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記者発表

池田町(福井県)・揖斐川町(岐阜県)双方の道路周辺施設で来場者1.5倍

道路

<国道417号冠山峠道路 開通後の効果>

 国土交通省は「2050年、世界一、賢く・安全で持続可能な基盤ネットワークシステム(WISENET※)」の実現のための政策展開により、新時代の課題の解決と価値創造に貢献することを目指しています。
※WESENET2050 パフォーマンスマネジメントの実現(国土交通省HP https://www.mlit.go.jp/road/wisenet_policies/)
 国道417号冠山峠道路は、国直轄権限代行により整備を行い、令和5年11月19日に開通しました。
 この度、観光立国の推進、経済成長・物流強化の観点から、開通1年後の整備効果について取りまとめましたのでお知らせします。


■開通による主な整備効果

【1.交通状況の変化】
(1)冠山峠道路の交通量 (4月~11月(8月を除く))
   平日昼間12時間:598台/12時間
   休日昼間12時間:1,916台/12時間
(2)冠山峠道路開通により90分圏域の拡大
   池田町中心地※(福井県)から新たに揖斐川町・岐阜市など6市町に到達可能
   揖斐川町中心地※(岐阜県)から新たに池田町・福井市・越前市に到達可能
   ※町役場を起点に計測

【2.観光立国の推進】
(1)観光施設の賑わい
  ①道の駅『星のふる里ふじはし』の来場者数が前年比約1.5倍
  ②まちの駅『こって͡コテいけだ』の来場者数が前年比約1.5倍・売上が約1.5倍
  ③『ツリーピクニックアドベンチャー いけだ』の来場者数が前年比約1.3倍・売上が約1.2倍
  ④道のオアシス フォーシーズンテラス【令和6年4月27日オープン】
   約7ヵ月(4/27~10/31)で約14.8万人が来場 来訪者の約4割は中京圏
   ※来場者数・売上は令和5年4月~10月と令和6年4月~10月を比較
(2)観光資源の魅力が向上
   冠山峠道路の開通により、福井県・岐阜県境のアクセスが強化され観光資源の魅力が向上
   福井県・岐阜県を周遊する、新たな観光ツアーが企画され多くの観光客が利用

【3.経済成長・物流強化】
 ・福井県~岐阜県を跨ぐ新たな物流ルートが形成
 ・高速道路を使用するルートと比べて、走行距離が3割短縮

配布場所

近畿建設記者クラブ、大手前記者クラブ、福井県政記者クラブ、岐阜県政記者クラブ

問合せ先

■冠山峠道路事業に関すること
国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所 副所長  沼 勝雄 (内線 205)
TEL 0776₋35₋2661(代表)            計画課長 大森 功一(内線 261)

■冠山峠道路周辺の整備事業に関すること
福井県 土木部 道路建設課       参事(道路企画) 道久 英一
TEL 0776₋20₋0472(直通)        主任         平井 勝治

福井県 県土整備部 道路建設課     管理調整監    佐々木 康二
TEL 058₋272₋8520(直通)        企画係        木村 聡洋