河川改修の方法

このように、河川改修を行っています

ひとたび大雨が降ると、氾濫しやすい大和川。 流域の安全性を高めるため河川の改修が必要です。

大和川では、洪水に対する安全性を高め、沿川の地域を水害から守るために、昭和12年より直轄事業として、河川の改修を進めています。また、河川の安全性を高めるとともに、親しみのもてる水辺づくりを進めています。

河川改修の方法

護 岸

侵食などから守るため、堤防や川岸を保護します。

堤防の嵩上げ

高さの足りない堤防を高くして、川から水があふれるのを防ぎます。

引 堤

川幅が狭く、流れの悪い箇所の川幅を拡げます。

河道の掘削

川底の浚渫・掘削を行います。
現在郡界橋(佐保川:大和郡山市)では、堤防の幅を広げ、河床を深くする工事を行なっています。これにより洪水を安全に下流へ流せるようになります。

多自然型川づくり

親水性および魚類・水生生物の保全をふまえた「低水護岸」(佐保川:大和郡山市付近)
生態系の保全と親水空間の活用を担った「低水護岸」(大和川:王寺町久度付近)
植物の生育を妨げないブロックを使用した護岸