番条環濠集落

番条環濠集落

佐保川東岸沿いの後背湿地を利用した長大な集落です。
集落は南北に長く、複雑な形で濠が取り巻いています。集落には、素盞鳴命(スサノオノミコト)、誉田別命(ホンタワケノミコト・応神天皇)を祭神とする熊野神社、本尊が大日如来像の阿弥陀院があります。
 
《藪大師(番条環濠集落内)》
番条集落では、毎月21日の弘法大師の命日に大師講が営まれています。この大師講の信仰の対象が、堤防ぞいにある藪大師です。石像の背中には、 文化三年(1806)に弘法大師の恩に報いるため建立したと刻まれています。
 
所在地:奈良県大和郡山市番条町