葛井寺 7世紀後半、辰孫王を祖先とする白猪氏(後の葛井氏)の氏寺として建立されました。 本尊は像高1.5mの半丈六の脱活乾漆造りの国宝「千手観音菩薩坐像」です。また、豊臣秀頼が寄進した四脚門は桃山様式を良く伝える建造物として、国指定の重要文化財となっています。 平安時代後半には、観音霊場として知られるようになり、江戸時代には西国三十三ヶ所の第5番札所として賑わいました。 所在地:大阪府藤井寺市藤井寺1丁目