平成20年10月3日

国道43号沿道環境対策施設見学会

[事業の概要]

 兵庫国道事務所では、交通量が多い国道43号の沿道環境の改善を目的として、特殊車両自動計測装置を用いて違反車両に警告し、注意を促す「特殊車両対策」や、「環境防災緑地」や「緑地帯」の設置、音で騒音を打ち消す「アクティブ遮音壁」を設置するなど、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。

[見学会の概要]

 平成20年10月3日(金)、JICA集団研修生4名の方を対象として、最初に国道43号環境対策としてどんな取り組みをしているかを紹介するビデオを見ていただきました。その後、土壌の浄化機能を用いて、自動車排出ガスなどによって汚れた空気をきれいにする土壌大気浄化実験施設(西宮市浜脇町)と特殊車両取締基地 (尼崎市向島町)を現場見学していただきました。

[参加者の感想]

「今回の見学で感じたことは、環境対策、特に騒音対策に対して実に多くの対策がなされているという点です。日本という国がいかに地元住民の生活を守ろうとしたか、その努力の結果だと思います。」 ヘドミルトンさん(ブラジル)

「もし、22世紀をのぞけるとしたら、最新の技術を駆使し、環境対策を実践している先進国はやはり日本だと思います。私の国に関して言えば、日本の特殊車両取り締まりのシステムなどが導入できればと思いました。」 イナシオさん(パラオ)

音で音を消す仕組み(アクティブ遮音壁)についての説明状況

土壌大気浄化実験施設での説明状況

空気の汚れ具合を測定し、リアルタイムにお知らせしている表示板についての説明状況

特殊車両取締基地での説明状況