
作文部門1
<最優秀賞 大阪府知事賞>
「生きている大和川」
大和川は、息をしている。
人間みたいに。
むかしは、息がしやすかったと思う。
子どもが泳いだり。魚を取ったり。
青いすきとおった青い、青い空の下で、
「キャーキャー。」
「ワーワー。」
いいながら、うれしく。楽しく。
でも今は、息がしにくい。
人間でいうと、きっと病気をしている。
川は、ゴミだらけ。いやなにおいがプーンとする。魚が死に、子どもは、泳ぎにきっともうこない。
だから、大和川は死にそう。おもい病気にかかったようだ。
くうきも、ふんいきも、山も、ビルもたって、大和川は、きっと、むかしにかえりたいだろうな。
でも大和川は、いきている。
大和川の回りの木がきられてるのを見てる。
「あ、そのきはきれないで。ぼくの、ぼくのともだち。」
と、大和川がさけぶ。すると、流れて来る石がいう。
「だいじょうぶ。ぼくたちがいるじゃない。草や、虫たちが。」
「そうだね。」
流れの速さは、大和川のこきゅう。
速い時は、大和川が、とっても元気。
けど流れの早さが、おそい時は、大和川がびょうきで、かぜをひいているみたい。
川は、よごれて、魚が死に、大和川が、かわいそう。
それをきれいにして、人間や自然がなおせる病気なら、早くなおして、川をきれいにして、わたしは、その川で、泳ぎたいな。
<最優秀賞 奈良県知事賞>
「ふるさと大和川」
智辨学園中学校1年
隣の町に桜の名所があります。毎年、春になると、川の両岸の桜が満開となり、多くの人達が花見に出かけ、たいへんなにぎわいとなります。数十年を経た樹木だけに、枝もりっぱで、川に長く垂れたその様子は、それは見事です。桜の花びらが川に浮かび、流れてゆくのもたいへんきれいです。川の流れも、このときばかりは、澄んできれいに見えるから不思議です。
でも、この川もよく見ると、ジュースの空き缶や、ビニールの切れっぱし、その他いろんな物が流れてゆきます。『水に流す』という言葉がありますが、ゴミもいっしょに流してしまおうとするのでしょうか。自分の所さえ良ければ、周囲はどうでも構わないと、考えているのでしょうか。しかし、地域社会の中で支えあって生活してゆこうとすれば、そのような考え方は、いつか人のつながりにも、ひびが入ってしまいます。このことは、川を守り育ててゆこうとすることでも、同じことが言えます。人々の心に少しでも川を清く美しくしようという思いがあれば、きっと澄んだきれいな大和川になると思います。見られていなければ、何をしてもという心構えはその人の心の貧しさの表れです。
川は、決して物を流すためにあるのではありません。人々の命を守る大変重要な役目を持っています。物を言わない川だけに、その恩恵を受けている私たちが、川の気持ちをくみとる必要があります。川も生きています。山で生を受けた水が、清らかなままで大海にたどりつこうと、頑張っている時、その途中で、人間の都合で水の命を断ってはいけないと思います。自分の足もとを流れてゆくこの水こそ、自然界に住む生き物にとっては、かけがえのないものだということを再認識し、自分たちの手で水を、川を守ってゆこうと思います。
隣の町に桜の名所があります。毎年、春になると、川の両岸の桜が満開となり、多くの人達が花見に出かけ、たいへんなにぎわいとなります。数十年を経た樹木だけに、枝もりっぱで、川に長く垂れたその様子は、それは見事です。桜の花びらが川に浮かび、流れてゆくのもたいへんきれいです。川の流れも、このときばかりは、澄んできれいに見えるから不思議です。
でも、この川もよく見ると、ジュースの空き缶や、ビニールの切れっぱし、その他いろんな物が流れてゆきます。『水に流す』という言葉がありますが、ゴミもいっしょに流してしまおうとするのでしょうか。自分の所さえ良ければ、周囲はどうでも構わないと、考えているのでしょうか。しかし、地域社会の中で支えあって生活してゆこうとすれば、そのような考え方は、いつか人のつながりにも、ひびが入ってしまいます。このことは、川を守り育ててゆこうとすることでも、同じことが言えます。人々の心に少しでも川を清く美しくしようという思いがあれば、きっと澄んだきれいな大和川になると思います。見られていなければ、何をしてもという心構えはその人の心の貧しさの表れです。
