1.4.1 概要
福井県の降雪量(年間合計)の平均値は、図1.2.7にみられるとおり海岸地方で100~200cm、平野部で200~300cm、山沿いでは600cm以上に達する。また、降雪量の経年変化をみると、図1.2.8のとおり昭和62年(1987)までは年平均降雪量の約260cmを境に20~30%程度の増減で推移してきたが、それ以降は少雪傾向が顕著に現れている。
平野部における年間降雪量の最大は、福井で昭和56年(1981)と昭和61年(1986)の622cmである。しかし、被害の面からみると昭和38年(1963)および昭和56年は記録的な豪雪となり、雪の重みによる家屋の倒壊・損壊や雪崩による死傷者の発生、積雪による道路等の被害、融雪による浸水被害などが発生した。
平野部における年間降雪量の最大は、福井で昭和56年(1981)と昭和61年(1986)の622cmである。しかし、被害の面からみると昭和38年(1963)および昭和56年は記録的な豪雪となり、雪の重みによる家屋の倒壊・損壊や雪崩による死傷者の発生、積雪による道路等の被害、融雪による浸水被害などが発生した。