周辺地域の歴史文化・名所 詳細

周辺地域の歴史文化・名所 詳細(ら行)

竜王山
栗東市東南部、鶏冠山の南に位置する山。標高605m。金勝山(標高612m)に次ぐ金勝山塊の第2峰。
西稜線をたどると茶沸観音(高さ約50cmの如来立像石寵仏)、狛坂磨崖仏があり、東方には古刹・金勝寺がある。
山頂北には、降雨を司る神としてあがめられた八大竜王を祀った小さな祠がある。

周辺には、耳岩、重ね岩、天狗岩などの巨石、奇岩が多い。また、樹木は大半がアカマツ林(一部ヒメコマツの混生)や、ヒノキ、スギの植林となっているが、金勝寺付近とそこから竜王山に至る尾根筋にかけて、一部モミ林が見られ、県内では数少ない貴重な植生となっている。
竜王山(信楽町牧より)
信楽盆地の北、信楽高原鉄道雲井駅の裏手にそびえる竜王山(標高521.7m)は、地元の牧地区の人々にとって心のよりどころとなっている中心的な山である。山頂には竜王神社があり、水の神として崇敬されている。
昔、早魃時には地元の人々が松明を持って、度々雨乞い祈願を行なったという。今でも毎年8月12日には朝早くから大勢が参拝のために登山している。