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- 見に行ってみた天ケ瀬ダム
天ケ瀬ダム入口へ
休憩スペース/映像
トイレ
天ケ瀬ダム管理支所
国土交通省淀川ダム統合管理事務所の支所。
この中の操作室から、天ケ瀬ダムのゲートの操作を行っています。
大迫力のアーチ型通路
天ケ瀬ダムはドーム型アーチ式ダムと呼ばれ、堤頂上の通路は254メートルもあります。通路の先、右岸側に見える山並みは、天ケ瀬森林公園です。
森林公園の展望スペースからは、天ケ瀬ダムを一望することもできます。
管理用通路(キャットウォーク)
天ケ瀬ダムの管理に使用する通路です。一般の人はもちろん立入禁止ですが、
地域の観光振興を目的として開催される団体ツアーに参加頂くと、キャットウォークを歩いたり、
ダムの中の設備を見ることもできます。
2種類のゲート

天ケ瀬ダムには、2種類のゲートが備わっています。
下側の3門のゲートはコンジットゲートと呼ばれ、通常の洪水時にはこのゲートから放流を行っています。
上にある4門のゲートはクレストゲートと呼ばれるもので、ダムが完成してから、実は、たった1度しか使われたことがありません。
2013年9月台風18号の時の様子。
クレストゲートからの放水の奥にコンジットゲートからも放流している様子が確認できます。
ダム湖「鳳凰湖」
網場(あば)
鳳凰湖は周囲を山々に囲まれているため、洪水時には流介(流木や不法投棄されたゴミ等)が大量に流れてきます。
これらがゲートの操作の支障とならないようにダムサイトと、少し上流の2カ所に網場(あば)と呼ばれるネットをはって止めています。
流介の量は、その年の出水状況にもよりますが、一年で概ね150トン発生します。
取水口
ダム上流、左岸側に位置する天ケ瀬発電所の取水口。
ここから水を取り込み、天ケ瀬ダム下流、左岸側の発電所で発電を行っています。
すぐ隣には宇治浄水場へ繋がる水道用水の取水口があり、宇治市と周辺3市町の水道用水に利用されています。
艇庫
鳳凰湖を巡視するための巡視船が格納されています。
2本のレールを伝って、船が湖面に降りていきます。
天ケ瀬発電所
旧志津川発電所跡
ダム下流右岸側に見えるレンガ造りの建物は、旧志津川発電所です。
天ケ瀬ダムが完成する以前、ここから約3km上流に大峰ダムがあり、そのダムの水を使って志津川発電所で発電所を行っていましたが、天ケ瀬ダムの完成とともに大峰ダムと志津川発電所はその役割を終えました。
減勢池(げんせいち)
ダムの真下に見える施設は減勢池と呼ばれ、天ケ瀬ダムから放流された水の勢いを弱めてから宇治川に流す重要な役割があります。
減勢池そばから放流を間近にみると大迫力!天気の良い時は、虹がかかることも。
白虹橋(はっこうばし)