川は、決して物を流すためにあるのではありません。人々の命を守る大変重要な役目を持っています。物を言わない川だけに、その恩恵を受けている私たちが、川の気持ちをくみとる必要があります。川も生きています。山で生を受けた水が、清らかなままで大海にたどりつこうと、頑張っている時、その途中で、人間の都合で水の命を断ってはいけないと思います。自分の足もとを流れてゆくこの水こそ、自然界に住む生き物にとっては、かけがえのないものだということを再認識し、自分たちの手で水を、川を守ってゆこうと思います。
<最優秀賞 近畿地方建設局長賞>
「ごみのゆくえ」
大阪市立矢田北小学校5年
今年、五年生になった。時々、大和川へ、行く。そして思う。(きたない川やなぁー。大和川は、人間をうらんでるのかなぁー)ぼくはそのことを口にしないで、思うだけだった。時々、こう思う。(大和川は、今そうだんしているのとちゃうかなぁー。水を自由にあやつり、人間をこうずいに、まきこみ、人間を一人一人消していく計画を立てている。)そう思うと、こわくなる。四年生の時、バッタを取りに行ったことがある。その時ぼくは、ふと、大和川を見た。その時の大和川は、きれいだった。なぜかというと、夕日が大和川に当たり、反しゃして、きらきらと、かがやいていたからだ。その時、あみの中のバッタがにげた。それにも、きずかず、大和川を見ていた。(これで、ゴミや、へんなあわと、空がきれいやったら、いいのになー。)そう思っていた。それからまた、バッタ取りを続けた。次の日も大和川に行った。川を見ると、さまざまな物が流れて行った。ナスビやきゅうり、おやつのカスと、空カン。それらが、ぼくの目を通りすぎていった。(川は、どこに、つながって、いくかというと、海につながる。海の近くにすんでる人は、ゴミをうらまず、流した人をうらんで、のろっているかもしれない。)そんなことがないように、一人一人大和川をきれいにしていかないと、いけないと思う。川が美しくなるようにつれて、人の心もきれいになると思う。
今年、五年生になった。時々、大和川へ、行く。そして思う。(きたない川やなぁー。大和川は、人間をうらんでるのかなぁー)ぼくはそのことを口にしないで、思うだけだった。時々、こう思う。(大和川は、今そうだんしているのとちゃうかなぁー。水を自由にあやつり、人間をこうずいに、まきこみ、人間を一人一人消していく計画を立てている。)そう思うと、こわくなる。四年生の時、バッタを取りに行ったことがある。その時ぼくは、ふと、大和川を見た。その時の大和川は、きれいだった。なぜかというと、夕日が大和川に当たり、反しゃして、きらきらと、かがやいていたからだ。その時、あみの中のバッタがにげた。それにも、きずかず、大和川を見ていた。(これで、ゴミや、へんなあわと、空がきれいやったら、いいのになー。)そう思っていた。それからまた、バッタ取りを続けた。次の日も大和川に行った。川を見ると、さまざまな物が流れて行った。ナスビやきゅうり、おやつのカスと、空カン。それらが、ぼくの目を通りすぎていった。(川は、どこに、つながって、いくかというと、海につながる。海の近くにすんでる人は、ゴミをうらまず、流した人をうらんで、のろっているかもしれない。)そんなことがないように、一人一人大和川をきれいにしていかないと、いけないと思う。川が美しくなるようにつれて、人の心もきれいになると思う。
<最優秀賞 近畿地方建設局長賞>
「大和川をきれいに」
大和高田市立磐園小学校6年
わたしは、川が大好きです。川がきたないと、環境が悪くなるし、人間に与える影響は多大なものです。
それを考えずに、最近は、川にゴミを捨てる人が多くなってきました。その例にあげられるのが大和川です。大和川は年々よごれてきています。川をきれいにするように呼びかける人もいますが、協力してくれる人は、ほんのわずかで、ほとんどの人が、その時だけ協力して、あとは、また、川に平気でゴミを捨てているのです。そんなことでは、たてまえだけで、協力する気なんかないと見てもおかしくないはずです。
