●天ヶ瀬ダムはどうしてできたの? | ||||
天ヶ瀬ダムは宇治川にあります。宇治川は上流側は瀬田川と呼ばれ、下流では木津川、桂川と合流して淀川と呼ばれます。 淀川は明治、大正、昭和に堤防が壊れる大洪水があり、中でも昭和28年には13号台風が淀川に大洪水をもたらし、この周辺に大きな被害を与えました。 そこで、昭和29年に天ヶ瀬ダムを宇治川上流に作ることとなり、総工費65億円をかけて昭和39年に天ヶ瀬ダムが完成しています。天ヶ瀬ダムの年齢は、35歳(平成11年時点)で、君たちのお父さんとお母さんとほぼ同じです。 天ヶ瀬ダム湖は、昭和63年に一般募集の中から平等院鳳凰堂にちなんで”鳳凰湖”と名付けられています。 |
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●天ヶ瀬ダムはどんなダム? | ||||
ダムの種類には重力ダム、アーチ式ダム、ロックフィルダムなどがあります。 天ヶ瀬ダムはドーム型アーチ式ダムです。天ヶ瀬ダムの流域(水の入る範囲)は352km2、琵琶湖の流域面線を合わせると4,200km2となります。 ダムの長さは264m(手をつなげて約200人分)高さは73m(背の高さでは約50人分)、ダムの中の水の量は26,280,000m3(甲子園球場約70杯分)です。 天ヶ瀬ダムの上流には揚水発電所の喜撰山発電所があります。揚水発電は、夜に余った電気を利用して喜撰山発電所に汲み上げて、朝から発電して天ヶ瀬ダムに水が送られています。 |
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●天ヶ瀬ダムは何をしてるの? | ||||
天ヶ瀬ダムの仕事は、洪水を防ぐこと、電気を作ること、飲み水にすることです。
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