平成21年7月27日

兵庫国道管内事業見学会

[事業の概要]

 兵庫国道事務所では、交通量が多い国道43号の沿道環境の改善を目的として、特殊車両自動計測装置を用いて違反車両に警告し、注意を促す「特殊車両対策」や、「環境防災緑地」や「緑地帯」の設置、音で騒音を打ち消す「アクティブ遮音壁」を設置するなど、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。また共同溝により、地上にある電柱を取り除き、地下を這う公益物件を集約することで、まちの景観を美しく、そして交通・情報の行き来をスムーズにし、さらに災害にも強くなるよう取り組んでいます。

[見学会の概要]

 平成21年7月27日(月)、JICA集団研修の12名の方を対象として、特殊車両取締基地(尼崎市西向島町)、土壌大気浄化実験施設(西宮市浜脇町)、神戸共同溝、西脇トンネルを現場見学していただきました。

共同溝とは・・・
 私たちの暮らしを、快適で安定したものにするためには、電気・ガスといったエネルギーの供給や上下水道による給排水、電話等の通信システムといったライフラインの整備がかかせません。 これらライフラインを、道路の地下にまとめて収容する施設を「共同溝」といいます。共同溝は、路面掘削の制限、道路構造の保全、円滑な交通の確保を主な目的としていますが、先の阪神淡路 大震災でも証明されたように、ライフラインの防災面からも大きな期待が寄せられています。

特殊車両取締基地にて

土壌大気浄化実験施設にて

神戸共同溝にて

西脇トンネルにて