水道局の人や土木工事をしている人たちは、いろんな工夫をして、みんなに呼びかけています。それで、協力する人もいます。でも、ゴミだけが、川のよごれる原因を作っているわけではありません。工場の排水にも原因があるのです。よごれた水を流すため、その排水が川に流れ、川の水がきたなくなってしまうのです。ですから、排水は、人に害をおよぼすので、下水道を作ったりして工夫するべきなのです。
わたしたちも、ゴミはゴミ箱へ、かんはあきかん入れへと、ささいなことですが、きちんとすることが大切です。今からでもおそくありません。少しずつ確かに、川をきれにしていくのです。自分自身でも、たてまえだけにならないように、がんばって、川をきれいにしようと思います。大きなことをやりとげるには、大きな力が必要です。でも、大きな力は、小さな力の集まりです。一人の力が集まって、想像できないような大きな力になるはずです。まずは、自分、そして、そのまわりの人というように輪を広げ、手をつないで、クリーン作戦を進めていこうと決心しました。
わたしは、川が大好きです。川がきたないと、環境が悪くなるし、人間に与える影響は多大なものです。
それを考えずに、最近は、川にゴミを捨てる人が多くなってきました。その例にあげられるのが大和川です。大和川は年々よごれてきています。川をきれいにするように呼びかける人もいますが、協力してくれる人は、ほんのわずかで、ほとんどの人が、その時だけ協力して、あとは、また、川に平気でゴミを捨てているのです。そんなことでは、たてまえだけで、協力する気なんかないと見てもおかしくないはずです。
水道局の人や土木工事をしている人たちは、いろんな工夫をして、みんなに呼びかけています。それで、協力する人もいます。でも、ゴミだけが、川のよごれる原因を作っているわけではありません。工場の排水にも原因があるのです。よごれた水を流すため、その排水が川に流れ、川の水がきたなくなってしまうのです。ですから、排水は、人に害をおよぼすので、下水道を作ったりして工夫するべきなのです。
わたしたちも、ゴミはゴミ箱へ、かんはあきかん入れへと、ささいなことですが、きちんとすることが大切です。今からでもおそくありません。少しずつ確かに、川をきれにしていくのです。自分自身でも、たてまえだけにならないように、がんばって、川をきれいにしようと思います。大きなことをやりとげるには、大きな力が必要です。でも、大きな力は、小さな力の集まりです。一人の力が集まって、想像できないような大きな力になるはずです。まずは、自分、そして、そのまわりの人というように輪を広げ、手をつないで、クリーン作戦を進めていこうと決心しました。
<最優秀賞 大和川水質汚濁防止連絡協議会長賞>
「ふるさと大和川」
大阪市立矢田西中学校1年
このあいだ学校で大和川のクリーンキャンペーンへ行った。いったら、花火のかすやあきかん、犬のふんなどがたくさんあった。大和川の中にもおかしの箱がういていたり、かみなどたくさんのゴミがういていた。とても、きたなかった。みんなでいっしょうけんめいそうじをした。花火のかすをひろったり、犬のふんをハサミではさんでとったり、した。草には、川の水がかかって土だらけになってるものもいくつかあった。そんな草の土をおとしたり、川にながれているゴミをハサミでとったりしていた。そうじをしている時、男の子たちがはしってきて、「魚がおった。」と、さけんでいたのでみると、大きい魚が一ぴきとびはねていた。私はその時、こんなにきたない川にも魚がいっしょうけんめい、いきているんだなぁと思った。それと同じに、もっともっとたくさんの魚がいるといいのにな、この川がもっときれいになれば、魚もふえるんじゃないかなぁと思った。今からでも、昔のようなきれいな大和川にもどすために、あきかんや、犬のふんをとりのぞき、これからは捨てないようにしたらいいのになぁと思った。そして、私たちが大きくなった時に子供ができて、その子供をつれて大和川に行った時は、とってもきれいな大和川にもどっていたらいいなぁと思った。そしたら子供たちに、昔はこの川はとってもきたなかったんだけど、みんなで、きょうりょくしてきれいにしたんだよっておしえてあげたいと思う。そしたら、みんなで協力してきれいにしたことをみんながしると、もう二度ときたない大和川にならないと思うからだ。これからもみんなで大和川をきれいにし、矢田のシンボルにしたいなあと思う。
