
(1)白馬洞(和泉村)
洞内に石を放り込んだり、洞内を荒らしたりすると雨が降るといわれており、本来は水神であって、洞窟の奥には神秘的な地下水流があり、それが水神の本拠地であるとして信仰されていたのであろう。

(2)もみ仏(丸岡町)
昔、金屋の村の某家では米を粗末にして、はさ場にもみがこぼれていても拾おうとしなかった。
ある日の朝、はさ場でピカピカ光っているものがあり、そばへ行ってよく見ると、もみ殻が二つに開いて中の米粒が仏になって光っていた。これは一粒の米にも仏が宿っているという教えに違いないと思い、それからは米を大切にしたという。
このもみ仏は、現在でも土肥家に保管されている。
ある日の朝、はさ場でピカピカ光っているものがあり、そばへ行ってよく見ると、もみ殻が二つに開いて中の米粒が仏になって光っていた。これは一粒の米にも仏が宿っているという教えに違いないと思い、それからは米を大切にしたという。
このもみ仏は、現在でも土肥家に保管されている。