TOP
防災情報
ふくいの川
ふくいの道
事務所について
入札契約情報
お問合せ
きれいな水にすむ生物
トップ
ふくいの川
水生生物による水質判定
きれいな水にすむ生物
水質階級Ⅰの指標生物
きれいな水
水は透明で、川底まで見え、みなさんが川の中に入って遊びたくなるようなところです。川底には石がたくさんあります。また、川岸には植物があり、日陰もあります。
下に示すような生き物が住んでいます。
アミカ
頭から2本の触角を突き出し、ロボットのような形をしている。腹に6個の吸盤があり、吸盤で急流の岩の上についている。
ウズムシ
体の色は茶色、ねずみ色、黒色。体はやわらかく、切れやすい。また、体には節(体節)がない。
一般にプラナリアとよばれ、小川の浅い流れの石の上を流れるようにはう。
●まちがえやすい生物
ヒル類に似ているが、ヒル類には腹の前後の端に吸盤があり、シャクトリムシのように動く。
カワゲラ
尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のエラがある。足のツメは2本。
渓流の石の間や、流れがゆるやかで落ち葉などがたまっているところを好んですんでいる。
日本産は約150種類。
●まちがえやすい生物
カゲロウ類とまちがえやすいが、腹に木の葉状のエラがない。
サワガニ
甲羅の大きさは2~4cmで、色は赤味がかったものから青味がかったものまでおり、比較的浅いところの石の下にいる。
●まちがえやすい生物
海に近い川では、海からモクズガニが上がってくるが、モクズガニは、ハサミや足の背に毛が生えている。
ナガレトビケラ
体は細長いイモムシ状で、足は3対。腹の色はうすく、やや緑がかっている。頭と前の胸が固くなっているが他はやわらかい。
肉食の種類が多く、上流の水温の低い、きれいなところにいる。
幼虫は網や巣をつくらずに石の上や間を歩く。
ヒラタカゲロウ
足のツメは1本で、尾は長く2本。目が上についており、体全体が平たくカレイのような形。腹の両側に木の葉状の大きなエラがある。
流れの速いところの石に体を密着させて生活している。
●まちがえやすい生物
カワゲラとまちがえやすい。
ブユ
体はこげ茶色で、腹の後方が太くなっている。お尻に吸盤とエラがあり、吸盤で流れの速いところの石の表面や草についている。日本でおよそ30種。人の血を吸うのはアオキツメトゲブユを含めて5種類くらいである。
ヘビトンボ
大きな強いアゴをもち、腹に糸のような横にのびる長い突起があり、付け根にエラがある。
肉食性で他の水生昆虫をエサにする。川底の石の下にいる。
ヤマトビケラ
体は太くイモムシ状で、足は3対。色は茶色で、頭と胸は固くて茶色。亀の甲のような砂つぶの巣をかついでいるのですぐ分かる。
巣の下面には頭と尾部を出す穴がある。