このあいだ学校で大和川のクリーンキャンペーンへ行った。いったら、花火のかすやあきかん、犬のふんなどがたくさんあった。大和川の中にもおかしの箱がういていたり、かみなどたくさんのゴミがういていた。とても、きたなかった。みんなでいっしょうけんめいそうじをした。花火のかすをひろったり、犬のふんをハサミではさんでとったり、した。草には、川の水がかかって土だらけになってるものもいくつかあった。そんな草の土をおとしたり、川にながれているゴミをハサミでとったりしていた。そうじをしている時、男の子たちがはしってきて、「魚がおった。」と、さけんでいたのでみると、大きい魚が一ぴきとびはねていた。私はその時、こんなにきたない川にも魚がいっしょうけんめい、いきているんだなぁと思った。それと同じに、もっともっとたくさんの魚がいるといいのにな、この川がもっときれいになれば、魚もふえるんじゃないかなぁと思った。今からでも、昔のようなきれいな大和川にもどすために、あきかんや、犬のふんをとりのぞき、これからは捨てないようにしたらいいのになぁと思った。そして、私たちが大きくなった時に子供ができて、その子供をつれて大和川に行った時は、とってもきれいな大和川にもどっていたらいいなぁと思った。そしたら子供たちに、昔はこの川はとってもきたなかったんだけど、みんなで、きょうりょくしてきれいにしたんだよっておしえてあげたいと思う。そしたら、みんなで協力してきれいにしたことをみんながしると、もう二度ときたない大和川にならないと思うからだ。これからもみんなで大和川をきれいにし、矢田のシンボルにしたいなあと思う。
<最優秀賞 大和川水質汚濁防止連絡協議会長賞>
「大和川の心」
川西町立唐院小学校5年
「ああ。わたしはなぜこんな姿になってしまったのだろう。わたしがおさないころは、川で洗たくをするお母さん。そのそばで魚を追いかける子供たち、しじみをとるおばあさん。一家そろって川へ来てくれたのに、今はなんとなくさびしいわたしなんだろう。」
大和川は、自分がおさないころを思い出していた。そして今の自分のみにくい姿に悲しんでいた。
「でも、悲しんではいられない。わたしにはたくさんの友達がいるんだ。」
大和川は、一人で悲しみ、一人で自分をはげましていた。
「あっそうだ。この前、魚さんが言ってたなあ。あちこちの友達が、昔のすがたによみがえっているって。人間たちが合せい洗ざいを使うのをやめて天然石けんを使ったり、農薬が川へ流れないように工夫したりしているそうだ。おかげで友達は昔の姿にもどっているし、ほたるが飛んでいるんだって。わたしもみんなが協力してくれれば、昔の姿にもどれるのになあ。」
大和川は、毎日一人でつぶやいていた。
そしてある日、大和川は空に向かってさけんだ。
「おうい。みんな、わたしも友達のようにきれいな姿にしておくれ。そして、みんなで楽しく遊ぼうよ・・・・・。わたしは信じている。みんながわたしを昔の姿にもどしてくれることを。」
「ああ。わたしはなぜこんな姿になってしまったのだろう。わたしがおさないころは、川で洗たくをするお母さん。そのそばで魚を追いかける子供たち、しじみをとるおばあさん。一家そろって川へ来てくれたのに、今はなんとなくさびしいわたしなんだろう。」
大和川は、自分がおさないころを思い出していた。そして今の自分のみにくい姿に悲しんでいた。
「でも、悲しんではいられない。わたしにはたくさんの友達がいるんだ。」
大和川は、一人で悲しみ、一人で自分をはげましていた。
