道明寺 古代氏族土師氏の氏寺として、土師寺が建立され、この土師寺が菅原道真の死後、道明寺と改称されました。 土師氏を祖先とする菅原道真は、都を離れ太宰府に赴く際に、土師寺に住んでいた伯母である覚寿尼に対して、「鳴けばこそ 別れも憂けれ 鳥の音の なからん里の あかつきもかな」と詠み別れを告げたとされています。 本尊である「十一面観音立像」は像高約1mの壇像彫刻であり、昭和27年に国宝に指定されています。 所在地:大阪府藤井寺市道明寺1-14-31