平成22年9月2日

兵庫国道管内事業見学会

[事業の概要]

 兵庫国道事務所では、交通量が多い国道43号の沿道環境の改善を目的として、特殊車両自動計測装置を用いて違反車両に警告し、注意を促す「特殊車両対策」や、「環境防災緑地」や「緑地帯」の設置、音で騒音を打ち消す「アクティブ遮音壁」を設置するなど、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。

[見学会の概要]

 平成22年9月2日(木)、JICA研修「アフリカ地域道路維持管理技術コース(B)」の方を対象として、最初に神戸共同溝を見学して頂きました。次に兵庫国道事務所において国道43号環境対策としてどんな取り組みをしているかを紹介するビデオを見ていただきました。その後国道43号に向かい、西宮市浜脇町の土壌を用いた大気浄化実験施設、尼崎市西向島町の特殊車両取締基地・特殊車両自動観測装置・アクティブ遮音壁・大気常時観測局の見学をしていただきました。

アクティブ遮音壁とは・・・
 道路を走る自動車からの騒音を低減するために、緑地帯の車道側に路面から5mの遮音壁を設置しています。
 アクティブ遮音壁は、マイクで騒音を拾い、正反対の位相の音をスピーカーから発生させます。これで、音を打ち消し合って騒音を低減させています。

沿道環境対策概要説明状況

土壌脱硝施設にて

大気常時観測局にて

特殊車両取締基地にて記念撮影