「あっそうだ。この前、魚さんが言ってたなあ。あちこちの友達が、昔のすがたによみがえっているって。人間たちが合せい洗ざいを使うのをやめて天然石けんを使ったり、農薬が川へ流れないように工夫したりしているそうだ。おかげで友達は昔の姿にもどっているし、ほたるが飛んでいるんだって。わたしもみんなが協力してくれれば、昔の姿にもどれるのになあ。」
大和川は、毎日一人でつぶやいていた。
そしてある日、大和川は空に向かってさけんだ。
「おうい。みんな、わたしも友達のようにきれいな姿にしておくれ。そして、みんなで楽しく遊ぼうよ・・・・・。わたしは信じている。みんながわたしを昔の姿にもどしてくれることを。」
<優秀賞 大和川工事事務所長賞>
「ふるさと大和川」
柏原市立玉手小学校6年
わたしがここに来てからもう七年ほどたちました。そのとうじこの住宅は、家がぽつん、ぽつんと立っているだけでした。だから、となりの広っぱで遊べるのでお母さんもとても安心だったと思います。
石川もとてもきれいで玉手橋から魚が泳いでみえました。そのきれいな水がそそいでいる川は、大和川です。わたしは、石川より倍きれいだと想像しました。お母さんといっしょに車で買い物に行きました。ちょうと大和川の横を通りました。わたしは、どんな川かと見て見ると、想像とは、おおちがいです。あきカンやおかしの姿、ゴミなどがいっぱいです。小さい時のわたしだったのでゴミの川だと思いました。それから七年後、今では、住宅もたくさんできて、広っぱが一つもありません。石川もきれいにせい地されていますが、川はあのころとは、反対でちっともきれいではありません。そんな水がそそぎこむ大和川はもっともっときたないです。ゴミというように、なま優しいものでは、ありません。きたない、きたないものがうようよと、いっしょに流れているのです。
わたしは、またあのころのようになってほしいと思います。
そりゃあ、住宅をへらすことはできません。でも川は、きれいにすることができるのではないでしょうか。みんなが協力して、ゴミをへらし、洗ざいなどの、化学製品をへらせばよいのですから……。でもそれは、かん単では、ありません。でもできないことでもないからです。
今、大和川は、日本で二位の記録です。でもそれは、きたないからです。それが、一番きれいなのは、日本では、二位といわれたいです。ゴミが一つでもなくなるように、みんなで協力して頑張らなければいけないと思います。
わたしがここに来てからもう七年ほどたちました。そのとうじこの住宅は、家がぽつん、ぽつんと立っているだけでした。だから、となりの広っぱで遊べるのでお母さんもとても安心だったと思います。
石川もとてもきれいで玉手橋から魚が泳いでみえました。そのきれいな水がそそいでいる川は、大和川です。わたしは、石川より倍きれいだと想像しました。お母さんといっしょに車で買い物に行きました。ちょうと大和川の横を通りました。わたしは、どんな川かと見て見ると、想像とは、おおちがいです。あきカンやおかしの姿、ゴミなどがいっぱいです。小さい時のわたしだったのでゴミの川だと思いました。それから七年後、今では、住宅もたくさんできて、広っぱが一つもありません。石川もきれいにせい地されていますが、川はあのころとは、反対でちっともきれいではありません。そんな水がそそぎこむ大和川はもっともっときたないです。ゴミというように、なま優しいものでは、ありません。きたない、きたないものがうようよと、いっしょに流れているのです。
わたしは、またあのころのようになってほしいと思います。
そりゃあ、住宅をへらすことはできません。でも川は、きれいにすることができるのではないでしょうか。みんなが協力して、ゴミをへらし、洗ざいなどの、化学製品をへらせばよいのですから……。でもそれは、かん単では、ありません。でもできないことでもないからです。
今、大和川は、日本で二位の記録です。でもそれは、きたないからです。それが、一番きれいなのは、日本では、二位といわれたいです。ゴミが一つでもなくなるように、みんなで協力して頑張らなければいけないと思います。
<優秀賞 大和川工事事務所長賞>
