基本理念
美しき水の流れ、再び。

豊かな水の流れは、産業を興し、ものを運ぶ原動力となり、いつの時代も変わらぬ美しさで、多くの人に親しまれてきました。しかし、揖保川・林田川では、近代化の波が押し寄せると共に、水は汚れ、魚の姿もいつしか消えていきました。
かつてのような美しい流れを取り戻すために、住民と行政が一体となって、平成6年に「清流ルネッサンス21」がスタートしました。ここでは、その成果が実り、澄んだ水にアユやトンボが集うようになるまでに、どんな取り組みが行われたのかについてご紹介します。
かつてのような美しい流れを取り戻すために、住民と行政が一体となって、平成6年に「清流ルネッサンス21」がスタートしました。ここでは、その成果が実り、澄んだ水にアユやトンボが集うようになるまでに、どんな取り組みが行われたのかについてご紹介します。
未来に、この清流を残すためにも。
川は生命を育む源です。古来から、人は川の水をさまざまな形で利用してきました。その川の美しさは、そのまま沿川の生活環境の質を語るものだとも言えるでしょう。清流ルネッサンス21の活動によって、美しく蘇った揖保川・林田川には、まるで水質調査の結果を知っているかのように、たくさんの魚や鳥、季節ごとの草花たちが戻ってきました。この自然が織りなす多彩な情景を楽しみ、水の流れの恩恵に預かりながら、豊かな自然環境を大切に守っていくことは、現代に生きる私たちの使命。川と親しみ、川を慈しむ心を、次の世代へとしっかり受け継いでいきたいものです。


