59.総合治水対策

59.総合治水対策

59.総合治水対策<そうごうちすいたいさく>

宅地造成などの開発が進んだ流域では、地面がコンクリートやアスファルトで覆われるようになり、降った雨がそのまますぐに川へ流れでて開発前と比べて洪水が起こりやすくなります。このため、従来の、河道の整備、調節池や放水路・排水機場の整備などの「治水対策」だけではなく、流域に降った雨が短時間で河川に流出しないように、新たな開発地に調整池を整備したり、学校・公園や一般の家屋に一時的に貯留する施設を整備したりする「流域対策」を行うことにより、流域全体で水害の軽減を行う対策のことです。