「大和川を元にもどそう」
橿原市立耳成小学校3年
お父さんが、言いました。
「夏になったら、大和川へ泳ぎに、行ったんやで。水は、きれいし、コイやフナが、手づかみで、たくさん、とれたよ。」と。
わたしは、思わず
「うそやろ。」
と、言ってしまいました。
今は、川に、ちょっと入っただけでも、足は、ドロドロになるし、ビニールぶくろや、あきかんなどの、ゴミだらけで、水も、きたないです。
前は、水の中を、およいでいる魚が、見えるくらい、きれいだった川が、いつのまにか、しんじられないくらいの、きたない川に、なってしまったんです。
それは、工場のきたない水を、へい気で、ながしたり、ゴミをすてたりして、みんなでみんなの自ぜんを、こわしてしまったからです。
わたしは、今まで、川に、ゴミをすてたりして、川をよごしたことは、ありません。ゴミを、見つけたら、ひろおうと思います。
みんなが、同じ気持ちになって、力を合わせたら、きっといつか、お父さんが、子どものころ泳いだ思い出のある大和川に、もどると思います。
わたしは、ぜったい、そのきれいな大和川で魚をとったり、およいだりしてみたいです。
お父さんが、言いました。
「夏になったら、大和川へ泳ぎに、行ったんやで。水は、きれいし、コイやフナが、手づかみで、たくさん、とれたよ。」と。
わたしは、思わず
「うそやろ。」
と、言ってしまいました。
今は、川に、ちょっと入っただけでも、足は、ドロドロになるし、ビニールぶくろや、あきかんなどの、ゴミだらけで、水も、きたないです。
前は、水の中を、およいでいる魚が、見えるくらい、きれいだった川が、いつのまにか、しんじられないくらいの、きたない川に、なってしまったんです。
それは、工場のきたない水を、へい気で、ながしたり、ゴミをすてたりして、みんなでみんなの自ぜんを、こわしてしまったからです。
わたしは、今まで、川に、ゴミをすてたりして、川をよごしたことは、ありません。ゴミを、見つけたら、ひろおうと思います。
みんなが、同じ気持ちになって、力を合わせたら、きっといつか、お父さんが、子どものころ泳いだ思い出のある大和川に、もどると思います。
わたしは、ぜったい、そのきれいな大和川で魚をとったり、およいだりしてみたいです。
<優秀賞 大和川工事事務所長賞>
「ふるさと大和川」
柏原市立玉手小学校6年
ぼくは、大和川にずいぶんおせわになっています。河川じきで野球をしたり、釣りをしたり夏になると花火をして遊びました。
ぼくは、釣りが大すきで大和川でよく釣っています。子どもだけで行っては、いけないのですが友達と行ったりお父さんと行ったりたまには、お兄ちゃんとも釣っています。釣りへ行くと、いっつも顔の見たことのある人がいます。はげのおじさんや、大ごい釣りの名人のおじさんや教育おじいさんがいます。はげのおじさんは、釣りに来る時はいっつも子どもをつれてきて魚が釣れたら子どもの遊びあいてにしています。
大ごい釣りの名人のおじさんは、たまに釣れない時もあるけどほとんど大ものをつっている。それにおじさん独特のまち方で魚がくるのをまっています。
教育おじいさんは、きつくおこってこわいけど、おじいさんの言ってくれた事や、やってくれた事は、すごく釣れる。ぼくが今釣っている釣り方もおじいさんに教わった。
でも、すごくくちうるさいのでたまに、
(なんやあのおっさん)と思った事がある。
「いまゴミがながれてるところになげるんやどわかったか。」
などは、いいがもっとひどい言葉もあるけどなぜか、おじいさんとは仲がいい。
なにをやっていてもそうだけどやっぱり、友達は、だんだんできてくるものだと思った。
そんな大和川は、ぼくたちになくてはならないものだと思う。
ぼくは、大和川にずいぶんおせわになっています。河川じきで野球をしたり、釣りをしたり夏になると花火をして遊びました。
ぼくは、釣りが大すきで大和川でよく釣っています。子どもだけで行っては、いけないのですが友達と行ったりお父さんと行ったりたまには、お兄ちゃんとも釣っています。釣りへ行くと、いっつも顔の見たことのある人がいます。はげのおじさんや、大ごい釣りの名人のおじさんや教育おじいさんがいます。はげのおじさんは、釣りに来る時はいっつも子どもをつれてきて魚が釣れたら子どもの遊びあいてにしています。
