんと三角コーナーにすてています。三角コーナーがないと野菜のくずなどは、川に流れ川がよごれてしまいます。
大和川の勉強をして、
「お母さんのいつもやっている事は、川をよごさないようにしていたんだ。」
と気づき、お母さんは、すごいと思いました。
それにDVDでこんな事もやっていました。
「大和川は昔、泳げた。」
という事です。だからぼくは家族と協力して三つのルールを守り、大和川を泳げるようにしたいです。泳いでみたいです。


<大和川河川事務所長賞>

「大和川のすきなところ」

堺市立錦綾小学校 小学校3年

ぼくは大和川の近くにすんでいます。小さい時からよくさんぽに行っていました。いつも川には鳥がたくさん来ています。それから川の上では大すきなはんかい線が通っているのですてきな川です。でも川にごみをすててあったりしてとてもきたなくてかなしかったです。もっときれいな川になるようにぼくも考えました。みんながちゃんとごみをすてないようにしてごみはもって帰るかごみばこにすてるようにしたらもっともっときれいな川になってくれると思います。ぼくが小さい時からあそんだりした場所なのでいつまでもきれいな大和川であってほしいです。電車と車と人と鳥と魚がいる川はとてもいい川です。きたない川と言われたくないです。ぼくが大きくなって大人になってもきたない川と言われないようにこれからはごみを見つけたらちゃんとほかしたいと思います。川がきれいになるとたくさんの鳥が来て魚もふえて人もたくさん来てにぎやかな大和川になってくれることをおねがいしたいです。今は工事をしていますがこの川はすてきな場所なのでみんなに見てもらいたいです。ぼくにとって大和川はじまんの川です。きたない川とよばないでください。ぼくのじまんできる川であってほしいです。


<大和川河川事務所長賞>

「元気あふれる大和川」

堺市立浅香山小学校 小学校5年

私の家から大和川まで、自転車で五分程度で行けます。小さいころ大和川で石拾いや、魚取りに何度も行った事をおぼえています。でも、川がよごれていて悪臭ばかりでそれからは、行かなくなりました。
近くに浅香山公園があるので、公園にはよく遊びに行きます。でも、大和川に行く気にはなりません。四年生の時、学校でアユの子どもを大和川に放流する行事がありました。
前におじいちゃんに聞いた話では、「昔、日本一きたない川だったんだよ。」と、教えてくれました。しかし、行ってみたらきれいな大和川になっていました。これほどきれいになったのは、みんなの協力が大きな力になって、きれいになったんだと思いました。
今回も、夏休みの宿題でこのテーマで書くことになったので、おじいちゃんとおばあちゃんに大和川について聞きました。おじいちゃん達は、いつも早く起きて大和川ぞいを散歩しているのを知っていました。大和川から大阪市内に向かって、歩くそうです。朝早いのに、たくさんの人が自転車やランニングや犬の散歩をしている人が大勢いるそうです。川には、コイやボラや亀や色々な魚をそばで見る事ができて、川もきれいになったと話していました。なぜたくさんの人がこのコースを選んだか分かると言っていました。それは、四季それぞれの野鳥も虫も虫の声も変わっていく事がよく分かり、楽しい所であるからだと言っていました。雨がたくさんふった時の川、また、元にもどった時の川、上流からいろいろな物やゴミが流れてきます。でもそんな時、きれいにそうじしてくれるのも大雨と言っていました。最近川の近くに、高速道路が出きるので魚の居場所もなくなったので、おじいちゃん達は心配していると話してくれました。
私達の生活に大切な川の水も、みんなの力できれいになるように心がけようと思いました。しょう来は、水遊びもできる日本一の川になって、たくさんの人が遊びにくるようになればいいのにと思いました。


<大和川河川事務所長賞>

「大和川のために」

葛城市立當麻小学校 小学校4年

大和川は約六十年前までは、子どもたちが遊べるくらいきれいだったそうです。しかし昭和四十五年には、全国でもきたない川の一つになってしまいました。ではなぜきたなくなったのでしょう。
その理由は、生活はい水や工場はい水などさまざまですが、その中で一番川のよごれにえいきょうしているのは、生活はい水です。だから、生活はい水のよごれを少なくすれば、川はきれいになるはずです。
大和川の水しつのし料を見ると、十年前にくらべてほとんどの川は、きれいになっていました。でも、ぼくがショックだったのは、ぼくの住んでいる葛城市を通っている川は、めちゃくちゃきたなかったことです。なぜだろうと思って母に聞いてみると、
「大和川が一番きたなかったころと同じで、下水道がせいびされていない所が、まだあるからかなぁ。」
と、言っていました。
では下水道を使えば、どれだけ水をむだにしても、大和川はよごれないのでしょうか。
もしぼくが浄化センターの人だとして、毎日きたない水が大量に送られてきたとしたら、自分でもちょっとは水をむだにしない努力をしてよ、と思っていやになってしまいます。浄化センターの人がぼくと同じことを考えたら、浄化センターで働きたくなくなってしまうかもしれません。だから、下水道や浄化センターだけにたよるのではなく、それぞれの家庭でできる努力をした方がいいと思います。
ぼくはきれいな大和川を生きているうちにみたいです。そして自分の子どもや孫の世代水遊びができる、そんな川だらけになったらいいなと思います。そのために、ぼくが今できることをやっていこうと思います。



<大和川河川事務所長賞>

「きれいな大和川を目指して」

葛城市立當麻小学校 小学校4年

わたしが大和川について、知っていることは、二つあります。
一つ目は、大和川は昔、全国で一番水がよごれていましたが、最近では、少しずつきれいになってきているということです。わたしは前にキャンプで、べつの川へ遊びに行ったことがあります。その川は、とても水がすきとおっていて、小さな魚のむれがたくさん泳いでいました。この様子を見て、わたしは、とてもおどろきました。このような川がたくさんあると周りの人たちも気持ちよく過ごせるのになと思いました。大和川もいつか、このようになってほしいと思っています。
二つ目は、大和川によごれた水が流れていく一番の原いんは、家庭からの水なので、その水をきれいにしようとする取り組みが行われているということです。この活動を一部の人たちだけがするのではなく、みんなが、協力し合えばもっと良くなるのになと思いました。
この二つのことは、学校のじゅ業の中で知ることができました。これを知り、わたしは、大和川をもとどおりのきれいな水にするためには、たくさんのど力が必要だということが分かりました。その中で、わたしたちが出来ることは、とても小さなことかもしれないけれど、毎日続けていくことで、その成果は出てくると思います。例えば、食べのこしをしないようにしたり、食器やフライパンなどのよごれはふき取ってからあらうようにしたり、生ごみはわたしの家の畑に捨てるようにしたりすることです。
わたしは、このような工夫を家族で実せんし、ごみをへらし、家庭から出す水も、できるだけきれいにしようと心がけています。そして、大和川や自然が少しでもきれいになることを願っています。