- 開会
- 挨拶
近畿地方整備局姫路工事事務所長 那須清吾
近畿地方整備局河川部長 坪香伸
- 設立準備会議構成メンバーの紹介
(別紙1参照:PDFファイル)
姫路工事事務所長より設立準備会議の構成メンバーの紹介とメンバー選定の考え方の説明が行われた。
- 流域委員会及び設立準備会議について
河川管理者より河川法の改正とその要点、揖保川河川整備計画策定の進め方、揖保川流域委員会及び設立準備会議について説明が行われた。
- 設立準備会議運用規定の承認
河川管理者より設立準備会議の運用規定(案)が提案され、構成メンバー全員の承認が得られた。
- 議長選出
設立準備会議議長には運用規定に従い、構成メンバーの互選により藤田正憲氏が選出された。
- 審議
- 設立準備会議の運営及び情報公開のあり方について
設立準備会議の運営方針として、以下のことが承認された。
- 河川管理者は設立準備会議構成メンバーから意見を求められた時、または議長の了解を得て説明や意見の表明を行うが、審議及びとりまとめには関与しないものとする。
- 設立準備会議審議結果の情報公開案について
設立準備会議審議結果の情報公開について、次の方針が決定された。
- 議事録は、概要および詳録を作成し、ともに公開する。
- 議事録の概要は、読む人に発言要旨が伝わる程度の内容とする。
- 議事録の詳録は、姫路工事事務所での文書閲覧と、ホームページからのダウンロードができるようにする。
- 議事録は、姫路工事事務所ホームページ、ニュースレター等を通じて公表する。
- 記者発表は適宜必要に応じて実施することとする。ただし、記事として取り上げてもらうために節目ごとに大きく発表するなど、効果的な発表方法を工夫する。
- 設立準備会議構成メンバーが審議内容に関する情報を独自に広く公表する場合は、事務局による公表後とする。
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主な発言内容
- 読んでもらえるような議事録を作成し、公表することが重要である。詳録をそのまま公表してもすべては読んでもらえないし、骨子だけでは短すぎるのではないか。
- 議事録の詳録を作成する必要はあるが、積極的に公表するのは概要に留め、詳録は問い合わせがあった場合に対応すればよいのではないか。
- 議事録の詳録についても、入手できるよう対応しておく必要がある。概要については積極的に発信し、詳録はホームページでダウンロードできるようにしておけば良いのではないか。
- 議事録の概要版をホームページ及びニュースレターで公表するが、情報量が多すぎると混乱するため、詳録の全文をホームページへ掲載する必要はなく、工事事務所での閲覧可とすれば良いのではないか。
- ニュースレターにしても、ホームページにしても読んでもらうものをつくろうとすれば、特集記事を掲載するなど、いろんな工夫が必要である。
- 個人的に発信しているメールでも、さまざまな立場の方の関心を高めることにつながる。流域委員会を立ち上げるまでに、このような情報公開方法についても検討する必要がある。
- メンバーが独自に情報を公表するのであれば、事務局が各メンバーに確認した議事録を公表した後とすることが原則となる。
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流域委員会の委員構成
流域委員会の委員構成について次の方針が決定された。なお、委員の追加については第2回設立準備会議を開催して引き続き審議することとなった。
- 設立準備会議の構成メンバーは、会議に先立ち委員就任辞退を事務局に申し出られた神田徹氏を除く全員を委員候補とする。
- 委員への自薦の申し出が1名あった(事務局が電子メールで文書を受け付け、電話で本人に意向確認を行った)。
- 構成メンバーから、以下の分野に詳しい方を委員として追加してはどうかという提案が出された。
各メンバーから出された分野
「水生生物・底生動物の専門家」、 「地下水・地質の専門家」、 「上流域の地域特性に詳しい方」、 「皮革産業の方」、 「グラウンドワーク等の活動グループの方」、
「漁業関係者の方」
- 以上の提案等を踏まえ、委員として追加する分野と委員候補については次回設立準備会議で引き続き審議する。
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主な発言内容
