平成9年の河川法改正に伴い、これまでの「治水」「利水」に加えて「河川環境の整備と保全」が法の目的に追加されました(図-1参照)。
また、これまでの「工事実施基本計画」(図2-1)に代わって、長期的な河川整備の基本となるべき方針を示す「河川整備基本方針」と、今後20〜30年間の具体的な河川整備の内容を示す「河川整備計画」が策定されることになり、後者については、学識経験者、地域住民等の意見を反映する手続きが導入されました
(図2-2参照)。
図1 河川法改正の流れ
図2-1 以前の整備の計画制度
図2-2 新しい整備の計画制度
加古川流域委員会は、「加古川水系河川整備計画の案(国管理区間)」の策定にあたり、
- 河川整備計画の原案について意見を述べる
- 関係住民意見の反映のあり方について意見を述べる
ことを目的に設置しているものです。