石碑・道標

石碑・道標

中街道道標

「右 郡山 京/左 法隆寺 竜田 高田 高野/道 文化九申年(1812年)」と書かれています。
 
所在地:奈良県大和郡山市長安寺町

大和川付替碑

昔の大和川は、亀の瀬の下流の「築留」から北へ向かって流れ淀川へそそいでいました。
しかし、河内平野は低湿地であったた、たびたび洪水を起こしていました。
そこで、宝永元年(1704)に付替え工事が行われ、築留から西向きに流れ、堺の方へ流れる新しい大和川(現在の流路)が開通しました。
現在、この築留には大和川治水公園として、付替えの功労者である中甚兵衛の銅像や付替え碑などが整備されています。
 
所在地:大阪府柏原市上市2丁目

大阪夏の陣古戦場跡

玉手山は、大坂夏の陣(1615年)において徳川方・豊臣方が激突した古戦場です。
この戦いで豊臣方を率いていた後藤又兵衛基次は傷を受け、戦闘の指揮がとれなくなり、切腹したと伝えられています。
後藤又兵衛の碑は市立玉手山公園の中にあり、その碑の横には「後藤又兵衛のしだれ桜」という桜が植樹されています。また、他にも徳川方で討ち死にした奥田三郎右衛門らの碑も建てられています。
 
所在地:大阪府柏原市玉手町~片山町

代官助宗の碑

融念寺の境内に代官・助宗の「断恨碑」が建っています。
江戸時代中期の代官・助宗は、水害で困っていた農民のために、私財をを投げ打って排水路(現在の三代川)を掘りました。
しかし、幕府に許可無く、この改修を行ったということで、助宗は処刑されました。
明治になり、人々がその功績を讃え、この断恨碑を建てました。
 
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町目安1丁目