- 多くの分野の専門の方から意見を聴けるようにすることは重要であるが、委員会で審議する上で適正な人数の規模というものある。必ずしも発足時の委員として候補にあげられていなくても、委員の追加などで対応することもできるのではないか。
- 委員として追加しなくても、審議の段階で必要に応じて意見を聴くこともできる。
- 委員構成については、(後日の対応とせず)設立準備会議で十分議論した上で、流域委員会を立ち上げるべきと考える。
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流域委員会の運営のあり方について
流域委員会の運営について、規約に盛り込む条文が審議され、以下の内容を盛り込んだ規約 (別紙2参照:PDFファイル)が策定された。
- 流域委員会の委員は、審議ができる適正な規模を考慮して20名以内とする。
- 委員の追加は、具体的候補者を選定のうえ、委員会委員として追加するよう整備局長に要請することができることとする。
- 揖保川流域委員会に関わる審議は、常に委員全員で関わっていくことを方針とし、部会に関する条項は規定しない。
- 委員長の代理は、委員長が予め指名した委員が、職務を代理することとする。
- 委員会の成立条件は、委員総数の3分の2以上で成立することとする。
- 委員会の意思決定は、出席委員の過半数をもって行うこととする。
- 少数意見がある場合は、すべて付すこととする。
- 委員会への外部からの意見聴取は、専門的な知識を有する者に意見を聴くことができることとする。
- 一般傍聴者の発言の機会を必要に応じて設けることとする。
- 委員会及び委員会審議に関する情報は、原則として公開とする。
- 河川管理者は、情報公開に協力することとする。
- 庶務は近畿地方整備局が委託した民間企業が中立的立場で行うこととする。
- 規約改正は、委員総数の三分の二以上の同意を得て行うこととする。
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流域委員会の情報公開について
流域委員会の情報公開について、以下のことが決定された。
- 一般傍聴の受け付けは事前に申し込むことを原則とし、会場の収容人数に余裕がある場合は、当日会場での申し込みも受け付けるものとする。
- 事前申し込み者数が会場の収容人数を超える場合は事前抽選とする。
- 会議の開催案内の方法は、1.記者発表、2.インターネット、3.流域市町村へのポスターの掲示依頼、4.チラシの流域住民への配布、によるものとする。
- 当日の委員会資料の配布は、原則として傍聴者を含めすべての委員会参加者に配布することとする。
- 委員会資料について後日請求があった場合は、部数を制限して無償で送付することとする。
- 議事録は、詳録も含めすべて公表することとする。
- 審議結果の公表手段及び、一般住民からの委員会への意見の受け付け方法については、次回設立準備会議にて審議する。
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主な発言内容
- 会議開催案内は、ホームページで発信する以外にメールで発信する方法もあるので、表現としては「インターネット」で案内すること、とすべきではないか。
- 設立準備会議の議事概要の公表は、事務局がとりまとめ、各メンバーの確認を得てから公表することとしたが、委員会の情報公開のあり方については、再度設立準備会議を開催して十分議論しておく必要がある。
- 流域の関係市町を通じた情報公開が検討されているようだが、姫路市の場合、揖保川流域のエリアが限られている。姫路市役所にポスターがあっても効果は小さいと思われるので、網干地区等への広報方法を検討してほしい。
- 河川整備計画の策定に際しては一般の方に関与していただくことが重要である。委員会を応援してくれるような団体を育てていくために、メーリングリストなど様々な手段を用いて、関心を高めてもらうよう工夫してはどうか。
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- 一般傍聴者からの発言
一般傍聴より「揖保川の整備計画には林田川が含まれるのか」との質問があり、その場で河川管理者より「揖保川河川整備計画策定の対象区間は直轄管理区間(国の管理区間)であり、林田川の下流部も含まれます」との回答があった。
- 閉会
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以上 |