平成20年9月16日

国道43号沿道環境対策施設見学会

[事業の概要]

 兵庫国道事務所では、交通量が多い国道43号の沿道環境の改善を目的として、特殊車両自動計測装置を用いて違反車両に警告し、注意を促す「特殊車両対策」や、「環境防災緑地」や「緑地帯」の設置、音で騒音を打ち消す「アクティブ遮音壁」を設置するなど、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。

[見学会の概要]

 平成20年9月16日(火)、JICA集団研修生7名の方を対象として、最初に国道43号環境対策としてどんな取り組みをしているかを紹介するビデオを見ていただきました。その後、土壌の浄化機能を用いて、自動車排出ガスなどによって汚れた空気をきれいにする土壌大気浄化実験施設(西宮市浜脇町)と特殊車両取締基地 (尼崎市向島町)を現場見学していただきました。
 質疑応答では、低騒音舗装 に関する質問などをいただきました。

[参加者の感想]

「今回の43号の現地見学には大変驚かされた。これだけすごい道路を建設したうえに、さらにこれだけの環境対策を行っているということに感銘を受けた。」アレさん(セネガル)

「今回の現地視察は非常に印象的であった。日本の建設技術のレベルの高さは、ずば抜けている。技術的にも資金的にも我が国において簡単にまねることは容易ではないが、将来においてなにがしかの形で参考にさせていただきたいと思う。」アブさん(ガーナ)

空気の汚れ具合を測定し、リアルタイムにお知らせしている表示板についての説明状況

土壌大気浄化実験施設での説明状況 「土の中からきれいになった空気が出ています」

特殊車両取締基地での説明状況

特殊車両取締基地にて記念撮影