大ごい釣りの名人のおじさんは、たまに釣れない時もあるけどほとんど大ものをつっている。それにおじさん独特のまち方で魚がくるのをまっています。
教育おじいさんは、きつくおこってこわいけど、おじいさんの言ってくれた事や、やってくれた事は、すごく釣れる。ぼくが今釣っている釣り方もおじいさんに教わった。
でも、すごくくちうるさいのでたまに、
(なんやあのおっさん)と思った事がある。
「いまゴミがながれてるところになげるんやどわかったか。」
などは、いいがもっとひどい言葉もあるけどなぜか、おじいさんとは仲がいい。
なにをやっていてもそうだけどやっぱり、友達は、だんだんできてくるものだと思った。
そんな大和川は、ぼくたちになくてはならないものだと思う。
<優秀賞 大和川工事事務所長賞>
「昔にもどれ大和川」
大和高田市立磐園小学校6年
地図を見てみると、だいたい奈良盆地の辺りから川が通っているのが分かりました。
昔は、人が泳げるぐらいきれいだったそうです。でも、どうして今は、こんなきたないのか聞いてみると、工場のはい水、生活はい水など、きたないものを流しているのが分かりました。この大きな川をたよりに、どんどん、きたないものを流していき、気がつくと、もうこんなになっている。それなのに、まだ知らんぷりをして、どんどん流しこんでいってます。科学が発達していくのはよいことですが、そのために、川をぎせいにしていっています。川も生きています。人間は、いままで川の水などによってここまで育てられ、生きつづけられたのに、その川にごみのしまつをおしつけるのは、ぼくには、とても悲しいことです。みんなが川を思いやり、川をだいじにしていく心があれば、こうはならなかったはずです。
昔にもどれ大和川。
きれいになれよ大和川。
これ以上流しこんでいったら川が死んでしまいます。もしこの川が死んでしまったら、生活にどれだけ困るか。早く工場のはい水のしまつを考えていかなければならないと思います。
今からでもおそくはありません。
「とうとうこうなってしまったか。」
と、言わさないように川を見なおすことが大切だと思います。またそれをいつまでもわすれず、川を昔のようにもどすことに努めていかなければならないし、少しでも多くの人々がこのことを、心にとどめておいてほしいです。
どうかそのときがくるまで生き続けていてください、大和川さん。
地図を見てみると、だいたい奈良盆地の辺りから川が通っているのが分かりました。
昔は、人が泳げるぐらいきれいだったそうです。でも、どうして今は、こんなきたないのか聞いてみると、工場のはい水、生活はい水など、きたないものを流しているのが分かりました。この大きな川をたよりに、どんどん、きたないものを流していき、気がつくと、もうこんなになっている。それなのに、まだ知らんぷりをして、どんどん流しこんでいってます。科学が発達していくのはよいことですが、そのために、川をぎせいにしていっています。川も生きています。人間は、いままで川の水などによってここまで育てられ、生きつづけられたのに、その川にごみのしまつをおしつけるのは、ぼくには、とても悲しいことです。みんなが川を思いやり、川をだいじにしていく心があれば、こうはならなかったはずです。
昔にもどれ大和川。
きれいになれよ大和川。
これ以上流しこんでいったら川が死んでしまいます。もしこの川が死んでしまったら、生活にどれだけ困るか。早く工場のはい水のしまつを考えていかなければならないと思います。
今からでもおそくはありません。
「とうとうこうなってしまったか。」
と、言わさないように川を見なおすことが大切だと思います。またそれをいつまでもわすれず、川を昔のようにもどすことに努めていかなければならないし、少しでも多くの人々がこのことを、心にとどめておいてほしいです。
どうかそのときがくるまで生き続けていてください、大和川さん。