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水生生物による水質判定
少しきたない水にすむ生物
水質階級Ⅱの指標生物
少しきたない水
周りには田んぼがあって、水がやや濁っているようなところです。川の中の石を持ち上げるとたくさんの生きものを見ることができます。海の水が混じっているところでも、石のあるところをさがしてみましょう。
下に示すような生き物が住んでいます。
イシマキガイ
殻は固く、石についている。主に海水が少し混ざっている汽水域にすんでいる。
オオシマトビケラ
頭から胸にかけて固く、うすい茶色である。他は茶色から緑色でやわらかく、頭の上部の平たい部分が広いのが特徴。
さなぎは石粒などを使って固めた巣で過ごす。
●まちがえやすい生物
シマトビケラとまちがえやすい
カワニナ
殻は細く、長い。殻の上部が欠けていることが多い(殻高1.5~3cm)。殻の表面は黄土色またはこげ茶色で、ザラザラしている。
石に付着していることもあるが、砂まじりの川底にいることもある。塩分のあるところにはいない。
ゲンジボタル
体は黒色で、胸の一番前の節(頭のように見える)に、トランプのスペードの模様がある。
ヘイケボタルはよく似ているが、ゲンジボタルの方が大きい。ヘイケボタルでは十文字形の模様がある。
コオニヤンマ
体は赤茶色で、薄い平らな広葉状あるいはうちわ状の形をしている。触覚もうちわ形。
流れの比較的おだやかなよどみの底で生活している。
コガタシマトビケラ
頭の先に小さなくぼみがあるのが特徴で、頭と胸は赤茶色をしている。
腹は鮮やかなうす緑色から緑がかった茶色、あるいは茶色などいろいろな色をしている。
スジエビ
体にはこげ茶色の模様があり、海水が少し混ざっている汽水域にもすんでいる。
●まちがえやすい生物
ヌマエビなどとまちがえやすい。
ヒラタドロムシ
体は固く、平たい円形か卵形で、色は黄色か茶色。足は3対あるが、背の方からは見えない。
流れの速い瀬の石の表面について生活している。
ヤマトシジミ
二枚貝で、殻は小さいうちは青緑色だが、成長すると黒色になる。
●まちがえやすい生物
マシジミとまちがえやすいが、マシジミは淡水にすんでいる。