九頭竜川流域誌


3.4 洪水予報

(1) 洪水予報指定区域等
  九頭竜川は、従来水防警報河川であったが、九頭竜川下流流域の社会資本、資産、土地の高度利用などによって重要度が大きくなり、平成3年(1991)3月に近畿地方建設局管内で、淀川・大和川・紀の川・由良川に次いで洪水予報指定河川に指定され、建設省・気象庁と共同で洪水予報が実施されるようになった。
(2) 洪水予測システム
  福井工事事務所は、洪水予報を発令するにあたり数時間後の水位を予測する必要があり、昭和50年(1975)にFM−11による貯留関数法によって洪水予測システムを作成した。その後、一部修正を加えて九頭竜川流域を流域と河道とに分割し、貯留関数法を用いて最大72時間の流出予測が可能なシステムとしている。
(3) 洪水予報連絡会連絡系統
  九頭竜川洪水予報連絡会連絡系統は、図5.1.3のとおりである。
図5.1.3 九頭竜川洪水予報連絡会連結系統


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